建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
これからの季節 「暑くない」のつくりかた 2
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     木造住宅の場合、これからの季節の夏の蒸れに関しては、室内空気の温度だけではなく、天井や壁の面の温度から来る輻射(ほう射と同意)の影響が大きいことを書きました。屋根から入った熱が、ジワジワと天井を暖め、天井面の輻射熱を身体が感じるようになるのがどうも夕飯や晩酌時。お父さんはエアコンのリモコンをせわしなくピピッピピッと下げていきます。24℃いや23℃で全然効かないと下げていくと。お母さんが、「なんか冷える」とソファーで膝掛けなどを引っ張りだしてくる。もう訳が分かりません。こんな環境から効かないエアコン頼みと、エアコン嫌いが全国に多発しているのです。実はこんな状態の住まいが案外多いのです。これ、屋根面をしっかりと断熱しない限り解決策はありません。室温を下げることと同じくらい、実は天井や壁の面の温度を感じてしまいますから、いくら室内空気の温度を下げても効かないと言うことなのです。エアコンは実に毎時600㎥もの空気を吐き出す能力がありますから、空気の温度を所定まで下げる能力は相当あるのですが、ただ輻射をカバーするものではありません。もう少し言えば、ここを押さえれば、高い温度でも凌ぎやすい部屋になります。

     近年クールビズなどと言って、室温を28℃に設定しましょうなんてやってますね。「28℃で我慢しろなんてうちでは考えられない」と言われる方も多いかもしれませんが、これ、輻射の影響がなければありなんです。つまり、天井や壁の温度が一緒についてきてくれればということなんです。(つづく)

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    | 住まいづくりのヒント | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
    これからの季節 「暑くない」のつくりかた 1
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       いよいよジメジメムシムシの季節がやってきますね。夏は体力を奪う不快指数の連続にあらゆる効率が低下しがちですが、それを乗り切るための住まいづくりのお話です。

       夏も家の中が暑いのは、主に屋根・壁からジリジリと入って来る輻射熱の影響です。いわゆる三角屋根の三角の部分が異常に高温になり、それが各部屋の天井に伝わります。言わば天井面はフライパンをひっくり返したような状態です。フライパンが暖まったかどうかどうやって確認しますか?まさかジュって面を直接触りませんよね。手のひらをある程度近づけただけで暖まっていれば熱を感じますよね。これが輻射熱です。お父さんが会社から帰って晩酌にビールを口にする頃、午後からの照り返しで十分暖まった三角ゾーンの熱が、天井面から輻射でジリジリと感じられる。これが、何もしない場合の住まいの夏の暑さのメカニズムなんです。この状態で、エアコンをかけても、いくら設定温度をリモコンで下げても、涼しいと感じないという経験はないですか?先程来申し上げている輻射を感じているのであれば、室温をいくら力任せに下げたところで、輻射の感じ方は変わらないので、やはり暑いのです。ピピッピピッとリモコンの温度設定を下げていくのですが、仕舞に奥様が身体が冷えるからたまらないとエアコン嫌いの苦情を宣い始めると、もういけません。平和な家庭も夏の暑さに邪魔されてぎくしゃくし始めてしまいます。(つづく)

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      | 住まいづくりのヒント | 07:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
      暖かいと断熱は薄くていいと言うまやかし 5
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         今回は、「断熱」というものを温暖な地域ほど軽微に見るという感覚に疑問を投げかけました。熱とは、100℃も熱なら0℃も熱なのです。熱は熱いと書くから暖かい、高温のことをすぐイメージしてしまいますが、それが誤解の始まりかもしれません。考えてみれば、保温パックも保冷パックも同じように断熱材に包まれているものじゃありませんか?住まいも一緒なんです。地方に差があるとすれば、それは断熱の部位の力点の差や、熱が伝わる内外の方向で、根本の断熱という手法には変わりはないのです。断熱すればするほど、内部は屋外の影響を受けなくなってきます。それが省エネや快適に直接つながるのであれば、どんどんやればよいのです。

