建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
猛暑の夏に考えなければならないこと。4
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     昨日は福岡でも38℃という表示でした。寒暖計の数字は体感とまた誤差はありますが、筋肉量が少なく、代謝が少ないお年寄りや、身体が小さい子供にとっては、この数字より体感の方がよりストレスなので、いよいよもって注意が必要です。とにかく、室温を下げる努力、逆に外の影響で上げない努力をするべきです。窓から入ってくる日射を制御するには、室内側のカーテンやブラインドでは制御しきれません。日射をガラスの外側でシャットアウトするのに有効なのが、先人達が使っていた、葦簀・すだれの類いです。先進のエコハウスでは、高価な電動の外付けブラインドの採用などが目立ちますが、まさにこの先人達の知恵を真似る事からはじめるのが良いと思います。高性能なエコハウスでも、しっかり断熱した壁に比べると高性能な窓を使っても4〜5倍の熱が出入りします。日射を窓の外でとめることができれば、8割程の日射侵入量をカット出来ます。これはかなり有効な侵入熱の制御となります。昔の人が行った路地の打ち水は、見た目だけではなくて、気化熱を利用したクールダウンの方法ですし、今すぐ出来る事からお試しべきだと思います。しっかりと防水が出来ている屋根に水をまく事も少なからず有効かもしれません。戦後70年余りの土建立国のこの国は、右肩上がりの高度成長と引き換えに、表土をアスファルトで覆い、見掛けだけのハリボテ住宅を量産しつづけてきたのです。反省はいずれ、命の危険が遠ざかった秋移行にするとしても、まずは身の安全の確保に務めればいけません。(つづく)

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    | 住まいづくりのヒント | 06:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
    猛暑の夏に考えなければならないこと。3
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       かつての民家は、開けっ放しで自然通風を即し、涼しいと言えるかどうかは別として、体感的にはまだ凌げる仕掛けが沢山盛り込まれていました。まずは今ほど住環境が建て込んでいなかった為に、通風がある程度望めたこと。そして瓦屋根には沢山の土の層があって(今の桟がわら葺きはこれには全く当てはまらない)、夏のジリジリと刺す日射を食い止めていたこと。つまり、屋根の輻射の影響を軽減するディテールがそこにあった事などから、人々は様々な涼をとって夏をやり過ごしてきました。ただ、高度成長期以降のこの国の平均気温は、地球温暖化の影響で確実に上がっているのです。このところの報道で40℃いうエリアが出てきましたが、もうすでにこの温度になると身体は溜まりません。体温よりも高い空気に満たされている環境下では、代謝で自分の中の熱が捨てられないのです。

       古い住宅に住まれている方が、「うちはスカスカだから、風通しよくて大丈夫」というようなこと言われます。ただ、かつての民家のような作りであれば良いのですが、戦後の70年余りの日本の住宅は、ハリボテと新建材、クロス、アルミサッシによる、皆無の断熱性能と中途半端な気密性によって、寒さにも暑さも脆弱なものが殆どなのです。しっかりとした性能を担保すれば、小さなエアコンで室温をキープすることは可能です。これまでの住まいをそれに乗っ取ってリノベする事。そして新築に更新する場合はこれらのことをしっかり認識して、性能の担保された住まいに更新するべきなのです。

       何はともあれ、命が一番大切。エアコンを使ってください。(つづく)

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      | 住まいづくりのヒント | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
      猛暑の夏に考えなければならないこと。2
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         人間は、本当に繊細な動物で、体温は通常誰でも36.5℃くらいにキープされていて、数度上がったり下がったりするだけで大変な事になります。その温度をキープするべく、食物を摂取して体内でそれを熱に変えます。そして皮膚や呼気から余分な熱を外に出しながら、この温度をキープしているのです。夏の暑さも、30℃越えくらいであればまだこの代謝の妨げになりませんが、この数日の35℃超え、やがては40℃などと言う気温は、自分を取り巻く環境が、自分自身よりも温度が高いと言う、まさに代謝を妨げる殺人的な温度なのです。何処かで涼をとらなければ、命に関わるのは必定なのです。

         室内での熱中症などの被害はお年寄りが圧倒的で、室内にいるからよいだろうと言う認識と、エアコンは勿体ないという思い込みは大きいと思います。実は、暖房に使う灯油と、冷房につかうエアコンの電気代とで比較しても、圧倒的に夏の方

