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気密と断熱の浅からぬ関係 4

 「高気密」と言う言葉が、四季を感じ自然と親しみながら暮らす日本人の感性には、違和感があるのかもしれません。いかにも人工的な密封空間に息苦しく暮らすと言うイメージは、この字面からの妄想ですが、この誤解を解かなければなかなか理解を得られないのも事実なのです。要は「普通」の基準ラインを変えなければならない。「高断熱」というからハードルが上がるのではないかと私などはずっと言い続けてきましたが、実はこれまでの日本の住まいが、性能的にNO気密NO断熱だっただけの事です。当り前の断熱を考えれば、高断熱どころか、超高断熱にならざるを得ませんし、それを普通ラインにしなければなりません。これまでが、漏気だらけの住まいだったから、漏気のないバリアをしなければならないのです。室内の温度をキープしてくれているのは満たしている空気です。その空気が、コントロール不能に室内外を出入りすれば、性能は論外です。「断熱材をこれだけ使いました!」というだけでは性能担保にならない事は、もうお分かり頂けたのではないでしょうか。しかし今、盛んに比較されるUa値にしても、それがすべて出来ている想定の数字なのです。気密も取れた高性能でない限りは、想定とは見劣りする性能しか期待できません。冬に、力任せに室温を上げれば上げるほどに、屋根面から暖気が抜けていき、足元から外部の冷気が加速して入ってくる。これが実態です。一度これをきちんと止める事が重要なのです。(つづく)

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