建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
ゴールデンウィークに思う...。
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     「ゴールデンウィーク」も終盤、この名前は映画業界が連休で観客動員を見込める時期と言う事で名付けられたものだそうです。年々お休みが付加されて結構長期間の連休をとられている方も多いのではないでしょうか。相変わらずですが、髭は世間様のルールとはいささか違っているようです。笑。さて、ゴールデンウィーク、仕事から離れてご家族みんなで過ごされた方も多いのではないでしょうか。お仲間のフェイスブックでもそんなシーンが沢山見受けられます。住まいづくりを生業としている私にとっては、まさに住まいの居心地が問われるシーズンとも言えますね。行楽地に足を運ばなくても、温泉に行かなくても、おうちが一番居心地かイイなどと言われると髭などは密かにほくそ笑むのですが、本来そう言う住まいを創りだしたいものだといつも思います。

     俯瞰で観るとこの国は何だかキナ臭い方向へズルズルと引きずり込まれてしまっているようにもみえてしまいます。ちょっと視点を変えてみませんか?

     私は数日前に一つ歳を取りましたが結構ないい歳でなかなかものを知りません。そんなものです。考えてみると、偉そうな大人が一杯いますが、自分に置き換えると少し見え方が変わります。私たちが子供の頃の政治家達はみんな戦争の痛手から這い上がった実体験をした政治家でした。右も左もなくあんなの二度と嫌だと思った経験者が沢山おられた。身近の老人達も口を揃えてそう言いました。今、あの頃とあまり変わらない年代風貌の政治家が、国防を分かったように語っていますが、違うのは戦争体験のない私たちと同じ時間を生きている政治家だという事です。そんな人たちが70年間平和を維持したシステムを軽々にどんどん変えてしまって良いのでしょうか。3.11は「想定外」で片付けられて、今も苦しんでいる方は沢山いるというのに政治は責任を取りません。この連休、家族の暖かさ、喜び、癒しを感じながら、ちょっとそうやって見回してほしいのです。変な雰囲気になり始めているのは、世の中ではなくて私たちひとりひとりの想い。自分では何も変わらないと思っているうちにどんどん事は進みます。家族とお済みを愉しめるのも平和な社会故です。悲惨な戦争に正義なんてありません。強く強く平和を思いましょう。そのためには改憲や武器輸出も止む無しと言う政治家を本当に支持して良いのか考えてみませか。何気ない暮らしの積み重ねが平和です。皆さんの愉しそうなシーンを見させていただきながら、いつまでも続くようにと祈る髭です。

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    | 社会・事件 | 17:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
    博多どんたくと市民パワー...。2
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       日本人は我慢強い。柳に風でその場を凌いで、一強と言えど諸行無常、やがては変わると思っている節があるのかもしれません。ただ、昨今の日本人は、忙しすぎる事、思考の物差しが画一的すぎていてなかなか異を唱える声が上がりにくいのも問題です。「批判は足を引っ張る悪い事だ」という奥ゆかしさもある。確かにそうですが、それは性善説の中だけの事。少なくとも報道がここまで批判的精神をもぎ取られ、ただの広報と成り下がってしまっては、事の善悪など国民には伝えられない異常事態が続いているのです。良く、「そうは言っても他にいないから」とか「野党がつまらなすぎる」というお話は聞きます。確かにそう私も思いますが、おそらく、現政権の傍若無人ぶりを真面目に直視してそう言っている人は少ないと思います。本当に現政権を支持している方はいざ知らず、取捨選択で致し方なしと思っている人の無意識が、あの傍若無人を図らずも大きく支えている事を変えなければいけないと思います。

       実力もないコネで現れたお坊ちゃんサッカー選手が突然、報道を買収しさらにスター選手に躍り出て、気がつけばサッカーのルール自体を自分の都合で変え始めている。観衆は半分サッカーがあまりにもつまらなくなり過ぎて、もう観ようとしないまま、崩壊寸前の危機、と言った感じでしょうか。これから本当に恐ろしい時代に突入しないように見守りつつ、声をあげなければなりません。時には笑いやペーソスに置き換えながら。

       ではでは、下手な髭流博多にわかをもう一つ

       

       「自民党て自由民主党の略らしかね」

       「おお、自由で国民が主役いう意味やな」

       「よか名前やね」

       「そうやな、そのためには経済発展が第一。そのためには原発は早う再稼動。武器も作って売らないかん。大企業が潤わんと給料が上がらんけん、大きい会社ほど税金はまける。まあ企業献金も増えるしな。国民の保障は国の予算が減らんようなるべく減して、税金はじわじわあげとこうか。」

