建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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民家をつくりたい...。3
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     もしかすると「民家」という称号は、長く済み続けられて、手垢がつきまくっても何も変わらず、大切にされ続けた結果として、与えられるものなのかもしれない。私が言う現代の民家は、そう言う意味では現在伝統建築として保護されているものとは全く別物となりそうである。ただ、思想が受け注がれるべきものであると思ったりする。私がつくの出す住まいは、外開きの気密サッシを使い、カバの無垢のフローリングを使い、そしてウッドデッキが併設していても、見る人が見れば「和風」だという。「先生これは何風ですか?」と聞かれることもしばしばで、そう言う意味では「髭風」などと嘯いているが、既存のカテゴリーには当てはまらないのかもしれないのである。私はそう言う部分には頓着しない。現代人は米を食べ、仏壇に手を合わせ、洋服を来、カレーライスを好み、自動車を乗り回し、携帯電話を持ち、テレビゲームに興じ、クリスマスを心待ちにし、除夜の鐘を聞き、ワインを飲み、インターネットで世界と繋がっているのである。そんな人間が住む住まいを柔らかい頭で創造したい。現代の「民家」とはそんなところから始まるような気がしてならないのである。

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    | 住まいづくりのヒント | 09:47 | comments(2) | trackbacks(0) |
    コメント
    モヒさんへ
    いつもコメントありがとうございます。様々な原風景が一人一人にあって、終の住処として作る住まいにそれが反映出来ることは理想かもしれませんね。ライフスタイルも文化も、混迷のこの数十年をどう整理して行くかは私たちと住まい手たちの大きな課題ですね。表層のデザインでないそういうエッセンスを見いだす努力をしたいものです。
    | 髭 | 2010/09/13 9:21 PM |
    現代の民家ですか、言われてみると行き着くところはその辺かも知れませんね。心象としては日本の風景に馴染む姿であってもスタイルは今の暮らしを引き継ぐものでありたい、等と考えると求めているイメージが出来上がりません。それを汲みあげて形にしてくれる人が必要になってくると言うわけですね。我が家の場合最初は北欧をイメージしたものに興味がありましたが、この数年それに関するものを見たり読んだりしているうちにその中から自分達に必要と思うもので残ったものは気密や断熱と言った性能と、デザインのシンプルさ、それと木質のサッシを使うということでした。
    ついでに言えばこれは主人の希望ですが、イメージとして我々の若い頃に福岡の白木原などに残っていた米軍の住宅だそうです。芝生の庭にシンプルな白い平屋の家が建っている、そんなことを以前チラッと言ったことがありました。このことは土地を選ぶ際にも頭をよぎったことだと思います。しかしそこは別荘地、幸い敷地は広いとは言えそのままのイメージでと言うわけにも行かず、実際に建てるとなると人間観察ができて言葉にできない形を描いてくれる人にお願いしたいものだと考えているところです。主人の出張中をいいことにこんな時間にどうでもいいことを長々と書いてしまいました。
    | モヒ | 2010/09/13 1:01 AM |
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