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無意識の無駄な我慢の果てに…。1【健康と住まいの性能】

 昨年のヒートショックによる宅内での死者数が、実に2万人近くに登っている現実を直視すると、日本の住まいは早々にヒートショックを起こさないレベルまで性能を押し上げる必要があると思います。私などは、昨年末から話題になっていた省エネ基準全棟義務化への期待は、ある意味「省エネ」と言うよりはこの部分で、住まいの安全がキープ出来るのではないかというところでした。残念ながら、義務化先送りという結論に至って今後も迷走は続きますが、このうえは、民間の力で早々にレベルアップをしなければと頭を切り替え始めています。このヒートショックによる死者数ですが、一般の方はもしかすると、より寒い地方ほど割合が多いのではないかと思っているかもしれません。実はそうでもないのです。意外なことに北海道は凄く少なかったり、逆に九州が多かったりと、寒さには比例しません。北海道に少ないところから類推すれば、この割合は住まいの性能と関係があるのではないかと言うことが考えられます。気密・断熱先進エリアである死者が少なく、断熱軽視の九州でも多いところもあるとは考えられませんか? 九州は暖かいから大丈夫だと思われている方、それが大丈夫ではないのです。当地、福岡でも雪が降りますし、真冬日もあります。冬はそれなりに寒いはずです。体感的には、住んでいる住まいの性能も大きく影響しますから、北海道の客人が、「福岡は寒い」とこぼすのには、そういう部分が大きく働いているのです。さて、「温暖地だから必要ない」その判断の時点ですでに私たちは無駄な我慢をはじめてしまっていることに気付くべきです。(つづく)

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