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省エネを求めると、実は「快適」になる。5

 質素倹約を旨として、勤勉に暮らして来たこの国の国民性が、住まいにおいては仇となってなかなか高性能化が進まない。快適を担保する事は、贅沢でも何でもありません。むしろ、私たちの基本的な権利です。快適でもない住まいで、エネルギーを浪費して、しかも20年で建て直さなければならない住まいを、子も孫も同じように作り続けなければならないという悪循環に終止符を打ちたいと思います。質素倹約というならばむしろ真逆に、徹底した性能アップを施し、百年の計で少ないエネルギーで持続可能な暮らしを担保し、孫子の代まで継続可能な耐久性のある住まいを建てるべきではないのでしょうか。「損して得取る」と言う言葉がありますが、こと住まいづくりに限っては、瞬間「損」だと思える事すら、エネルギー消費が極端に少ない事からすぐ回収されます。そして、何より未知の体験ゾーンだからなかなか伝わらないのですが、「本当の快適」が日常に担保できるのです。冬も寒くない、夏も暖かくない、少しの熱を加減するだけで快適な空間がそこには半永久的に担保できるのです。日本の自動車産業の技術革新は目覚ましく、交通事故により命を落とす人は年々減って来ています。ところが、本来人の安心の対象である筈の住まいの中で、ヒートショックによる死亡者数はその交通事故死の実に5倍も多いというデータがあります。交通事故の5倍、家の中でなくなっているこの現状は、エコや快適というと言葉にはまだまだ遠い住まいの現状があるのです。躊躇する必要は全くありません。省エネを突き詰める事は、快適を得る事とも完全に合致します。中途半端なものではなく、省エネをもっともっとと求めて行く先には、私たちにも「快適」な住まいがある事をきっと覚えておいてください。(おわり)

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