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冬に思う、住まいづくり。5

 私たちの感じる温度は、気温と、床・壁・天井のいわゆる面温度の二つの温度に影響しています。体感温度を導きだす計算式がありますが、まさに快適の条件として、この面温度が大きく影響しています。面温度を整えるためには、断熱性能が絶対的に必要なのです。「九州は暖かいからこの程度で…」と言う根拠はなんでしょうか。例えば、福岡では、最近は夏は36〜7℃まで冬は僅かですが真冬日(0℃)もありますから、扱う温度帯は37℃程度、寒冷地で夏は28℃冬は-10℃になるところでも扱う温度帯は38℃ですから、帯に差はないのです。その時間とともに激しく乱高下する外気温に対して、一定の快適な室温を保つための性能が断熱性能ですから、地域による手加減はどうだろうかと私などは思うのです。もちろん、温暖地の方が我慢できる巾があり、寒冷地はともすると日常でも生死に関わる温度があると言う差はあるかもしれません。ただ、それに対して、前段のヒートショックによる年間の死亡者が、北海道では極端に低く、福岡県も少ない方ではないと言う事実は、如何に人為的な設えが大切かと言う事を物語っているのだと思うのです。「死なない安全な住まい」から「快適で活力を養う住まい」へシフトして、それが「エコ・省エネな住まい」になっていかなければならないのだと思います。快適を欲求する事を躊躇ってはいけません。生きている人間の当然の欲求です。良く「そんな生温い環境では人間が怠けてしまう」などという屁理屈を言われる方がおられますが、その反証の材料はいくらでもあります。全く的違いでむしろ逆です。    

 この冬の季節、寒さと断熱はイメージがしやすいです。そのストレスを完全に解放してしまう断熱・気密の方法はすでにあるということをお伝えして、今回の稿としたいと思います。(終わり)

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