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「高断熱高気密だと【夏】暑い」の反証として2

 「断熱」とは、熱を断つのですから、内外の温度差をキープする技術です。だから寒いも暑いもない、温度差をキープする恩恵は夏も冬も同じなのです。私は常からそう言ってきました。これは、嘘ではありません。じゃあ、夏にウールのセーター着てウインドブレーカーを着たらなぜ暑いのか?となりますね。「高断熱高気密だと夏暑いのでは?」という感覚とイメージの骨格は同じだと思います。ここで問題なのは、単に温度差をキープする「気密・断熱」だけではない要素が、影響していると言うことです。

 私たち人間の体温は36℃前後ですね。平熱から1℃上がっただけでも「今日は熱がある」と大騒ぎですから、人間とは本当にデリケートなものです。その体温をキープする為に、人は常に体外に発熱してバランスをとっています。言わばセーターとウインドブレーカーで気密・断熱した内側の人間は発熱体ですから、衣服の中は常に温度が足されている状態です。冬は裸だと逃げていく温度が着衣で極端に減り、暖かさをキープする方向に動くから良いのですが、夏は同じ性能が、廃熱の邪魔をして中の温度が上がると言うことなのです。夏は服を脱いで肌を露出して、時には皮膚を風に当てて、熱をとってもらうと涼しいということになります。

 さて、住まいに戻ると、同じ事で、住まいの中には発熱体の人間や他にも生活家電や照明器具と言った発熱体が沢山存在します。また、窓から入る日射も、冬は暖房負荷を下げてくれますが、諸刃の刃で温度を上げる方に働きます。つまり、断熱性能が良く逃げなければ、温度は上がる方へ働くのです。夏になったら、「断熱材を脱げれば都合が良い」というのは一見正論ですが、これはあくまで外気温が私たちにとって快適な範疇である場合です。ヒートアイランドや地球温暖化が叫ばれる今、夏の暑さは健康被害の元凶にもなるくらいの過酷さです。そんな中に裸で飛び出しても、暑いものは暑い、そう思いませんか?つまり「気密・断熱」は温度差キープの技術ですが、快適の為にはもう少し、知恵が必要なのです。(つづく)

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