建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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その住まい、ずっと愛せますか? 5
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     古民家が、当時それほど簡単に建てられるほどのものではなくて、何代も住み継ぐくらいの高価なもので、故に大事に住み継がれたと言う理解は納得がいきます。それが冬寒く、夏蒸し暑い環境下にあっても劣化が少ない木を大切にした工法であったと言う理解も頷けます。おそらく今よりももっと高価で、一度建てられた住まいは孫子の代までというのが当たり前だったのかもしれません。そう考えると、今の方が気軽に住まいを建てる時代なのかも知れませんね。ただ、本当の快適性、省エネ性、持続性を兼ね備え、何よりも住まい手が愛着の持てる住まいは少ないのではないでしょうか。時が経つほどに、魅力が増す住まいづくりを心から実行したいと思います。近年の「消費」と「貨幣価値」のみで全てが語られる風潮は、そう言う住まいづくりとは必ずしも相容れないかもしれません。ただ、どちらが正解かは、今の住まいにそこまでの魅力がなく愛着がわかない事からも推して知るべしではないでしょうか。

     懐古調に昔ながらの事ばかりやると言う事ではありません。然るべき性能と省エネ性は技術として担保できる時代になってきました。おそらくは、あと数年でそう言う事が当たり前の時代に入っていくのだと思います。その後に、「本当の魅力を放つ住まい」たるかという事が問題なのだと思います。15年も、20年も経ってご評価を頂ける住まいに、私は励まされ、また叱咤されます。住まい手が求められているのは、家電品のように高機能で短期間で役目を終えるものでは決してありません。もっと長い時間スパンで語られる筈の住まいなのです。

     あなたが今、建てようとしている住まいは、ずっと愛せますか?意匠デザインだけの住まい、性能スペックだけの住まい、ただただ腐らない、丈夫だという住まい、いずれもそれだけではないですよね。きっとあなたがずっと、いや、あなたの孫子までがずっと愛せる住まいを建ててほしいと思います。(おわり)

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