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長くなる、おうちに居る時間に考えること。1

 今日にも緊急事態宣言が出されて、不要不急の外出を控えて、出来るだけ自宅にいるという暮らしがしばらく続きそうです。未知の新コロナウィルスの蔓延は私たちの暮らしの根幹を揺るがしつつあります。ここ、福岡も宣言の対象エリアとなりました。それだけ感染拡大が大きいという事だと思います。報道によれば、世界の大都市で行われているロックダウン(都市封鎖)というものよりは拘束力が弱く、強い要請という言葉が使われていますが、個々にこれまで以上の自粛を求めると言うものだそうです。法的拘束力がないから、補償はないと言うようなニュースが当り前の事のように報じられている事には違和感と腹立たしさを感じてしまいますが、申し訳ない言い方になりますが他国よりも稚拙な政治の現状の中で、一人でも多くの人がこの新型コロナの猛威のリスク回避が出来るように、務めていくしかないと思います。私は都市部は「ロックダウン」だと言う意識をもって、行動しても良いのではないかと思ったりします。強制力がないからと曖昧に捉える人が少しでもいれば、全体の危険度は一気に跳ね上がるからです。お医者様が書いていましたが、「自分が感染した」という仮定で動く事が何よりリスクヘッジに繋がるそうです。他人に感染させないと言う意識は一番の予防に繋がるそうですから、これは実践したいものです。

 さて、学校が休校になり、職場もテレワーク化し、だんだんとおうちに居る時間が普段よりも増してきている人も多いと思います。これまでは、ほとんど「食べて寝るだけ」だった住まいに、基本的な時間のほとんど我が身を置くという事が始まっているのですから、これまでの暮らしが一変しているのではないでしょうか。現代人は、生涯の9割以上を屋内で過ごすそうです。実感は薄いですが、住まいを始め、学校や職場も含めると、確かにそう、屋外ではなく屋内なのです。そのほとんどの屋内の暮らしの比率のほとんどが、自分の住まいになるのですから、圧倒的におうちに居る時間が日常を埋め尽くすのです。「あれっ?」と思う事があって当然だと思います。余りネガティブに考えると良くありません。免疫力も下がると言うものです。こういう否が応にも変えさせられてしまう暮らしをも、ポジティブに捉えるくらいでなればなりません。ということで、いつもより圧倒的に多くなってしまうおうちでの時間に考える事をお話ししてみたいと思います。(つづく)

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| - | 07:10 | comments(0) | - |
「スカスカな家だから換気できている」はまちがい。 5

 さて、この稿の最後です。計らずも、新型コロナウィルスの拡大防止の観点から、「密閉空間」を避けましょうと言う事が言われるようになって、建物の気密性能との関連を説明する事にしました。二つの言葉は似て非なるもので、今回の密閉空間を避けるためには、建物は有効な換気、つまり新鮮空気を室内に満たすと言う事が常に重要なのです。ウイルス感染に関連せずとも、このことは空間にとっては大変重要で、2003年に全ての住宅に機械式の換気システムの導入が法律でも義務化されたごとく、床壁天井で囲われた空間は何らかの換気装置で汚れた空気を外に捨て新鮮空気を取り込む事をしなければならないのです。少し複雑な話しですが、換気を上手くやるには予期せぬところから空気が漏れたり入ってきたりしていては換気ルートが乱れて換気できません。そのために、入り口と出口を計画的に想定して他は漏れのないように気密性能を担保すると言う事が必要なのです。つまり、気密性能は換気のためには必要で、これは建てる住まい固有の性能なので現場で定められた計測をしなければ出てきません。つまり、まともな換気をしようとしたら、気密測定をしてその性能を確かめてある事は必須なのです。

 折しも今回のコロナの問題で、業界のプロっぽい方からも、密閉空間という言葉と住まいの気密性能とを混同するような発言があったようにも聴いていますが、結論として、言葉のイメージはわかりにくいのですが、「密閉空間」とならないための有効な換気のためには、建物は気密性能が「必要」ということを言っておきたいと思います。何度も書きますが、「うちはすきま風吹いてスカスカだから、換気は充分できている」というのは間違った表現で不確かです。二酸化炭素濃度を調べれば、その表現に当たらない事は実証できます。

 むしろ、この国の住まいは「換気」と言う性能を積極的に取り入れ始めた歴史が極めて浅いために、まだまだきちんとできていない住まいも少なくありません。これを機会に正しい認識で有効な換気が広まれば良いと思います。(おわり)

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| 住まいづくりのヒント | 06:34 | comments(0) | - |
「スカスカな家だから換気できている」はまちがい。 4

