2018.02.09 Friday
住まいづくり報告 福津市U邸上棟 2
今回のU邸もここ数年自ら開発を進めてきたPJパネルでの断熱となります。構造用面材と断熱材が一体化したパネルを、軸在来の軸組にはめ込んで固定していく事により、所定の構造強度と断熱性を一度に確保しようと言うもので、近年の職人さん不足や現場での熟練工の減少などに備えて、大手パネルメーカーと汎用性のある資材をと言うニーズに応えるように開発してきました。所属するパッシブハウスジャパンの会員さんから、全国で少しずつ使い始めていただいていますが、自社の案件ではこれで3棟目となります。屋根のバネルは、母屋間にパネルを渡していく事により、断熱層と通気層形成を一度に出来、足場が一度に固まり、敷き並べるとその後すぐ防水層形成が出来ると言うものです。現場での発見や工夫点は次の現場までの改善点として工場とのやり取りで消化していきます。この日も雪の悪天候で道路事情が悪い中、屋根パネルが届けられました。
みるみる組まれていく軸組と、現れてくる大きな屋根にお施主様も感動してくださいました。
(つづく)
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