建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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建ててはいけない「家」について...。3
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     さて、少し過激なテーマでお話ししていますが、表面的には2020年に省エネ法改正全面義務化によって、日本の住まいの性能が向上していくスタートを迎えますが、それとは裏腹に、2020年までに在庫一世処分のように不良在庫が増えていく可能性があることと、2020年以降も義務化の性能では足りないと言うことを申し上げてきました。ここは、これから住まいづくりをしようと考えておられる皆さんには是非覚えていただきたいことです。住まいづくりの現場では、よく「予算がないから」というお話しになるのが常なのですが、ほんとうにそれで判断して良いかと言うことなのです。冒頭でも言いましたが、数は余っています。これからは質の向上を目指さなければならない段階です。例えば、現役世代、子供の世代、孫の世代と各世代が各々35年ものローンを組んで建てなければならないルーティーンの中でみれば、予算が足りないと言うお話しになるのですが、ここを変えなければ質は良くなりません。もし100年、三世代に一回住まいづくりをすれば良い、つまり100年現役として使える住まいであれば、予算は3倍そもそもあるのです。よく言われることですが、私たちが申し上げている住まいづくりとしたところで予算は1.5倍にもなりません。しかも、計画によってはそもそもの規模をスリム化していくことでさらに現実のものとなってきます。ましてや、快適で省エネという福音が建てて住み始めた瞬間から三世代続いていくのです。孫子はそこに住まないと言われるかもしれません。しかし、古民家をみてください。価値のある住まいは、血縁でなくくても住み継がれるのです。また、「そこまでの性能はいらないのでは」という台詞も勉強不足のブロの常套句です。はっきり申し上げれば、建設が許されるのであれば、現状の日本の住まいの性能にこの程度と言う範疇はまだ存在しません。もっともっと質の向上をしていかなければならない発展途上なのです。エネルギーをまだまだ輸入に頼り、一触即発の原発を動かさなければならない現状をふまえれば、これから新築住宅建設の全体数が減少傾向にある時代に、希少な機会に不良在庫を増やすことは何とも避けたいお話なのです。

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