建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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ドイツ視察2016-10【第20回国際カンファレンス・オプショナルツアー2】
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     午後から、私たちは最終地ハイデルベルグのバーンスタットに完成しつつある再開発地区を訪れました。かつての米軍の駐留地と鉄道会社が持っていた土地を、一旦行政区が買い上げることで、それに様々な建築条件を付けてデベロッパーに売却すると言う形で、街区全体がパッシブハウスレベルを実現させています。雨水の50パーセント以上を土中に浸透させることや、屋根緑化、また屋根のソーラー発電量など細かく基準があり、街全体が美しく、近隣のバイオマス会社からのエネルギー供給がされているまさに至れり尽くせりの街並です。街区には、ファミリータイプから単身用、また沢山の学生のための住戸も用意されていて居住者のバランスにも配慮がなされています。ロビーでカードゲームに興じる学生達のいる建物のエントランスに少しお邪魔しましたが、温度も空気もそれは理想的。全体の完成までにはまだかかりますが、何よりも先に子どものための幼稚園が作られ起動しているのには驚きました。どこぞの国の場当たり政治とは随分違ったものです。時折雲行きがあやしくなり、小雨がぱらつく中を散策しましたが、ご案内してくださった市の担当の方が、雨宿りに街区のカフェに導いてくれました。旧市街の街並でもそうですが、いたるところで小休止し、お茶や珈琲を一杯愉しめる場所があるのもヨーロッパの街の良いところではないでしょうか。近代的な理想の街区の中にも、そういう設えは脈々と生きているのです。ドイツのこれからの完成形を見たようなバーンスタット。日本も場当たり的な売らんかなの再開発はもういい加減に辞めて、100年、200年の計で街づくりをしなければならないとつくづく思いました。夕刻、この地より、私たちはフランクフルト空港に向かいました。今回の渡航の全行程です。沢山のテーマや宿題を頂いた気がします。これからの仕事に反映するべく、日日を送りたいと思います。
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    | 歴史・文化・旅 | 08:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
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