建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
暑さ寒さも悲願まで…から? 1
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     「今年の夏は暑かったねぇ」と少し過去形の表現が様になって来て、お彼岸を迎えるといよいよ変わり目という実感が増してきます。私が住宅の性能を意識し始めた25年前は、「夏冬きちんと閉じる事が出来て、中間期は開放できる住まいを…」と中間期という言葉をしきりに使っていました。つまり春と秋の気持ちの良い季節の事で、この季節は外部の空気を目一杯に取り込んで、気持ちよく室内も過ごしましょうという事でした。しかし、この中間期と言う言葉が、近年なかなか使えない。誰もが、気持ち良いと思える、そんな季節が感覚的にどんどん少なくなって来ている気さえします。クローズとオープンを巧みに使い分けるには、性能の良い窓が必要だと高性能な窓をどんどんヴァージョンアップしてきましたが、何となく、この窓を開ける事が減って来ているのです。「暑さ寒さも彼岸まで」と四季を肯定的に受動し、むしろ愉しむくらいの日本人の感覚は、豊かな情緒を育み、自然と常に会話しながら暮らす風土を伝承してきました。ただ、近年地球温暖化の影響も少なからずあるのか、年々その振舞いは激化して、冬から夏へ、夏から冬へと、まるで春と秋を取り払い反転する四季ではない二つの季節が入れ替わるような気候に変貌しつつあるような気がしてしまうのです。

     エアコンを、冷房モードからすぐさま暖房モードに切り替えて使う感じは、何とも切ないのですが、少なからずそんな傾向がなくはないのです。年々この季節になると「おやっ?」と思ってしまう。駆け抜ける良い季節を何とか味わいながらも、少しそんな事を考えます。(つづく)

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    | 住まいづくりのヒント | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
    ファイスト博士の来日講演と東京出張 5
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       東長寺での意見交換会が終わり、そのあと数名で博士を空港までお見送りしました。日本の前に北京経由で来日されて、ここから北京に戻られてお仕事があり、その後ドイツに帰られるとの事。北京行きの飛行機に乗られる羽田国際ターミナルへのお見送りでした。世界を飛び回られて、いつもお元気にパッシブハウス普及に取り組まれる博士のお姿にはいつも脱帽します。来年の国際カンファレンスは、何とドイツを離れて北京開催だそうです。いつもはドイツの各都市を巡回するのですが、来期はそれが北京になるそうです。それほどアジアのパッシブハウス普及が佳境なのかもしれません。近隣国は目覚ましい普及が加速しているようです。日本も負けていられません。国内では、遅々として高性能化が進まない現実もありますが、頑張っていかなくてはと思います。博士は手を振りながら、色々ご親切にと仰ったあとに「じゃあ次回は北京で!」と笑顔で言われました。

       今回の三日間の出張のミッションをおえて、お見送りのあと私も国内線ターミナルへと向かいました。いつも上京中は刺激的で、疲れを知らずに飛び回るのですが、この羽田に戻ると何時もどっと疲れがでてきます。帰路の飛行機はお決まりで爆睡ですが、今回の出張はファイスト博士とのツーショットでなんとも充実した出張の幕となりました。思えば、地方の吹けば飛ぶような小さな一設計事務所が、世界のファイスト博士と親しくさせて頂ける機会を得ようとは、人のつながりは本当に不思議で有り難いもとだと実感した三日間でした。先日先行告知がありましたが、来年の春3月20日はパッシブハウスジャパンの周年記念大会。今回は第9回になります。それを九州は福岡で開催する事が決まりました。密かに準備を進めてきましたが、その準備も佳境に入っていきます。断熱・気密は「夏も効く」ことが身を以てわかった今年の夏。さらに邁進していきたいと思います。(おわり)

