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住まいづくり報告 福津市U邸地鎮祭

 昨日は福津市のU邸の地鎮祭でした。晴男の髭には珍しく雨となりましたが、昔から「雨降って地固まる」と言います。縁起がよいと関係者皆でこれからの工事の安全を祈願致しました。実にお客様と構想を練りに練って一年余り。春の竣工に向けてその構想が実現します。大屋根構造のU邸は、ゆとりのある敷地を緑化しながら、方位に素直に真南に向けたリビングを中心とした4人ご家族のためのこだわりの詰まった住まいになります。性能的には土間下基礎外断熱、壁・屋根は弊社開発のPJパネルを採用。木製高性能サッシと樹脂トリプルサッシを併用し、Ua値0.3の高性能住宅となります。バッテリーの普及を視野に、オフグリッドも可能なように、最大に電池パネルを搭載する予定にもなっていますので今後またその辺りも少しずつ発表していきたいと思います。

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| 住まいづくり報告 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ほんとうの、ホンモノ「エコハウス」への道しるべ 2

 そもそも、これから国の基準が2020年に義務化されたところで、エコハウスにはほど遠い基準です。分かりやすく言えば、この義務化は、冬にヒートショックで命を奪われる悪しき日本の住宅性能から、すべての新築住宅を命の危険の少ないレベルにする基準です。エコハウスなんて遠いと思いませんか?そしてここが肝心なのですが、このレベルに達するとようやく家全体を辛うじて暖めたり冷やしたりできるレベルになります。住まい手は一度それを覚えると「快適」だからこれをやりたくなります。すると、これまで茶の間を目張りして暖房して、コタツに足を突っ込んで暮らしてきた住まいでの暖房より、膨大に消費エネルギーが増えるのです。冬に例を取りましたが、これは夏も同じです。一室だけ局所的に冷暖房して我慢して暮らしてきた家が、少しだけ性能が上がって、消費エネルギーが増える。そう言う事例を私はとても心配しています。ただ、これは人間の当然の欲求であって、「エコハウス」と連呼しながら、「快適性」すら担保できていないレベルからの脱却をしようとしているのですから、問題が起きて当然です。まずは、「安全」、そして「快適」その先のエコ・省エネなのです。

 私はまず、「福岡の冬は寒い」そこから25年ほど前から気密・断熱を強化した高性能を建ててきました。義務基準はそれとあまり変わらないレベルです。そして近年、日々の消費エネルギーが解析ソフトによってシミュレーションできるようになってようやく、省エネやエコハウスに至る方法論が構築できてきたのです。業界の認識がひとっ飛びにほんとうのエコハウスになるとはどうも思えません。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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