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新しい生活様式 ? への模索 3

 自粛と言われても、私の日常は普通のお務めの方ほどは変化せずに、淡々とした日々が続いています。誰からも強制される事もなく、自分にノルマを課しながら送る日々ですから、変わりようもないのかもしれません。昨今、よく目にするフリーランスと言うニュアンスが一番近いのかもしれません。法人であったり、資格制度があったりと一応社会参加をしている体ですが、真っ白い紙の上に色々な方の想いを汲み取って住まいを創造するのがお仕事ですから、関連の組織の動きが鈍化している現実はありますが、社会の仕組みとのリンクも、私自身の私生活から言えば普通よりは希薄なのかも知れません。今、劇的な変化を強いられている方達は、やはり通勤通学があり、一日の大半を何かの大きな組織の一員として日々活動されている方で、その組織構造の維持に立ちはだかったウィルスのおかげて、今までと同じ活動が出来なくなっていると言うのが実情だと思います。会うな、近づくな、集まるな、動くなと言われているのですから、私たちの日常そのものを一気に鈍化せざるを得ず、それがストレスなのだと思います。

 おうちは、帰って寝るところだった人が、その場所を言わば主戦場として暮らさなければならなくなったということですから、大変です。突然「新しい生活様式」などと言われても受け入れられる訳もないのです。となれば、一日も早い収束と、今までの暮らしがそのままの形で戻ってくる事を切望すると言う事になるのですが、今の実情をみれば、遅遅として進まない現状把握と拡大防止対策では未知のウイルスとの戦いはかなり長期戦になるのではと思ったりします。厚労相が言い始めた「新しい生活様式」は、そのためのいい訳のようにも聴こえてくるのですが、そのためには私たちは自分なりの「新しい生活様式」の構築を少しし始めておく必要があるのかもしれないのです。社会の一員として、しがらみの中で充分役割を果たして来られた方は、その喪失感で今少し鬱々とせざるを得ないかもしれませんが、逆に言えば、公私、ハレとケというか、表裏一体のパランスト言うものを見直す時なのかもしれないのです。「表向き」とか「立場」を重んじる傾向のある日本人は、とかくハレを重視し、ともするとケの方を蔑ろにして日々を暮らしています。かえって寝るだけの家と言うのはまさにその象徴。少しばかりそのバランスを再点検する必要があるように思うのです。(つづく)

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