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エコハウスに暮らされて一年 「OB見学会でみえたもの」 2

 ちなみに、国の基準よりも更に進めた高性能を模索している研究機構のHEAT20で規定されている「G2グレード」の性能値は、例えば次世代レベルの家で、居る時だけ、居室だけ(トイレ・浴室・廊下などは含まれない)で断続的に暖房した場合のエネルギーと同等のエネルギーで快適な24時間連続暖房が出来るというレベルなのです。つまり、今の日本の住宅のレベルからすればまだまだ超高性能と言わなければならない「G2グレード」でも、実質は次世代と消費は「同等」ですから快適は担保できても、暖房エネルギーは減らないという事になるのです。そう言う意味で、弊社は近年G2グレードをひとつの目安として、それ以上の性能を「エコハウス」と位置づけて設計をしていますが、「糸島の終の住処」はそのプロトタイプだと思っています。「糸島の終の住処」のUa値は0.3レベルですが、このレベルに至って、快適と省エネの両方が担保できるレベルだと言う事が出来るかもしれません。

 奥様が、「丁度一年暮らしてみて平均すると電気代は¥7,000-/月程度」と言われると「うわー」と驚嘆の声が上がり、その後皆さんはちょっと誤解されます。「太陽光発電と相殺してですか?」となるのですが、実は「糸島の終の住処」にはまだ太陽光発電パネルは乗っていません。基本性能でそこまで消費をしぼっています。もちろん、一次エネルギーを更にもっと下げる事は可能ですが、これから定年を迎えられて年齢も重ねられていくことが想定できる終の住処として、今回はオール電化をお奨めしました。やがて自動車運転を終えられた時の事を考えて候補地の中から駅に最寄りの現在地をお奨めしたのと同じ理由からです。(つづく)

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