建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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ジメジメの梅雨をどう乗り切るか。5
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     さて、今回こんな原稿を書いていると、事務所のFMラジオから、ラジオショッピングの黄色い女性の声が聞こえてきました。「電気代が気になるし、健康のためにも余りエアコンは使いたくない!!」何何?と聴いていると、気化熱を利用した冷風扇のコマーシャルでした。電気代もかからないし、身体も不快ではないと言う訳です。これなんです。エアコンの冷房は電気を喰って健康に悪いという言葉の表現が、皆さんの腑にすっと落ちる。こういう感覚が一般的なのだと思います。確かに、そう言う感覚は間違いではありません。夏を旨とすべしの、断熱性能もなく、気密性能もない住まいでは、エアコンはいつまで運転しても温湿度の管理は出来ないし、電気代がいくらかかるか分からない。おまけに上下温度差で足元ばかりが冷えてしまい、頭はいつまでもボーッと暑く具合が悪くなりそうな冷房空間にしかならないのだからもっともなお話なのです。実感として効いているという感覚になるまで温度を冷やすと、身体には何とも不快な空間になってしまう。ただ、空調の前に、空間そのものの性能を整えればそんな空間とは全く別物の住まいが実現します。本意の空調は、暑い寒いを感じないちょうど良い温度に整える技術であって、身体が冷えてしまうほど温度を下げなくても快適でなければ嘘なんです。私が言うエアコンはそのために使います。それはすでに不可能な事ではなくて、単なる技術なのです。この技術が当たり前になり、住まいと言えばそう言う然るべき性能が当然の事実となれば、少し皆さんの感覚も変わってくるのかもしれません。私たちの住まいは、暖を取り冬をしのぐことから始まり、今度は溜まった熱を排して夏は涼しく暮らす知恵となり、湿度コントロールをするという進化を遂げていっています。この事を、早く一番的にしたいと思います。「今年は梅雨を忘れていた」というお客様の言葉を励みに、啓蒙していきたいと思います。(おわり)

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