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それでもやっぱりエコハウスのすすめ 4

 安全・健康の先に、本当の省エネがあることをご説明してきました。言葉に惑わされて、日本の基準を念頭においた住まいづくりをしたところで、それは辛うじて安全確保のレベルです。少なくとも、すでに建っている既築の住まいに関しては、エコリノベでこのレベルに持ち上げていくことが急務ですが、これから何十年もあり続けること「新築」に関しては、そのレベルでは決定的に足りないと思いませんか ? まずは安全と健康、当り前のことが確保されていること、それが今の技術では更に、極めて小さいエネルギーで持続可能な暮らしが出来る住まいが創れます。情報の歪曲と誤解から中途半端なものを建てないようにしなければなりません。国をあげての基準が「足りない」と言ってしまうのは非常に申し訳ないことなのですが、現実であるのでここは躊躇わずに言いたいと思います。30年の弊社の経緯の中で、徐々に性能を上げてきたプロセスを顧みれば、国内の基準はすでに20年前にはクリアしていた基準で、このレベルだと他よりは褒められますが、「今までの家より暖かい」レベル。最近の弊社仕様は、夏冬快適でありなおかつ省エネというイメージでは光熱費の実感としてきちんとその性能が感覚的に味わえるレベルになっているのです。

 「次世代省エネ基準」という20年使いつづけて来た基準を、あたかも省エネレベルだと言うような言葉には惑わされずに、本当のエコハウスを構築する為には、この辺りの発想の刷新が必要と考えます。大手ブランドはまだこの世界の中にあります。また、不幸なことに国内の基準だけを念頭に「我々は省エネをやっている」ということをためらいもなく広告します。ただ、方法論はもっともっと進んでいます。繰り返しますが、国内の基準は20年前から余り進んでいません。「あったかい」「快適」をこのレベルで語ることはすでに違うと言わなければなりません。(つづく)

JUGEMテーマ:建築

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