ここ福岡は、今、博多祇園山笠の真っ只中です。中心部に行けば飾り山が各所で見れますし、みずはっぴをきた男たちが各所で動いているのが風物詩です。この季節は15日の追い山まで、梅雨の最終盤らしい激しい雨模様の日が続きます。15日の早朝は雨上がりだったりすることが多いのですが、追い山が終わって梅雨明け宣言という流れが゛例年なのです。
さて、最近、今年の前半にからだを壊しかけたのもあるのですが、人間が複雑なその身体のメカニズムで、何十年も生命を維持していることの奇跡を改めて感じることが多くて、例えば体温や、体の水分をキープしていることの奇跡も実に見事な環境共生力で綿密にできていて、本当にすこせいなと思うことが多いです。体温も、非常にデリケートで、大雑把に言えば36度5分の平熱をキープするために、人間の身体はすごせく繊細なことをやっていて、そこが1、2度動くだけでも体調が狂ってしまいますから、夏と冬でき10度以上もひらきがある環境下で生きているのですから、それはそれは不思議なことです。一言で言えば、ギリギリの体温キープのエネルギーを作り出しているというより、少し多めにエネルギーを作り出して、時と場合によってそれを体外に放出しながら、基本的に引き算で体温キープをしているという妙があるのです。ギリギりのキープなら、急激な温度変化に対応できないのですが、少し余裕めに作っているもののあまりを、外に出しながら平均を保っている。ここのすごさが私たちの体の奇跡だと思うのです。(つづく)
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