       「ちょっとちょっと、それが自由で国民が主役て、ちょっと!」

       「この際、文句の言えんごと共謀罪で管理して、あと三年で平和憲法も変えたかって時の首相は言うてしもうたな」

       「それ、おかしくなか?自由でも国民が主役でも何でもなか…」

       「なかなぁ」

       「そしたら名前に偽りあるやろ」

       「そうたい、ばってん仕方なかとたい」

       「なんでー」

        チャチャン♪

       「言う事とすることは、あべこべ、アベこべやもん」

        チャチャン♪松囃子

       

       お粗末。(おわり)

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      | 社会・事件 | 08:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
      博多どんたくと市民パワー...。1
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         「博多どんたく」と言えば、今では企業参加のパレードが華々しいカーニバル的なお祭りのイメージが強いのかもしれません。しかし、その最古の記録は400年ほど前に遡り、名島城に入った筑前城主小早川秀秋に博多の町人達が松囃子を仕立てて年賀に行ったのが起源とされます。のちに黒田の殿様の時代になって以降も、松囃子を仕立て、商人達が思い思いの装束をして、商人町博多から那珂川を渡り、城下町福岡へと練り歩き、殿様に表敬訪問をして、このときばかりは無礼講だったとも言いますから、なんとも牧歌的な行事が今も連綿と続いているのです。どんたくは、オランダ語の「ゾンターク=休日」が語源と言うからこ洒落ています。私の子供の頃はまだ市中を路面電車が走っていて、夕暮れの満艦飾の花電車は、きらびやかでもありながら、何となく切なかったことを思い出します。

         もう、何十回と観ているこのどんたくですが、今年は少し特別な思いでこのお祭りを俯瞰しました。あの身分制度が厳格な封建社会の中にあっても、今日は「休日=ゾンターク」と無礼講でこのような祭りが愉しめたかと思うと、今のこの閉塞感の中にある私たちは一体何なのでしょうか。折しも昨日は日本国憲法施行70周年の憲法記念日。時の首相は「機は熟した」と絵空事を言いながら自分たちに都合の良い改憲に躍起で、何ともキナ臭い現政権は、日に日にその正体を臆面もなく見せ始めています。昨日の御用新聞が書き立てる信じられない文字には目眩がしました。「米軍艦隊に混じって、海自「いずも」出撃」の文字。「国民を守る首相の覚悟の表れ」ともある。これが現代のリアルタイムの新聞記事か。冗談かと思いました。国民のほとんどは、この状態にあってもかつての国が続いていると思い込み無反応で、支持率は高いと言いたい放題の世の中です。何れにしてもズルズルと国民を蔑ろにした風潮は何とか止めなければなりません。

         どんなに厳しい時代であっても、庶民はそれを笑いとペーソスに置き換えて表現してきました。そもそも芸能の起りは万国共通そう言うものだと思います。時としてそれが市民パワーになり、間違った動きに苦言を呈するほどの力にもなったのではないかと思います。どんたくにつきものの「博多にわか」は、お国言葉で語られ、時には権力の矛盾すら洒落で落として笑いに変えます。川上音二郎もここ博多の人ですが、彼のオッペケペケ節も演歌の起源とされ、民権運動の市民パワーが芸能という形をとって誕生したものなのだと思います。博多どんたくは、そう言う意味では権力に対する市民パワーの表現のひとつです。今、私たちは瀬戸際に立っています。真っ当な視線で、政治を監視し、時には皮肉り、笑いに変えながらも、意思表示をしていく元気は持っていなければならないのでと思います。

         

        ではここで下手な髭流博多にわかを一つ

         

        「あのくさ、共謀罪ていう法案で国会がもめよるごたーね」

        「そげんたい、ばってんあのにわかせんぺいのごたる大臣の答弁はいっちょん分からん 」

        「そげんたい、一般には関係ないてろ、花見に集まるとき双眼鏡を持ったらいかんてろ、訳が分からん」

        「なんてね?

        「だけん、一般人には関係ないてろ…」

        「そこたい、テロテロ言うたらいかんらしかばい」

        「なんでな?」

         チャチャン♪

        「そこばつついたら、答弁がキョウボウ、凶暴になるらしか」

         チャチャン♪松囃子 

         

         (共謀罪と言う法案で国会がもめてますね)

         (そうだね、でもあのにわか煎餅のような大臣の答弁は全く分からない)

         (そうそう、一般人には関係ないとか、花見に双眼鏡を持ってったらいけないとかもう訳が分からない)

         (なんだって?)

