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これから先の暮らしの設えとして 2

 近年の日本人は、社会に大きく参加する事によって「居たくてもなかなか一緒に居られない自宅での暮らし」に、変な言い方になりますがいつしか「一緒にいることに対する憧れ」のようなものを見ながら住まいを語っていたようにも思えて来ます。長い時間、満員電車に揺られながら、会社という第二の暮らしの場所に赴き、あるいは学校という場所で大半の時間を過ごし、疲れて這う這うの体で帰宅して、家族と共にとれれば良い方で、満腹を満たすだけの食事を取って就寝してしまう。そこまで過酷では無いにしても、そんなルーティンを繰り返されていた方も少なく無いと思います。   

 住まいを語るときに、そこが出発点ですから、とにかく家族単位でまとまろうという思いが働いて、仲良く集うシーンばかりが意識されて住まいが構築されて来ました。LDKプランの開放空間はまさにそういう象徴だったかも知れません。ところが今度は皆で家に居ろという事態になって、事情は急激に変化してしまいました。週末には家族仲良くレジャーを楽しみ、ときには温泉やキャンプなどと場所を変えていたこともできなくなり、いよいよ住まいを「居場所」として、本当に練らなくては逃げ場がなくなってしまったという状況が「今」なのかも知れません。

 満たされない渇望からの家族の団欒というものが、今度は図らずも暮らしの基調としてすでにそこにあることから、発想をすこし変えていかなければならないのに、なかなか人間は順応できません。DVの増加やコロナ離婚などという問題は、まさにそういう劇的な暮らしの変化がもたらしているものだと言えるかも知れませんね。家族内でもそれぞれの距離間の変化に皆、戸惑っているのです。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:03 | comments(0) | - |
これから先の暮らしの設えとして 1

 福岡も長らく続いた緊急事態宣言が解除されて、街には徐々に人が戻りつつあります。ただ、欧米のメディアが伝えるかの地の新型コロナ感染拡大の有様からずれば、今この国がなぜ拡大が鈍化し落ち着きを取り戻し始めているのかが少しわからない気がします。絶対的に検査数が少なく、感染実態が掴めていないことは自明で、決定的な方法で押さえ込んだわけでも無いので、第二波、第三波というお話もありますのでひきつづき警戒は必要だと思います。

 現場から読み解くものがあるとすれば、日本人は室内では靴を脱ぎ、室内にあまり屋外のものを持ち込まない切り替えの意識が強いこと。公衆衛生に関して意識が高いこと。強制的で無いにしても、マスクの励行やソーシャルディスタンスなどの指導に極めて従順に淡々と実行する国民性などが取り上げられるのかも知れません。政府は日本型の成功などと浮かれたことを言っていますが、後手後手でほとんど失敗続きであることは否めず、世界の視線はこの現状を不思議だと捉えています。結果が良い方向であれば問題ないのですが、少なからず良い偶然が重なっているか、真実は別に隠されているかのどちらかということでしょう。

 今回の新型コロナウイルスの猛威は、私たちの暮らしを大きく変化させました。家庭内のDVの激増や、コロナ離婚なんて言葉まで生まれるほど、家族の中にも少なからず影響が出ている。住まいは、多分にそういうことに影響を及ぼします。今回はそんなことを書いてみたいと思います。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:38 | comments(0) | - |
これから先の住まい 5

 もし今住まいを建てようとお考えになられている方がいらっしゃるとすれば、世の中の変容ぶりにこれまでとは全く違う感覚を加味しなければならないことは誰しも感じていることなのかもしれません。住まいは今回のコロナ禍の発生で、いよいよ一個人をまもるべくシェルターの様相を増しました。皆が住まいの性能を改めて考え始めて、本当にそれで良いのかと思っておられるのかもしれません。

 この国のエコ・省エネはどことなく上っ面で、欧米のそれと比べると非常にレベルが低い事もお伝えしました。要はコテ付きの小技を効かして数値上の結果を広告することは上手いのですが、もっと根源的なところが上っ面なのです。ゼロエネルギーと言いながら省エネ家電ありきのような感覚もそれだと思います。基本的には、計算によって導かられる確かな断熱性能、現場現場の個体の計測検査によって得られる気密性能、空気の鮮度を担保するための有効な換気システムなど、ベーシックには私たちが30年やって来ている高性能住宅の手法が基本となって、確かな形で得られて行く基本性能が一番大切になるということだと思います。