        が掛っていない。事実なんです。エアコンは、ヒートポンプという、熱媒体を圧縮したり膨張したりすることで、熱交換をする装置で、電気は圧縮・膨張に使うポンプを動かすために使う極めて効率の良い装置なんです。同じ電気だからといって、電気を直接熱に変える、電気温水器や、電気ストープなどとは雲泥の差がある効率の良い装置なんです。つまり、このヒートポンプの原理を使う事に、必要以上にためらいを持つ必要はないのです。むしろ問題は、このエアコンの実力が発揮できる、住空間が少ないと言うことなのです。本来は、最小限の能力のエアコンで、室温を一定に保つことは、技術的には可能になってきているのですが、それがまだ普及に至っていないのです。ロスが多いのは悔しい限りですが、命あってのもの種です。少々電気代が掛っても、過信せず、我慢せず、エアコンを使って室温を下げてください。(つづく)

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        | 住まいづくりのヒント | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
        猛暑の夏に考えなければならないこと。1
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           「猛暑」という言葉は通り越して、「酷暑」と言う言葉のほうが良いのかもしれまん。連日の熱帯夜の上に、日中は生命の危険を感じるほどの刺すような日射が、屋外での活動を阻んでいます。豪雨災害で被災した地域では、今も復旧作業が続けられていますが、水不足の上のこの酷暑です。心よりお見舞いを申し上げます。くれぐれもお身体ご自愛ください。

           冬のヒートショックと同様、夏の室内での熱中症により命を落とされる方が毎年あとを絶ちません。今年はこの酷暑で、更にリスクは大きいと思うので、大きな被害にならなければ良いがと心配はふくらみます。特にお年寄りは、冷房を極端に贅沢なものだという感覚があり、室温を下げると言う「涼」の方法をなかなかとられません。確かに、昔はそれでも凌げたかもしれませんが、近年の猛烈な暑さは、かつての日本の気候ではありません。今週は各地で40℃を越えると言われる今、よほど気をつけないと生命の危険はすぐそこにあります。ともかく無理をしないこと。水分補給を充分に取ること。室内にいてもそれだけでは安心せず、室内温度を意識しながら、然るべき対策をされる事を切に願います。

           今年は別物だと言う認識が大切だと思います。福岡は、博多祇園山笠のクライマックス、15日の追い山の早朝までは断続的に雨が続いて、追い山の一番太鼓が鳴ったら、ようやく梅雨明けだなあと実感するのが例年の感覚なのですが、今年は5日からの豪雨で三日ほど昼夜激しく降り続いたかと思えば、移行は夏真っ盛りの日照りと温度の下がらない夜なのです。もう今年は、例年のサイクルではありません。異常な年だと認識するべきです。今、考えなければならない事を少し書こうと思います。(つづく)

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          | 住まいづくりのヒント | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
          災害と住まいの折り合い 5
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             「自然災害」という言葉が、頻繁に連呼される昨今、つくづく思うのは私たちもその中の要素のひとつだと言う事です。自然に何か対峙する存在ではなく、我々はその一部だと言うことが、どうも忘れ去られているようで仕方ない。私たちが大自然に抗えば抗うほど、自然は私たちを淘汰しようと振る舞います。治水と言う意味で造られたダムが、コンクリートの三面張りが、今回の災害にどれほど寄与したのでしょうか。この対峙は不毛なのです。

             「折り合い」と言う言葉がありますが、私はまさにこれからは、折り合いをつけていく事こそが大切だと思います。住まいをより強固にと言う規制を強化する事も大切ですが、事あるごとに、「暮らす」と言うにはあまりに過酷な体育館を、避難施設にせざるを得ない悲惨な現状をもっと考えるべきだと思います。そこにエアコンを急場凌ぎに付けて支援だと自慢げな政治家のとんでもない勘違いを、改めるべきだと思います。そもそも避難者を想定して、何人何日抱えられるかと言う事は、常から政治がやらなければなりませんし、自宅をより頑丈に作ると言うことと平行して、体育館でも構いませんが、然るべき公共設備が被災時にその役割を担う設えを持っているとか、そういう準備が必要だと思うのです。「経済」というお題目は、目先の事しかありませんから、時間スパンとしては一事が万事、大変短いものになってしまいます。損得勘定では先々の安心などと言うものは土台無理なのです。今、この価値観が蔓延しています。あの福島の教訓も、僅かな時間で箍がゆるみ、再稼動の話がそこここで平気で進んでいる。福島の事故はいまだ終息の糸口すら見いだせていません。なのに、異常としか言えません。

             いつの頃からか、自然を自分達で制御出来るとでも思ってしまったのが、この不幸の始まりです。私たち本来、上手く折り合いをつけてこの国に住み続けてきました。本来これからも、そうすべきなのです。もう人口も減ります。災害が予想される場所に住まなくても、家はやがて余ってきます。周りと上手く折り合いをつけて住まいづくりをしていかなければなりません。(おわり)

