2019.08.05 Monday
四匹目の子豚をめざして。「ヒートショックのない住まいの性能」1
三匹の子豚というおとぎ話をご存知でしょうか。母親豚が三匹の子豚に自立を即し、自分の家をつくりなさいと即します。子豚たちは思い思いの家を建て、一匹はそうそうに藁の家をつくりますが狼が来て、風で簡単に吹き飛ばされて食べられてしまう。もう一匹は木で家をつくりますが、同じように狼にやられてしまいます。三匹目はコツコツとレンガを一つ一つ積んで家造りをしました。狼がどんなに吹き飛ばそうとしても吹き飛ばず、煙突から侵入しようとした狼をかまどで湯を沸かし待ち構え、狼に大やけどを負わせて追い払うと言うお話しです。
安易にではなく、コツコツと確実に堅牢な家造りをして命拾いをした三匹目の豚に例えて、思慮深く努力を惜しまずにという戒めだと思うのですが、私たちはこの3匹目の豚さんのように住まいづくりが出来ているでしょうか。スペースだけを確保しなければならないと安易な藁の家をつくっては風で木っ端みじんになっては建て返すを繰り返していないでしょうか。またただ堅牢なだけでも住まいとしてまだ足りない。昨日初めて「激暑」という活字を見ましたが、宅内で夏のヒートショックが出ています。すでに命を奪われる方が出ていますが、もはや室温を夏にも冬にもコントロールできる性能は必須の条件と言う事が出来るかもしれません。環境汚染、地球温暖化は私たちの暮らしの見直しを待った無しで求めています。今回はそんなお話です。
JUGEMテーマ:建築
◆↓読まれたらココをポチッとお願いします!
※あなたのPC・スマホからのワンクリックが励みです。笑