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      | 住まいづくりのヒント | 07:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
      ファイスト博士の来日講演と東京出張 4
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         さて、最終日は森代表が監修された東長寺での意見交換会。東長寺のご住職、ファイスト博士と森代表、そしてPHJの有志が集ったこれまた大変濃密な時間でした。到着された博士はまず森代表の案内で建物をつぶさに見学されて、ご住職とも歓談されてパッシブハウスレベルのお寺の建立に大変喜ばれておられました。そのあと、皆さんでの意見交換会になりました。メンバーがひとりひとり質問を持ち寄り、森代表の通訳を通してファイスト博士が答えていくというかたちで、時に和やか微笑まれて、時には真剣な表情で解説するように一つ一つの質問にご回答頂く至福の時間でした。皆さんの質疑応答に関しては、それぞれの発表の場があると思うのでここでは触れません。

         私がした質問はこのような内容です。「以前インスブルックに御訪ねした時に、講義の中で博士はパッシブハウスは赤道直下でも、極地でもどこでも通用する基準である。と仰られた。そのお言葉に感銘を受けて私の今があります。さて今年の日本は大変酷暑で、私は夏に仕事を褒められる機会を得ました。いつも暖かさは褒められますが、夏褒められるのは稀です。このような厳しい気候帯でのパッシブハウスの取り組みは、全世界を見つめられる博士の視点からみてどう見えていらっしゃるのでしょうか?」というものです。博士は明快にお答えになられました。「今の日本の気候下でのパッシブハウスへの取り組みは、決して特別に難しいものだとは思わない。問題は、工法の確立や認知度によって、必要な材料が調達しやすくなったり、価格がこなれたりと、そう言う社会との関係の方が取り組みの難易度に直結しているのだと思う」と言われました。確かに、7年前に私が福岡パッシブハウスに取り組んだ時からしても、ソフト開発や材料の普及、価格などでは随分取り組みやすくなりました。「頑張ってください」と見つめられてニコッとされるとお答えに身が引き締まる想いがし、更に取り組みを加速しなければと思いました。

         それぞれの質問が、素敵な回答になって返ってくる、まさに至福のとき。博士は、終盤に「皆さんと日本でこんな時間を作れた事を大変心強く思っているし、感謝している」と仰ってくださいました。(つづく)

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        | 住まいづくりのヒント | 07:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
        ファイスト博士の来日講演と東京出張 3
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           国際基督教大学での日中のセッション2までの充実したワークショップを堪能した私たちは、参加の先生方にご挨拶をして、その後場所を吉祥寺に移して、ワークショップに参加したPHJメンバーでの懇親会となりました。地元の方のアテンドで井の頭公園入口の有名な焼き鳥屋さんへ。各エリアのリーダー有志の皆さんや、事務局に近い方達がこんなに集まる機会もそうそうないので、恒例の順番にそれぞれの近況報告から始って、おおいに盛り上がりました。いつもは全国各地で孤軍奮闘しておられる皆さんですが、時にこうやってお仲間とお会いして情報交換をする事が、それぞれのモチベーションキープに大変貢献している事は明らかです。日本列島は東西南北に長いために、様々な気候帯で高性能住宅の推進に頑張っておられる。エリアごとの御苦労も沢山あるのですが、その情報交換が、日々の自分の仕事へのヒントになります。「やっぱりこのお仲間は最高だな!」といつも思う瞬間です。

           今回は、ご闘病だった植田相談役が参加されていて、ゆっくりお話しできたのも嬉しかった。折しも後ろ髪を引かれるようにあとにして来た福岡の夜は「中州ジャズ」の真っ最中。相談役が学生時代に訪れていたJAZZスポットが近くにあるというお話しで、二次会はそこでという事になりました。ご病気を伺って以来大変心配でしたが、すこぶる御元気なご様子で大変安心。心地よいJAZZに酔いしれる頃には雨も上がり、充実した一日は終りました。翌日は東長寺での博士との意見交換会。余り夜も更けぬうちの解散となりました。(つづく)

