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メンテナンスは苦痛か...。3

 私の建築YA修行の原点は、京都での社寺建築会社の設計部がスタートです。何百年と風雪に耐えた建築の傍らにいた若かりし頃の時間は、まさにその後の自分にとって宝物だと思っています。何百年も維持できている社寺仏閣は、それでは元来メンテナンスフリーの素材で作られ、耐性のある鉄壁の建築か?と言われれば、その答えはNOなのです。昔のことですから、素材は殆ど天然由来の素材ばかりです。それを大切にメンテナンスをしながら温存しているということなのです。日本最古の斑鳩の法隆寺の廻廊に並ぶ美しい円柱を見て歩くと、半日でも一日でもそこにいたくなります。時の職能が、近しい木目の材木を切り出して、まるでパッチワークのように傷んだ部分を欠き取って埋木をしているのです。国宝と個人の住まいを十把一絡げにするわけにはいきませんが、本来の木造住宅のあり方も、そう言うものがベースだと思わないではいられません。

 建築は、メンテナンスが前提です。なるべく傷まない、メンテナンスしやすいという価値観の工夫は充分に必要ですが、メンテナンスフリーはあり得ない。もっと言えば、メンテナンスを愉しめるような仕掛けがなければならないのではないかと思います。高度成長期以降のスクラップアンドビルドは、建てては壊しですからメンテナンスの概念は抜け落ちています。また、「お金で買って消費する」という価値観に他なりませんから、メンテナンスが苦痛で損得勘定で言えば「損」なことになってしまいます。決定的にここから変えていかなければ、住まいは建てても幸福ではないのです。(つづく)

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