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            | 住まいづくりのヒント | 07:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
            災害と住まいの折り合い 4
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               昔から、国土のすべてが人が住まいを構えるのに適した土地だったと言う認識があった訳ではありません。先人達は、ここは水害が多いから止めた方が良い、ここは風が強いから止めた方が良いと伝承や地名にして後世に伝えようとしてきました。東北の震災の時にも、三陸の津波の到達ラインを塚を置いて伝承していたという事が話題になりました。戦後の区画整理や町名変更で、そういう情報はある意味寸断されて今日があります。「夢と希望」という言葉は、まさに新興住宅地の地名で乱用されて、まるでそこが以前は沼地だったとか、何のある土地柄だった事をカモフラージュするかのようにも取れてしまいます。

               それにも増して、治水や発電の為に人工的にダムが出来て、川の水を人がいじるようになっている。コントロールできれば良いのですが、今回は上流のタムが危険水域を越えた為に予告後短時間で過剰放流した事に被害が増大した懸念も囁かれています。昔から側は龍に例えられ、太郎、次郎と名前を与えられるまさに生き物のような存在です。昨年の豪雨災害の杷木・朝倉地域では、豪雨前と後とでは、側の位置が全く異なってしまった場所あります。それを人間が畏敬の念を失い、浅知恵でコントロールしても、限界があります。

               こうなると、指針や基準を改めて、すべての住宅をより強固に、より耐久性を上げてと言うふうになります。それは悪い事ではありません。むしろもっと知恵を出し、より強靭で安全な住まいを目指すべきだと思います。ただ、ここには自然に対する「畏敬の念」が大前提になるのだと思います。以前鹿児島の古民家を見せて頂いた時に、平屋の一階の土台や大引に当たる部分に大変大きな断面の材が使われていて、まるで小屋組で使う桁梁のような大きさで落とせ露いた事がありました。理由を尋ねると答えは明快でした。毎年台風で大変な風が吹き、時には家が基礎石からずれて動く時がある。と言うのです。その時脆弱な足元では住まいは歪んで請われてしまいます。足元が強固な事で、住まいはその形のまま、基礎石から横にずれて動くのです。風が納まれば、住まいを元の位置に曵家して戻すのだそうです。尋常ではない防風に対する知恵のあり方を学んだ気がしました。(つづく)

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              | 住まいづくりのヒント | 07:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
              災害と住まいの折り合い 3
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                 戦後のスクラップアンドビルドは、山を切り開き大規模宅地造成を繰り返しました。映画「人生フルーツ」はその大規模都市開発に関わった一建築家が、自分の描いた開発にならなかった部分を悔やみ、その2区画を自ら購入して雑木林と自邸を構えて生涯を通してその想いを全うする素敵なドキュメンタリーです。経済効率というお題目で、確かに右肩上がりの高度成長を果たし、この国は一面豊かになってきましたが、その分、ポロボロと取りこぼしてきたこともきっと多いのではないかと思ったりします。

                 実は、人口減少と高齢化にばく進しているこの国が、いくらこれからも右肩上がりの高度成長期と同じ事を夢想しても、それにはきっと無理があります。生産力がそうはならない。俯瞰で見れば、その前はどうだったかと言う発想転換を今立ち止まってしなければならない時期ではと思うのですが、政治や報道は頑なにその事を否定し、これからも何が何でも右肩上がりが続くと喧伝しつづけているように思います。百歩譲ってそうであっても、これまでと同じで良い筈もありません。東北の震災の福島の原発事故も、時が経っても何も解決していない。私たちは現実を見つめなければならない時なのだと思います。

                 三陸の津波でわかったのは、先人達は津波被害をこれまでも何度か受けていて、その被害エリアを要石を置く事で後世の人々に伝える発信をしていた事実が明らかにされています。先人の知恵は、活かされていないのです。ましてや海岸沿いに危ない原発を建設するなどと言うことを、当時の人々が聞いたら何と言うでしょうか。今、その事を考える時なのだと強く思います。何処かでぷっつりと切れてしまった先人達の知恵。それを取り戻しながら、本来のこの国のあり方を模索する時だと思います。(つづく)

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                | 住まいづくりのヒント | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
                災害と住まいの折り合い 2
                0

                   豪雨が終ったと思ったら、今度はいきなり猛暑が全国を襲っています。どうも最近の気候を思うと、「四季折々を愉しみながら」といった本来の日本スタイルでは、少し対応を持て余すほどに、過激な気候が日常化してきているような気がしてなりません。地球温暖化で、気候区分が大きく動いてしまっている感が否めません。