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          | 住まいづくりのヒント | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
          ファイスト博士の来日講演と東京出張 2
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             ファイスト博士の基調講演では、他分野の学生さんでも十分わかるように、断熱の原理を、下から常に加熱して温度を保っている珈琲サーバーと、魔法瓶のポットの二つのサーモカメラ映像によって説明される事から始りました。サーバーの方は常に外から熱を足しつづけて保温しているのに対して、魔法瓶のそれは熱を加える事なく保温をしているという説明です。見方を変えれば、サーバーで保温のために消費している熱エネルギーを魔法瓶は断熱によって使わずに済む訳ですから、言い方を変えればその分のエネルギーを作ったのと同じ働きをすると言う事です。ファーストパッシブハウスがドイツのダルムシュタッドに建てられて25年、工法や建材の開発などは日々進み、世界各地でパッシブハウスが建てられている状況を話されました。

             また、パネラーの先生方もお一人ずつお話しをされて、千葉商科大学の学長による大学のオール再エネ利用化への取り組みのお話し、早稲田の木村先生によるパッシブソーラーハウスの変遷のお話し、東大前先生の災害が多い国に住む日本人のとある思考パターンの示唆に富んだお話し、そして我々PHJの代表理事森さんのお話しなど、それは面白く有意義な発表ばかりでした。

             お昼は皆さんで学食での食事でしたが、何と豊かな学び舎なのだろうと思いました。森に囲まれ、静かなともすると日本である事を忘れるような佇まいの大学です。我が身の学生時代と比べれば何と穏やかで優雅なのだろう。行き交う現役の学生さんが大変羨ましく思いました。午後からは、前半で進行役を務められた宿谷先生の「エクセルギー」のお話し。これも毎回楽しみなテーマです。そして森林国である日本も多いに取り入れていくべきであろうCLTの活用に関してのお話し。現在オフグリッドを実践されている設計事務所の方のお話しなどと続きました。

             終日ゆったりとした雰囲気の中でのワークショップは瞬く間に過ぎていきました。(つづく)

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            | 住まいづくりのヒント | 07:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
            ファイスト博士の来日講演と東京出張 1
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               先週後半は、久しぶりの東京出張でした。今回の出張のミッションは主に二つ。一つは、(ICU)国際基督教大学で行われたSUDee2018というワークショップにて、国際パッシブハウス研究所ファイスト博士の基調講演が行われてそれに参加すると言う事、そして、所属するパッシブハウスジャパン(PHJ)の打ち合わせにに参加する事です。14日の午後の便で福岡から上京して、その夜はPHJ旧知のお仲間と、今後の団体運営などの協議をしながらの夕餉となりました。日々、全国各地でそれぞれ奔走されているお仲間なのですが、日本でのパッシブハウス普及という同じ志のもと、どんなに久しぶりにお会いしても、昨日まで一緒にいたような感覚になるのが毎回不思議で仕方ありません。上下の区別なく自由闊達に意見が飛び交い、総意を見つけ出して進めていくこの会の空気感が私はとても好きなのです。7年前に福岡パツシブハウスに携わって以来、事務局長補佐のお役目を拝命していますがもう随分古株になってしまって、何かを口走ると重くなってしまうので最近はなるべく大人しくしてまいすが(笑)、やはりお仲間とのこういう時間は元氣を頂ける至福の時間です。楽しい時間はあっという間に過ぎ、第一日目の夜は更けていくのでした。

              翌日は、生憎の小雨模様でしたが、国際基督教大学のキャンパスは豊かな森のなかにある学び舎で、都会の喧噪からはその部分だけ隔離されたような何とも羨ましい環境でした。学生さん達が案内してくくださる中、ワークショップがはじまるのですが、前半はいつも示唆に富んだお話しをしてくださる首都東京大学の宿谷先生をファシリテーターとして、東大の前先生、早稲田の木村先生、弊会の森代表など、蒼々たるメンバーが一同に会し、ファイスト博士をお迎えしての一日となりました。インスブルックに博士をお訪ねして以来、来日の時や国際カンファレンスの度にお目にかかっていますが、やはり世界のパッシブハウスの牽引者でありながら、いつも笑顔で接してくださる博士のお顔を見ると、日頃の苦労も霧散してしまう感覚になります。(つづく)

