建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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ジメジメの梅雨をどう乗り切るか。2
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     さて、梅雨は何故鬱陶しいのでしょうか。関西以西では、湿気をかき分けて前に進むなどと言う表現が出てくるくらい、空気がどんより重く、不快なエリアがあります。福岡も日本海側の湿気を含んだ空気が北から吹くのでかなり過酷なエリアかも知れません。私たちは様々な温熱情報を身体で感知して暮らしていますが、複雑なセンサーが絡み合って快適か不快かを判断しています。「体感温度」というものを数値化する公式がありますが、ここには温度と湿度、そして風速を入力して導きだします。つまり湿気は重要な要素の一つなのです。温度計の指し示す数字がイコール私たちが感じている温度ではない事が事実としてそこにある訳だ、研究により快適領域(万人が快適に暮らせる温湿度の値)に室内をもってくる事が、ストレスのない住まいの構築に繋がります。

     昨晩データを取っている福岡の屋外は、日が落ちて少し温度は下がっていたものの湿度は80%もありました。これをそのまま室内に導けば快適である訳がありません。先週福岡で行われた近畿大学の岩前先生のセミナーでも、日が落ちて温度が下がったからと言ってむやみに窓を開けで取り込むのはかえって逆効果というお話がありました。高性能住宅になるほどに、まさにその通りで整った室内環境をかえって悪化させてしまうことを慣例でやってしまっている一つの例と言えるかもしれません。近代になって発明されたヒートポンプの原理で、人類は初めて熱交換による「空気の温度を下げる」と言う利器を手にしました。意外なようですが、これは本当に最近の事なのです。またこれが家電のクーラーとして世に広まったのも長い人類の歴史の中ではごくごく最近です。つまり、先進技術で高級な技術だと言う頭がどうしても離れません。エアコンを入れっぱなしにしてくださいなどというと「えー、もったいない」となりますが、案外そんなところに理由があるかもしれません。まさに私たちは進化の過程の中にありますが、この感覚と慣例的な考え方とのギャップを変えていかないと快適な梅雨はやってこないのです。(つづく)

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