         (そこだよ、テロテロって言ったらいけないらしいよ)

           (え?どうして?)

         チャチャン♪

           (そこをつついたら、答弁がキョウボウ、凶暴になるらしいよ)

         チャチャン♪松囃子 

         

        お粗末。どんたくは本日まで。笑(つづく)

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        | 社会・事件 | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
        証人喚問と今を生きると言う事...。
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           昨日の森友学園籠池理事長の国会証人喚問の中継を見ていると、世の中の劣化が著しく、溜息が漏れてしまいました。民度と言う言葉がありますが、いやはやこの国の民度も落ちたものです。内容は記す価値もないようなものですが、露骨に「変なおじさんの虚言」と言うオチをつけて、飛び火を回避したい与党と、どことなく攻めきれない野党のやり取りは、かつてのロッキードな疑獄とは、スケールも内容もお粗末すぎる有様です。当時のこの国であれば、きっと世論が許さず、どう考えてもある時期まで学園と蜜実な関係の首相夫妻が、クズグスその地位に居座ると言う事もなかったと思います。逆に言えば、ここまでの事をさらけ出しても「問題ない」を繰り返すご当人と取り巻きと厚顔無恥ぶりは理解に苦しみます。責任転嫁と保身のみが目立つ政治家と官僚、そしてその輩を無意識ではあっても黙認温存している我々国民の同じような傾向が起因しているのかもしれません。

           くだらない疑獄事件は別として、世の中に退廃的な空気感が漂うと、何処かでその閉塞感を刷新したいと言う衝動に駆られ、その隙間に巣食うのが過激なポピュリズムであったり、ファシズムだったりします。共謀罪と言うかつての治安維持法にも匹敵する危なっかしい法案も閣議決定してしまいました。私は、この異常事態を本当に心配しています。そしてその回避には、我々ひとりひとりの心の有り様が大切だと思うのです。ものづくりをしている人間は、平和な時代にしか健全なものづくりが出来ません。過去の歴史に見ても、世が乱れれば我々のような仕事は出来なくなる事は自明です。逆に言えば、平和を祈り、世の中の乱れに迎合する事なく淡々とものづくりをし、少しでも人々の日常を目ざめさせ、良い方向へ進めることが、仕事の本分だと言えると思います。息苦しい時代ですが、心がけがぶれないようにしたいと思います。

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          | 社会・事件 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
          日本人として絶対忘れてはならない日...。
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             3.11この日がやってきた。政府は一定の節目を越えたと首相記者会見は行わない方針と言う。どの口が言うのかと思うが、お上は遠い記憶にしたくて仕方がないらしい。福島では、20ミリシーベルトと言う理解不能な基準で避難解除されるという。避難解除と言えば、放射能の影響がなくなり安全になって良かったと思いたいが、現実は全く逆だ。東京の20倍と言うエリアに、勝手に戻れというのである。おそらくこれから、被災者の支援が次々に切られていく。強引な幕引きを計る政治には本当に怒りすら覚える。

             6年前のこの日以来、日本は良い方向に向かっているのだろうか。東京オリンピックなどやっている場合なのだろうか、未だ地球規模で終息のめども立たず、放射能汚染が止まらない福島を抱えたまま、各地で再稼動を強引に進め、国民からその辻褄合わせの費用を出させ続けようとしている現実を、私たちは無言で受け入れて良いのだろうか。

             沢山の命が犠牲になったこの日を、絶対に風化させる事なく、私たちは「今」のチェックの契機として毎年思い出すべきである。「思い出す」などと言っては今も苦しみ続ける被災の方達、傷が癒えずに時が止まったままの方達に申し訳ない。まだまだ震災は人為的な問題も含めて今もリアルに続いている。この国のひとりひとりがそれを改めて感じる日として、絶対に忘れてはならないと思う。

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            | 社会・事件 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
            リオから東京へ...。
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               南米リオで開催されていたオリンピックが閉幕しました。4年後東京で会いましょうという閉幕式は、驚愕のオチで終わりましたが、ここでその描写はやめたいと思います。いずれにしても、世界は4年後の東京に視野を向け始めたのです。まさに、正念場ではないでしょうか。