 さて、機械的な換気をうまくやるためには、住まいの気密性能が必要で、これは昨今、騒がれている「密閉空間」という概念とは全く違う意味を持っていると言う事が少しわかって頂けたかもしれません。昔のように野中の一軒家のような建てようだった時代には、全ての窓を全開して、あとは風任せの自然換気でもよかったのですが、お隣さんとひしめき合うように建てられる今の時代の家ではそれもなかなか有効には働きません。それでしっかりと室内の空気を入れ替えるための方法として、17年前に機械式の換気システムの導入が法律で義務づけられたのですが、ここまで読まれた方はお分かりのように、この機械式の換気システムがしっかり機能するためには、空気の流れるルート、つまり出口と入り口がしっかりと定まっている必要があるために、ルートの途中に余計な穴や隙間がないように気密性能を確保するという必要があるのです。「換気するために、隙間を塞ぐ」という言い方になるのが難しいのですが、色々な換気システムの方法で、入り口や出口にファンを付けて、空気を吐き出したり押し入れたりしながら、空気の入れ替えを即するのですが、想定した入り口と出口から上手く出入りするためには、それ以外の余計な部分から出入りしないようにする事が必要な訳です。これまでのストローのお話しはこの部分の説明です。つまり換気には、「気密性能」が大変重要なのですが、この国の建築の基準では、何故か気密性能に関しては余り積極的に基準を定められた事がありません。国の基準には今もその部分は抜け落ちているのですが、これは作り手側の都合と言うか、性能担保が現場の施工性能に完全に委ねられてしまう事と、全戸一つ一つ計測していく以外その性能を担保できない事から来ているのかもしれません。気密性能はC値(隙間相当面積)という値で表現されますが、これはあくまで各戸固有の値で、現場ごとに測定しなければ出てきません。当然の事ながら、弊社は一戸一戸気密測定検査を実施していますが、未だそれをやっていないビルダーも少なくありません。「換気」が出来ている家か否かの判断の初手は、まず全戸気密測定を行っているか否かと言う事になります。カタログの数値は言わば机上の空論で意味がありません。空気の淀む密閉空間にしないためには、住まいの気密性能を担保しなければならないと言う、一見あい矛盾するようなお話し、少しおわかり頂けたでしょうか?(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:48 | comments(0) | - |
「スカスカな家だから換気できている」はまちがい。 3

 今回のコロナウイルス拡大の3つの「密」のうちのひとつ、密閉空間とは、まさに隙間のない空間と言うイメージが出来ますが、ご説明してきているように、隙間があったところで換気ができていない空間は沢山ありそうだと言うことはご理解頂けたと思います。きちんとした換気システムが有効に働いていなければ、スカスカな空間もリスクは同じ、いやむしろ高いと言わざるを得ません。また、有効な換気システムが機能するためには、有効な換気ルートのためには、つまり出口と入り口が定まるためには、むしろ吸気排気以外の隙間は邪魔でしかありませんから、空間としての気密性能は上げなければならないという事なのです。

 ここでわかりにくいどっちなのかみたいな難しさがありますが、世間で言う「密閉空間」とは空気が変わらずに室内の空気環境が悪くなる空間の事で、むしろ建物の気密性能とは全く別物の言葉だと理解した方がわかりやすいかもしれません。先日、プロっぽい肩書きの方すら、気密性の高い住宅はリスキーだというようなミスリードをしていましたから、理解には注意が必要です。スカスカな家の中の空気が変わっていない状態を説明していますが、わかりにくければ、鳥かごを想像してください。鳥かごの中にフワフワの綿菓子がはいっている状態をイメージしてみてください。この綿菓子が汚れた空気です。空気は微細な粒というよりは、団子状のかたまりのようなものだとイメージすると近いかもしれません。熱はどんどん逃げて行きます。換気できない鳥かご自体が密閉でなくでも淀んだ空気は、有効な換気システムなくては、そこに淀むのです。

 むしろ積極的に新鮮空気で満たす工夫が必要なのだから、換気システムが必要で、換気システムが有効に働くためには、余計な穴がない気密性能が必要、その性能も、スカスカな家が段々計らずも建材で閉じてきたレベルではなく、もっと桁違いの性能が必要と言う事なのです。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:37 | comments(0) | - |
「スカスカな家だから換気できている」はまちがい。 2

 換気をよくしなさいと言われて「うちはすきま風吹いてスカスカだから、換気は充分できている」というのは間違いだと書きました。これは、昔ながらの和室においても二酸化炭素濃度を継続的に測れば一目瞭然で、隙間から熱は奪われていても期待するほど室内の空気は変わっていないという事が言えるからです。きちんと計画的に換気をしなければ、「隙間で換気」というのはそれ程現実的ではないのです。シックハウスなどが問題になり、2003年、機械式の換気システムが住宅には義務づけされるようになりましたが、それは室内の空気の実態が明らかになってきた結果とも言えます。また、機械換気が機能するためには、住まいの「気密性」が重要なのですが、実態と皆さんのイメージとの微妙なズレが誤解を常に産むので、なかなかわかりにくい部分とも言えます。いわば戦後の住宅は、「計らずも」気密性能が増してきました。新建材である合板やアルミサッシ、ビニールクロスなどの使用によって、それまでの住宅よりは気密性がアップしているのですが、「計らずも」と書いたように意図的に必要な気密性が増した訳ではないので性能としては非常に中途半端な事になっています。昔の工法よりも隙間は減ったのだけれど、換気システムが機能するほどの気密性がない。と言うのが実態なのです。よく、換気システムの説明をする時にストローのお話しをします。コップのジュースを吸い上げるストローのように、入り口と出口が定まっていて、片方から吸い上げれば流体は上がってきます。このストローの途中に穴があいていたらどうでしょうか。推して知るべしですが、一般的に言う昔よりも気密性が増したと言われる住宅の気密性は、まだこの穴が塞がっているほどの気密性能ではないという事なのです。換気システム、つまりストローがきちんと機能するためには、意図した気密性能、それは計らずもの気密性とは桁違いの気密性能が必要だと言う事になります。

 昔の家はスカスカでも窓全開でなければ換気できないといこと。そして戦後の住宅は計らずも気密性が増して来たけれども、それは「計らずも」の世界で、中途半端。機械式換気システムを使って有効に換気するためには、意図したもっとハイレベルな気密性能が求められると言う事なのです。(つづく)

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