 緊急事態宣言の解除はなりましたが、具体的な収束のでーたは何一つなく、これからの不安は解消されるものではありませんでした。まさに長期戦、これから豪雨や台風と言う被害が増して行く季節、体育館の避難所生活などというもの自体が今は想定できません。少しでも我が家が、自分を守ってくれる、電気が止まってもしばらくは許容温度で凌げる断熱性能の住まいというものを実現して行くべきだと思います。ハリボテの形だけの住まいからの卒業の始まりかも知れませんね。(おわり)

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| 若者・教育 | 07:34 | comments(0) | - |
これから先の住まい 4

 さて、住まいの温熱環境がこれからシビアに求められていくだろうということを書いて来ました。ここで改めて言えば、この国の住まいはおおよそ「省エネ」などというものを語るレベル以前の問題として、四季を通して快適を確保するというレベルに達してないと言わざるを得ないわけです。「いやいや各メーカー競って省エネ省エネと語っているではないか」と言われるかもしれません。ただ、これが冒頭で言いました基準となる物差しがひどく時代遅れでどうしようもないだけに、やっているフリはいくらでもできるのですが、現実はそのレベル以前の問題として快適が確保されていないということがままあるのです。日本人はとかく住まいを「坪単価」という難解な数値で目先のイニシャルコストだけを語りがちです。これがどれほどの性能で、どれくらい快適なのか、何年程度キープ出来る耐久性があるのかということはなかなか語られません。その挙句に損得は途中で当初の想いは霧散して、20年で建て直しを迫られて、住宅ローンだけが残っていくという悲劇が至るところで起こっているのです。

 社会基盤が揺るげば、自己防衛の本能がとぎすまされます。どうやって自分を守って行くかと考えれば、人生の9割以上を過ごす住まいのあり方というものが大切になってくるわけです。今もしかするとそういう志向の方は増えているのかもしれません。弊社へのお問い合わせも例年にまして、またこの社会状況の中にあっても増加傾向にあります。身が引き締まる思いが致しますが、そういう意味では住まいというものを改めて見つめ直す良い機会を与えられていねのかもしれませんね。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:37 | comments(0) | - |
これから先の住まい 3

 この季節になってくると、クールビズなる暑さ対策が問題になりますが、そんな中で時々、暑さ対策に「大型商業施設や公共施設などに出向いて涼を得よう」みたいなお話が、結構真面目に公的機関の広報などてでも語られているのをときどき目にします。呆れてものが言えないのですが、住まいの性能がチンケな分を、そういう場所で凌ぎましょうというお粗末な物言いなのです。本来は、そんなこと気にしなくて良い住まいをつくりましょうなのですが、この国の住まい事情を顕著に表している言葉かもしれません。年々猛暑の傾向にあり、室内での熱中症で命を落とすお年寄りも後を絶たないこの国の住宅事情を考えると早急にこういう感覚は改善しなければなりません。

 一度台風や豪雨被害になれば、地域の公民館や学校の体育館に身を寄せるというような状況が習慣化してしまっていますが、冷静に考えれば、自宅より体育館が安全というような有様は、すでに「先進国」などという言葉を使って良いレベルではないと思うのです。避難施設としての体育館に冷房装置を緊急配備して胸を張っているというのもいかがなものかで、本来はそれぞれの住まいがそういうレベルであれば良いわけで、常からそういう施策を打ち出していくことが必要だと思うのです。ましてやこの会のコロナ禍は、大きな空間にひしめき合って仮住まいするなどということが真逆に働く難題ですから、個々の住まいの性能を上げていくことこそが、こういうことの対策となるのだと思います。温熱性能だけでなくてプライバシー確保の観点からも、一箇所に集めるという手法は通用しません。心も体もそれぞれが自立できることをサポートするための設えが、これからの住まい作りには必要だと思います。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:04 | comments(0) | - |
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