         時々、寒冷地で奮闘しているお仲間から、なぜ暖かいエリアの方達は、少し頑張ればすぐ超高性能なのに頑張らないんだろうと言われることがありますが、まさに、この切羽詰まってない感は、いつか拭わなければならないのだと思います。九州でもこの福岡の地などは、東京から見た「暖かいエリア」と言う誤解から割を食っています。結構みんな我慢し暮らしている。我慢していますが、節約出来ている訳ではないですよ。エネルギーがどんどん漏れている住まいに住んで、快適ではないことを我慢しているのです。「快適」と「省エネ」の為には適正なレベルまでの一定の断熱性能が住まいには不可欠です。そのことを皆さんとともに共有していきたいと思います。(おわり)

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        | 住まいづくりのヒント | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
        暖かいと断熱は薄くていいと言うまやかし 4
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           最近では、札幌にも蝦夷梅雨(えぞつゆ)と言う湿気の多い季節が存在すると言います。昔は札幌には暖房装置はあっても、温度を下げるエアコンはさほど普及していませんでしたが、最近はそういう湿気の事もあって、冷暖房完備が普通になてきているそうです。これも温暖化の影響でしょうか。ヒートアイランドの影響はご多分に漏れず九州にも押し寄せていて、「木陰の涼しさ」などと言うものも都心部では余り感じることがなくなりました。最近の夏の屋外は、重たい熱の固まりのような空気に満たされています。室内にこの環境を持ち込んでは思考も体力も吹っ飛んでしまいます。申し訳なくも少しだけ室温を下げて凌ぐのですが、その時にこの断熱性能が効いてくるということは、ここまでのお話でわかると思います。断熱は、夏のものでもあります。パッシブ的な思考と融合させれば、冬は日射を部屋に取れ込むことで暖房のエネルギーを軽減し、少しでも熱が逃げないように断熱性能を確保します。夏は今度は日射を色々な方法で遮蔽し、少し温度を捨てて、外皮から余計な熱が入って来ないように断熱性能を堅持します。つまり断熱性能は快適な室温を通年でキープする技術なのです。

           我慢を減らすと言うレベルの物差しでは、あるいは温暖な地域は軽微にと言うことになってしまいます。しかし本当に「快適」であることの担保だったり、少しでも小さいエネルギーで室温をキープする「省エネ」であったりする物差しでは、温暖な九州でも、然るべき断熱性能が求められるのです。ここを間違えると折角エコハウスにしたつもりで建てられても、言葉ばかりが先行して何となくお茶を濁した住まいになってしまいますから注意が必要です。(つづく)

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          | 住まいづくりのヒント | 06:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
          暖かいと断熱は薄くていいと言うまやかし 3
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             「断熱」とは「熱」を断(た)つ技術であって、「熱」とここで言うのは温度と理解してもよいかもしれません。つまり、暑さ限定とか、寒さ限定の断熱がある訳ではなく、内外の熱を断つ訳ですから、言い換えれば、放っておけば平均化していくその温度差を出来るだけ長く温存する技術だと理解するのが近いと思います。つまり、寒さ対策は暑さ対策でもあります。お仲間が多い札幌を例にとると、例えばおおざっぱに、年間で冬マイナス10℃くらいから夏プラス30℃くらいまでの気温の巾が40℃くらいあるとすると、福岡も冬0℃くらいから夏40℃くらいまでの気温の巾40℃くらいを快適な温度に制御する必要がある訳です。どちらも制御する温度の巾は40℃。条件はさほど変わらなくないでしょうか。人が「快適だ」と感じる温度に帳尻を合わせる為に、この温度巾の差を埋めていくエネルギーを最小限にする為の断熱性能に、寒冷地も温暖地も違いはないと思いませんか?確かに、快適などと言うレベルではない、我慢の度合い的に考えると、マイナス10℃の極寒よりは40℃近いうだるような暑さの方がまだ不快ながら凌ぎようがあるかもしれない。差と言ってもそのレベルなのです。只、近年屋内での熱中症によりお年寄りが亡くなるなどの事故がありますが、認識よりも身体に負荷がかかっている証拠です。どんな物差しで語るかで大きく表現は変わってきますが、省エネと快適をごくまじめに考えると、40℃の温度巾を制御すると言う意味では条件はさほど変わらないのです。

             この観点に立つと、九州だから断熱材は薄くて良いというお話は成り立たない。もっとハイレベルでは多少温暖な方が快適領域に近い為に有利なことはあるかもしけませんが、日本の住まい全体としてまだまだそんなレベルには達していなくて、全国何処でも圧倒的に断熱性能が足りないのです。(つづく)