               博多には祇園山笠という夏の祭りがありますが、期間中、市中をにぎやかに彩る「飾り山」を観られた方も多いと思います。この飾り山には伝統の法則があって、神事であるためにどの場所の飾り山も櫛田神社の方を向いているのが「表」で、その裏側を「見送り」と言います。毎年飾る題材は「表」が芝居やその年の大河ドラマからとった歴史物の一場面、「見送り」は流行のアニメやおとぎ話などの題材となっているのだそうです。例年それを楽しみに街をそぞろ歩くのですが、この表と見送りの対比もまた楽しいものです。アニメや漫画などの日本のサブカルチャーが、世界に冠たる文化として認められる事は日本人のひとりとしてとても喜ばしい事で、私はそれを否定しません。ただ、だからと言ってメインカルチャーを押しのける必要があるかと言えば、そこには少しためらいが残ります。今回の閉会式はそれを前面に押し出す演出でした。食らい付きが良いところからと言う想いは分かりますが、私たちはこれからの4年をその乗りで送るべきかと思ったりします。

               世界のアスリートをお迎えするのであれば、本当に福島は大丈夫か、関東エリアは安全なのか、食べ物は、水は...。礼をもってお迎えするのであれば、大人として、まずはひとつひとつ真摯に検証し、改善する必要があるように思うのです。オリンピックはスポーツの祭典、そして平和の祭典です。盛り上げたい気持ちも大いにありますが、であれば、世界と微笑みの挨拶が出来る「平和」そのための努力でないかと思ったりします。4年間で何が出来るか、ひとりひとりの日本人が考えるべき事です。

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              | 社会・事件 | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
              日本のいちばん長い日...。
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                 昨晩、本日の「終戦の日」にちなんで、映画「日本のいちばん長い日」がテレビで放映されていました。半藤一利著の同名小説で、何度か映画化されていますが、昨晩のものは昨年のもの。昭和天皇の侍従だった鈴木貫太郎が総理大臣として組閣を命じられ、天皇の聖断をあおぎ、ポツダム宣言受諾から玉音放送までの時間を刻々と描きます。老齢で一度は固辞する鈴木貫太郎の差配、昭和天皇の苦悩、青年将校の最後のクーデター未遂や、一命をかけて軍の暴走に苦慮する阿南陸相などを軸に、終始緊迫した数日間が描かれていますが、すでに戦争が事実として始ってしまい、止めに止められない馬鹿馬鹿しさと、しらじらしさは、観ていても切なく、この背景にどれだけの人の命が失われたかと思うと、つくづく人間とは愚かなものだと思わないではいられません。この一国の極まった経験を経て、今があるのだと実感しました。

                 折しも、憲法9条がGHQの押しつけではなく、時の幣原首相を通じで昭和天皇の意向として盛り込まれた証拠が新たに発見されました。また、先日の今上天皇が生前退位を示唆してご意見を述べられるなかで、象徴天皇としてのご自身を全うするお気持ちを強く示された事で、この数年の暴走政権の危険度はあぶり出される形となりました。

                 本来、現在の憲法を改正して戦前の天皇制を取り戻すと言う主旨が昭和から今上天皇の意図するものでないとすれば、現政権は何を目的としているのでしょうか。映画の中で暴走する青年将校達は、聖断がくだされたあとにも、「狭義と広義」という詭弁を使い、皇居を包囲してまで戦争を続行しようとクーデターを企みます。私にはこの青年将校の詭弁と似たものの連想を禁じ得ないのです。右でも左でもない、武器商人と拝金主義が「今」を作っているとしたら、このたびこそは国民が声をあげなければならない。今上天皇も今のお立場で精一杯のご発言をしたのですから。「終戦の日」この数年で大きく歪んだ戦後を真剣に考えるべき日だと思います。

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                | 社会・事件 | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
                長崎原爆の日...。
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                   広島に続き、本日は長崎に原爆投下がなされた日。私は毎年、この日のブログには、若い頃お仕事をさせていただいた長崎のお客様のお話をしています。年老いた老夫婦のところへ伺った時に、眩しいほどの真夏の午後に薄暗い部屋の奥からその爛れたお顔を気にしながら私たちをもてなしてくださった老婆のお話です。彼女は被爆によるそのお顔のケロイドを気にしながら生涯を送られた事だと思います。何の罪もない普通の人を傷つけるのが戦争です。そして我々の制御の及ばないのが核です。武器としても平和利用と言うまやかしでも全廃を強く希望します。