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              | 住まいづくりのヒント | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
              この夏の総決算「エコハウスの実力」5
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                 今年の夏は特別に暑かったという印象が残っています。ただ、「特別」なのだろうかという心配もつきまといます。もしかすると温暖化が進み、こういう夏がこれからも頻繁に到来するのかもしれないと思ったりします。少なくとも、荒々しい気候帯に変貌しつつある日本列島のこれからを考えた時に、これまでと同じ住まいづくりでは心もとない感じが否めないのです。

                 この夏は、皮肉にも私が日頃言っている「断熱は夏にも効く」という証明に一役買ってしまいました。「夏の暑さを断熱で凌ぐ」という感覚は、まだまだ日本人には希薄かも知れませんが、実例のご紹介の通り、まざまざとその実力を体感として感じさせてくれたのです。外気温が35℃を超えてくると、要は体温並みの空気ですから、いくら通風を即して動かしたところで快適度は向上しません。室内を安心できる環境に切り分けるためには、気密と断熱がどうしても必要なのです。エアコンが効かないからとエアコンの馬力を上げる事は省エネに逆行します。エアコンが効く設えとして、気密・断熱する事はなにより省エネなのです。そう言う環境下で使用するエアコンは、少なくとも皆さんが持っている印象とは別物で、温度を作り出す装置としての能力を充分に発揮して、面目躍如私たちを快適な暮らしに誘ってくれるのです。不快なエアコンの印象は、まさに我々の方の用法に大きく起因しています。少ないエネルギーで快適に暮らすための住まいづくり、これからは既成概念を少し改めて、対応していかなければならないと思います。

                 甚大な被害をもたらす自然災害や異常気象に関して、今年の夏はある種の契機と理解し、新たな住まいづくりに加速をしていきたいと思います。(おわり)

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                | 住まいづくりのヒント | 06:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
                この夏の総決算「エコハウスの実力」4
                0

                   近年の2棟の事例をご紹介しただけでも、「それ本当の話?」と思われる方も多いのではないでしょうか。しかしこれは、現実に今進められている住まいづくりの実例です。25年で突き詰めていった結果、今技術的にはそう言うところまで実現できるようになりました。本当は、今回の札幌のブラックアウトのような都市インフラに100%依存してしまう脆弱性から抜けるために、個々にオフグリッドという希望を見つけ出したいのですが、そのためには電気自動車と同じように蓄電をもう少しこなれた技術で出来るようにしなければなりません。バッテリーの技術も日進月歩だと言いますから、近い将来は実現可能になってくるのだと思います。

                   そのためにも、まずは消費を少しでも少なくするという建物の基礎的な熱性能の向上の加速は必須で、国は悠長にやっていますが、我々はもっと早く加速していきたいと思っています。今年の夏、こんな酷暑の中にも快適な夏を過ごされた住まいは皆さんの身近に現存します。そして、もっと言えば、その快適な住まいが、一般の住まいよりも極めて小さな消費エネルギーで暮らしをまかなえるという現実を皆さんはどう思われるでしょうか。逆に言えば、我慢しながらエネルギー効率が悪い住まいに暮らす意味はないのだと思います。こういうお話しをすると、コストの事を言われるプロも沢山おられます。ただ、そこも問題は3年の時間スパンで見るか、30年の時間スパンで見るかによって、全く結論は逆になってくるのではないかと思うのです。少なくとも、断熱材の厚みを増したところで、全体コストが何割も増大する事はあり得ないのです。これまで通りやるのか、更新時に価値観を改め、より省エネで快適な暮らしにシフトするのかの違いだけだと思います。(つづく)

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                  | - | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  この夏の総決算「エコハウスの実力」3
                  0