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            | 住まいづくりのヒント | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
            暖かいと断熱は薄くていいと言うまやかし 2
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               「断熱」は冬暖かくなるためものという理解では、比較的温暖な九州では「薄くて良い」という変な事になってしまいます。実は、国が示す省エネ基準も、南西に下るほど仕様が甘く設定されていると言う実情があります。本当の「省エネ」や「快適」ではこういう物差しではいけないと思うのですが、「断熱」は寒さしのぎだと言う安直な理解がすべてこういうことになっているのだと思います。やはり、日本でこういう技術が先に進んだのは寒冷地である北海道であり、当時私たちは北海道に色々なことを教えてもらいました。そういう起源があるから、断熱は「北のもの」という印象があるのかもしれません。また、私はいわゆる「言霊(ことたま)」説をとっていて、断熱のダンの音が、温かいイメージを連想させがちなので寒さ対策のイメージが強いのかもしれないと思ったりするのです。例えば、「遮断熱」とか「切断熱」と言う言葉だったら、イメージは随分違うかもしれません。冬にした断熱も、夏の暑さに対する対策にもなる訳ですから、この誤解の始まりを少し白紙に戻すことからはじめなければならないのだと思います。「夏にどてら着て、マフラー巻く暑さ対策があるか!」と一括されそうですが、勿論着衣なら、冬は防寒の重ね着、夏はとにかく脱いで裸になるということですね。建物は、夏脱げないのです。だから内部がなるべく暖まらないように整えて小さいエネルギーでちょっと熱の引き算をするのです。裸になった方がいいと言いながら、隙間だらけの住まいを作って、中で何台もエアコンを回しているのが現状と言えないでしょうか。(つづく)

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              | 住まいづくりのヒント | 07:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
              暖かいと断熱は薄くていいと言うまやかし 1
              0

                 よく九州の地で仕事をしている身として、「断熱なんか北国のもので、温暖な九州では必要ない」と言われつづけてきました。福岡は日本海側の気候で、冬は案外寒いのですが、子どもの頃から暖かい暖かいと刷り込まれます。当時の小中学校の教室には暖房設備はなく、教室の後のバケツの水には薄氷が張るような冬でも、「何言ってんだ北国なんかよりずっとまし」だと言われてきたのです。私が幼い頃、私の面倒を良く見てくれた母方の祖母は山梨県甲府の産で、秋風がちょっと吹くと「寒いと何も出来ない」と私に長袖の肌着を着せ、タイツをはかせる祖母でした。雪深い土地の人だったから、寒さ対策にはとても敏感だったのかもしれません。自ずと近所の幼なじみと私には服装に微妙な差が生まれ始めます。仲間は半袖短パンで一年のほとんどを過ごしている中で、私はそんなだから少しばかり浮いて恥ずかしくも感じていました。でも、あの経験が、臆さず「寒い」と言える自分になる素養だったかのかもしれませんし、今では福岡市民の中では結構異端児であったことを良かったと思います。

                 「九州は暖かいんだから、断熱なんていらないのよ」施主からも、現場からも、そういわれながら30年、それに逆らうように住まいづくりの仕事をしていてつくづく思うのは、やはり自分の感覚は正しいと言うことでした。今でこそ「省エネ」などともっともらしいことを言いながら皆さん断熱材をせっせと入れるようになってきましたが、それも実感からの行動かどうかはまだまだ怪しいものです。人は流れに迎合しやすい。「九州は暖かいんだから、断熱なんていらないのよ」から「省エネと言って断熱した方が売れる」では進歩はありません。本当に必要なこととして考えたいと思います。

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                | 住まいづくりのヒント | 07:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
                自己矛盾のすまいから...。5
                0

                   私たちはおそらく、様々なしがらみの中で色々な影響を受けながら自分と言うものをかたち作っています。ともすると、過去の概念にとらわれすぎて、その呪縛の中での判断では計りきれないものに戸惑うことがあるのです。こと「快適」というモノに対する欲求が極端に薄かった私たちが(知らなかったとも言えるのですが)、真逆に徹底してその部分は追い求めてきた欧米の「快適」に出会ってしまったことが、自己矛盾の始まりなのかもしれません。ただ、ひとつだけ言えることは、結果的にこの欲求は素直に表現して、自分のものにしても決して悪いものではないと言うことです。書いてきましたが、今ではエコ・省エネの思考とも矛盾はありません。むしろ、意識せずに我慢してきた我々の暮らしの方が、エネルギーを浪費し、無駄をしていることすら起り始めているのです。スカスカな家でどんなに冷暖房しても快適は整いません。スカスカな家の中の空気がいつも新鮮かといえば、そうでもなく、むしろ逆です。快適を求めても、エネルギーの浪費にはなりません。むしろ逆です。