                   今回の豪雨災害で、色々な面でこの国のシステムの歪みが露呈した気がしてなりません。あまりにも沢山の事が起きました。「空白の66時間」などと言われていますが、明らかに政府対応も遅れました。それ以外にも、何だかこれまでにないかたちで突然死刑執行が強行されたり、この激甚災害の最中、水道民営化を後押しする法案が通ったり、参議院の増員が可決されたり、いわゆるカジノ法案の審議が普通にされていたりと何だか現実と中央で仕切られている政治には別世界のごとく遊離感が凄く感じられました。時の首相は迷惑な大行列のマスコミを引き連れて現地視察を行い、余り報道されませんが避難住民から説教される始末。あからさまな後付けの辻褄合わせは今の政治と報道では常習化してしまい、もう中央政府機能も末期的と言わざるを得ないと思えるのです。

                   さて、この歪みはなんなのだろう。綻びから垣間みるリアルな世界と政治との乖離は何なのだろうと考える時、私は今回の豪雨災害も単なる自然災害と言うにはあまりにも様々な国のシステムの歪みとが融合して、より大きな被害になってしまっている「人災」としての要素も大きくなってしまっているような気がしてならないのです。この部分をしっかりと検証しないと再発は防げないと思います。一個人の生命と財産が尊重される事はこの国の憲法の根本原理の筈なのですが...果たしてそれが(つづく)

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                  | 住まいづくりのヒント | 07:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  災害と住まいの折り合い 1
                  0

                     7月5日から降り続いた豪雨は、観測史上初という言葉を連呼させて、日本列島に長く居座り、全国各地に多大な被害をもたらしました。命を落とされた方の人数が日に日に増えていくにつけ、胸を締め付けられるような思いがしますが、被災された方、又その関係の方々には心よりお見舞いを申し上げます。

                     近年の、頻発する地震、台風や豪雨といった自然災害を見ていると、この国がいかに台風銀座と呼ばれる極東の海の端の国であり、活火山の連なる生々しく生きている列島の上にあるかという事がわかります。災害が決して少なくない国ですが、それにも増して劇的な気候変動は私たち人間の物差しでとらえても顕著で、穏やかな四季の移ろいは激しい乾期と雨期のような感じになり、ゲリラ豪雨のような雨が連発し、まさに地球温暖化の現れであると理解する方が妥当な感じが致します。我々人間も、この環境下の一住人に過ぎません。抗っても限度がありますが、どうにかこうにか折り合いをつけて生きていかなければなりません。そう考えると、近年の私たちの暮らしはこの災害頻発の現状に何かのメッセージを読み解きながら、改善を求められているような気もしてきます。

                     おそらくは、戦後70年余りのスクラップアンドビルドによって、様々な弊害が出ているのですが、それをどう改めて行くかと言う事がこれからの課題のような気がします。(つづく)

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                    住まいを創るということをもう一度考えたい。4
                    0

                       近年私は、住まいを「新築」にのみで考えるだけではなく、あらゆる方法で考えるべきだということをお話しする機会が増えています。人口は減っていく、高齢化で生産力は落ちていく。数の上では既築の住宅が余っているのです。この期に及んでスクラップアンドビルドを繰り返していく道理はないのです。「新築」する正義について書きましたが、悪循環から一歩でも半歩でも抜けていく新築はあるとして、既築の住宅も何とか手直しをして活用していく必要があります。リフォーム、リノベーションと言う言葉が脚光を浴び始めていますが、これまでの発想のそれではいけません。かつての設備住設の更新と模様替え程度のリフォームは、住まいの寿命を延命させる事にはなりませんし、暮らしそのものが快適に改善する訳でもなく、中途半端なリフォームは建物そのものの寿命を縮めてしまう事もあります。環境負荷を考えても、省エネに暮らす術を導入できるリノベをするべきなのです。私は「レトロフィット」と言う言葉を大切に思い、それをひろめたいと思っています。もともとは機械や自動車業界の言葉らしいのですが、既存の古い何かにパーツを付加していく事によって、古いものに新機能が加わり、より良くなると言う意味のようです。ドイツのパッシブハウス研究所ではじめて知った言葉ですが、「リニューアル」とは違い「レトロ」古い者が基準である事が凄く好きです。誤摩化して新しく見せるのではなくて、古き良きものを現代版に仕立て直すと言った感じでしょうか。これからは大いにそれをやっていくべきだと思うのです。既築の住宅をかなりこれで再生し、どうしようもないものから更新していく。一戸一戸は個人のものですが、社会を俯瞰で見た場合、この国にはそういう視点がきっと必要になってくるのです。(つづく)

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