                     さて、U邸の前に竣工したのが糸島のN邸「糸島の終の住処」です。ファミリータイプではなく、子育てなどの現役世代を越えられたご夫妻の残りの人生をおおいにエンジョイするための終の住処です。そうは言ってもまだまだお若いお二人ですから、活動的でゲストも多く来られます。おふたりの空間とそういう設えも含めた29坪の住まいで、外皮性能UA値は0.316。最初の夏冬で、どちらも光熱費1万円を切る数字をはじき出しました。給湯と家電、調理も含めたオール電化住宅の光熱費です。N邸はまだ創エネをしていませんから、南面傾斜の屋根面に太陽電池パネルを設置すれば、ゼロエネからプラスエナジーに一気に逆転するという計画です。お二人がいよいよ本格的にリタイヤされたポイントでそういうアップグレードをしようと無理をしなかったのです。家族数の多いファミリータイプとは比較し辛いですが、それでも十分エコな暮らしぶりです。今年の夏はというと、先日御伺いしてお話しすると、やはり初年度から夏冬エアコン一台の暮らしは維持されていて、今年も室温はざっと28℃当たり、湿度が過多になると快適性が落ちるので、冷房というかドライ運転で回している事が多いそうです。今年の夏にですか?と私も聞き返しましたが、奥様一人の時間などはそれで快適に暮らしているということでした。面白かったのは、N邸には室内犬がいるのですが、彼が「ハアハアと息をしだすと冷房にする時がある」という表現をされました。それまでは、ドライ運転だそうです。外来者が御邪魔すると、一瞬、屋外よりはすっとする感じですが、そのうち暑さも寒さも感じなくなります。エアコンは暑くてたまらずONして、効き始めるといきなり冷えすぎて不快という印象をお持ちの皆さんも多いと思いますが、エアコン一台で全くの別世界です。快適とは、きっとそう言う事だと思います。(つづく)

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                    | 住まいづくりのヒント | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    この夏の総決算「エコハウスの実力」2
                    0

                       竣工したばかりの福津のU邸は、延べ坪40坪弱のの大屋根の外観の1階に一部2階のロフト部屋がついているといったプランです。極めて開放的な間取りですが、工事途中で断熱強化の設計変更を行い、外皮性能UA値は0.26レベル。2階のロフト部屋に設置した、以前のマンション時代にお使いだったエアコンを移設して、効率よく空気を循環させる工夫を随所に設ける事によって、この1台で室温を保つ計算としました。ロフト部屋は通常1階と殆ど開放的につながっていて、うまく行けば温度ムラも少ないと想定できたのです。ご入居以来、余り窓を開けての自然通風はされる事なく、この酷暑を凌がれました。ざっと御伺いした室温は28℃前後、夜はそれでも肌寒く感じるくらいだということでした。室温はもとより、天井・壁・床がその温度について来ている空間の快適度が良く現れていると思います。輻射の影響が極めて少ないので、夏、高い温度でも不快に感じずに暮らす事が可能なのです。冬はこの逆です。やはり、かなり一般よりは低い温度で満足度が出てくるのではないかと思います。U邸は、大屋根に、9.5KWの太陽光発電パネルを搭載しています。竣工時、日中エアコンをかけながらパワコンのモニターは、0.4kw/h程度を消費しながら、9kw/hほどの電気を作っている状態でした。何処まで行ってもプラスエナジーのエコハウスです。いまだパッテリーは搭載しておりませんが、良いものが出始めれば、バッテリー搭載も想定されています。そうなれば、自己消費型のオフグリッドも夢ではありません。日頃私が言っている消費を絞る事が何より最優先、その後に創エネを順序よく進めていけば結果がついてくるという実例となりました。こうなると、ご家族の暮らしの消費エネルギーは創エネといち早く相殺され、売電中はプラスを生み出しつづけ、オフグリッドも手中の住まいだと言う事になります。(つづく)

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                      | 住まいづくりのヒント | 05:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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