                   この国は、かつてそこまでシビアに色々なことを突き詰めなくても、何とか暮らせてきた気候温暖で人に優しい環境だったのかもしれません。オイルショック以降、この国は経済発展とともに金に物言わせてその足りない部分を補ってきました。そして今、当然ながら人口も減り高齢化とともに社会の勢いが減速し始めている今、私たちはこの自己矛盾としっかり対峙しなければならない時を迎えていると思ったりします。「快適」であることと「エコ・省エネ」であることは、矛盾せず何処まで追い求めても他に悪影響はありません。むしろそれが、様々なものとの共生の道しるべだと私などは思います。(おわり)

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                  | 住まいづくりのヒント | 07:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  自己矛盾のすまいから...。4
                  0

                     季節外れで少し実感が乏しいかもしれませんが、逆に冬も隙間だらけの住まいではなんとも自己矛盾が生じています。ストーブなどの暖房器具を使い室温を暖めれば、暖まった空気は膨張して軽くなるから、室内で上昇気流が生まれ、暖まった順番から上階へそして屋根から上に逃げていきます。その気流の方向で、今度は床下や窓回りから冷たい空気がどんどん集まってくるのです。室内の冷たい空気を暖めれば暖まるほど、隙間から冷たい空気が入ってきて、暖められた空気は外に逃げていく。その上気流が生じれば同じ温度でも体感は下がりますから、悪循環は増幅します。口の悪い私なとは、隙間の多い家の暖房器具は、「暖房器具と言う名の冷房器具」と冗談で言うくらいです。隙間が多い住まいは内外が曖昧で、屋外も含めて計り知れないヴォリウムを温度制御をしなければならない、非力な人間には制御することが到底無理な装置だと言えます。だから、冷暖房をきちんとしようと思えば、一旦内外を気密や断熱できちんと区別して、言わば大きな環境から自分たちが正義よ出来るちょっとだけ切り取った空間にして、どうにか制御すると言う装置の方が身の丈に合うような気がするのです。隙間だらけの住まいの暖房は、森の中で焚き火をしているようなものなのです。「温度が始終一定では人間が怠ける」「もっと四季を愉しむのが日本人」と良く言われます。季節を敏感に味わうことは、屋外で可能です。何も住まいの寒さの理由にすることでもありません。むしろ何時でも帰れば温度も湿度も制御されていると言う安心があるからこそ、庭先に出て木々を眺める余裕が産まれるというものです。(つづく)

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                    | 住まいづくりのヒント | 07:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    自己矛盾のすまいから...。3
                    0

                       これからの季節、必要な冷房についても女性は不快だと言う方が多いですね。エアコンの画期的なのは、部屋の温度を下げることができると言うことで、人類の歴史に暖房にはあらゆる手法のものがありましたが、積極的に温度を下げる冷房はヒートポンプの原理以外にないのです。600立米と言った大量の空気を押し出す能力で室内の空気温度を一掃してくれるほどの馬力がありながら、どうして快適ではないのでしょうか。これは、私たちが感じる温度は、温度計で見ることが出来る空気の温度と別に、「ほう射(ふく射も同意)」と呼ばれる熱の伝わり方で直接感じるもうひとつの感じ方が大きく影響していることにあります。空気の温度をいくら力任せに下げても、このほう射を感じてしまい暑いから、また温度を下げると、今度は涼しさを通り越して身体を芯から冷やしてしまい不快だと言うことになります。夏のエアコン嫌いの理由は、効かない部屋で力任せに温度を下げすぎていると言うこれまた「自己矛盾」に起因するのです。午後3時くらいから、屋根から入ってきた輻射熱が天井に伝わり、室温よりかなり高い温度面の天井が、ほう射熱をジリジリと降ろしてくるのです。大きなエアコンを力任せに使うことで、エアコンは嫌われ者になってしまいます。暑いから、冷やしたら、身体が心から冷えて寒いって自己矛盾の極みのような気がします。ここを押さえなければ、このトラウマからは開放されないのです。(つづく)

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                      | 住まいづくりのヒント | 07:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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