全国の非常事態宣言が解除となり、はじめての週末を迎え、街並もこれまでよりは少し人手があったように報道されています。ただ、日々刻々と報じられる新型コロナウイルス感染者数は若干ながらも増え続け、未だ収束にはいたっていません。そもそもの検査件数が諸外国よりも極端に少ない事によって、今どれくらいの方が感染されて、例えば無症状のまま普通に日々の暮らしをされているかと言う事が把握しにくい事になっているのでなかなか安心が得られません。「宣言は解除するけれども新しい生活様式は維持して注意して暮らせ」という言い方には、何となくお上の身勝手さを感じますし、であればもっと迅速な暮らしの補償などを充実させるべきだと考えますが、相も変わらずの対応には苛立ちを禁じえません。欧州などの猛威に比べれば、随分牧歌的な状況ですが、もしこの状態が真実であるならば、やはり武漢型と変異したイタリア型の違いなのかなと素人ながら色々考えるのですが、いずれにしても、長期戦でこれからを乗り越えていかなければならないので、お国が当てにならない実情の中、皆で知恵を出し合いやっていくしかないのかなと負ったりします。
「禍(わざわい)転じて福」という言葉がありますが、悪い事がやってきたあとに、それが転じて良い事がやって来るとでも言う意味でしょうか。まだ、第二波、第三波が懸念されていますが、何とかここを乗り越えていく中で、このことわざのようにならないかなと祈るばかりです。グーグルアースのような視点から、地球を俯瞰すると、各地の環境汚染が人間の生産行動の鈍化で随分改善しているのが映像でも確認できるそうです。さて我々は、これからどっちに向いて歩んでいこうか、今回はそんなお話です。(つづく)
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