                   折しも、昨日は今上天皇がご自分のお気持ちを述べられました。お話は生前退位をほのめかす内容ですが、始めと終わりに、「憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません」と現憲法下では制度を変える立場にはないということをはっきりと言われました。これは戦後の平和憲法下の象徴天皇としてのお立場を明確に貫く意志が伺えました。そして、「国民の理解を得られることを、切に願っています」とも言われました。これに対し、現在の暴走政権はどう対応するのか見物ですが、少なくとも彼らがテーゼとする天皇に統帥権を戻す旧帝国憲法の復古を願うような動きとは、今上天皇のお考えは全く違い、常に国民とともにある国民の幸福を祈る象徴天皇を貫くという意思が明確になった事は間違いないと思います。もし、この今上天皇のお気持ちを無視すれば、暴走政権が本当に実行したいのは、天皇統帥の旧帝国の復古でもなんでもなく、単なる寅の威を借る独裁政権の樹立、武器商人の軍事国家にすぎない事が露呈するのではないでしょうか。

                   未だこの政権を支持する方達に、この部分ははっきり見ていただきたい。そして、戦争と言う人類の恥じるべき愚行をマネーゲームの一環としか見ていない世の動きを直視してほしいと思います。

                   暗闇の中で、「こんな顔でごめんね」と引きつったお顔の中で努めて優しい表情をされた老婆の視線を何十年経っても忘れません。黙祷し、恒久平和を祈ります。

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                  | 社会・事件 | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  広島原爆の日...。
                  0

                     何年経っても、忘れてはならない日がやってきました。良く、原爆と原発は違うなどと詭弁を語るひとはいますが、私は「核」と言う人類の叡智を持ってしても制御不可能なものは、根絶しなければならないと思っています。一瞬にして命を落とし、あるいは何代にも渡ってこの一瞬に起きた事によって苦しみ続けてきた方達のことを思えば、私たちはそれを共通の経験として反省し、改めなければならないのだと思います。平和記念公園に、米国の大統領が立った事はある意味画期的ではありました。しかし、それでこの日が過去のものとなり、風化していく事があってはならないのだと思います。

                     投下した側も想像を絶するような核の被害は今も続いているのです。厚顔無恥な政治家は、反対意見を封じ込み、ついには祝島の埋め立て再会と言う原発の新設の動きすら露骨に見せ始めている。いつ、福島の事故は、終息したのでしょうか。

                     今は、ごく普通の人が声をあげなければならない時代。でなければ、常軌を逸した守銭奴達が利害にしか目を向けず、私利私欲に奔走する時代だと思います。戦争も、核の平和利用と言うまやかしも、全てがそういう動きに他ならないのだと思います。被爆の方達に想いを馳せ、黙祷して「核」の根絶を願います。

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                    | 社会・事件 | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    報道の得も言われる気持ち悪さ...。
                    0

                       東京都知事選が終わりました。下馬評通り、小池百合子元防衛大臣が新知事となり、はてさてこれから都政もどうなるものかと予断を許さない状況ですが、もうひとりの方と同様、この方も安倍自民党の人である事は間違いないのですから、どちらが知事になられても何となく今までの傲慢な政治がここにも巣食っているままだと言う事に違いはありません。

                       私には、最近の報道に得も言われぬ気持ち悪さがあって、見聞きする度にそのアレルギー症状に悩まされる日々が続いています。今回の選挙においても、何だか執拗な個人のアラ探しから政争のおぞましい人間関係ばかりが報じられて、肝心の政策や政治家としての人となりなどは一切見えてこない。もっと言えばその報道のいちいちが、意図的に個人を陥れるための悪意が見え隠れする内容ばかりで、報道の大原則である中立的に淡々と事実のみを伝えると言うものとはほど遠い感じが否めない。新聞・テレビでさえそんな事を感じで、週刊誌・ネット記事などはさらに一部のネト◯ヨなどの論調かと思われるほどのヒステリックな感じが本当にたまらないのです。パラエティー番組の芸能人のゴシップのような扱いで政治が語られる事にどうにも違和感を覚えるのは私だけでしょうか。そうなれば自ずと選挙は推しメンのアイドル投票と変わらない話しになってしまいます。投票前に早々に、当確が出るのも何だかしらけムードを煽るような、「もう行っても無駄でしょ」的に見えてしまう。中立的に淡々と事実と言う意味では、そんな予測はいらないと言えば言い過ぎでしょうか。何とも薄気味悪い。この風潮をどうにかして刷新したいものです。

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