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メンテナンスは苦痛か...。4

 さて、メンテナンスが悪者扱いされて、「フリー」であるほうが望ましいと言うイメージを払拭していかなければならないと思います。もちろん、フリーなんて「まやかし」であり得ないという事も伝えていかなくてはなりません。「メンテナンスフリー」を謳うものほど、劣化し始めると見るも無惨なことのほうが多いのです。例えば、床の輪ジミがよくお話に出ます。自然塗料やオイル系のもので仕上げると、どうしても濡れたバケツなどを放置しておくと床の輪ジミは避けられません。それが嫌ならウレタン塗装(UVと書かれてあることが多いですね)をするのですが、これが本当に良いかどうかです。無垢の木の床は、木を感じる足触りが気持ちよいのですが、ウレタン塗装で塗膜を作った瞬間にその心地よさはなくなります。つまり皆さんはウレタンを日々踏む事になります。塗膜は傷つけば白けた傷になりますし、熱で変色もします。どうにも傷が入ればその塗膜を全部はがさないと次のことが出来ないのです。含浸性の塗料やオイルは、真新しさは戻りませんが、逆に塗り込んでいくほどに他にはない味が出てきます。時間経過が、古ぼけて醜いものではなく、時間を重ねた味わいになってくるのです。木部のウレタン塗装がメンテナンスフリーだと思えば、そうでもない。挙げ句の果てに最初から、木を愉しめないとしたら、本末転倒ではないかと私などは思います。メンテナンスに関しては、何だかこの手のお話が多いです。設定を10年と考えるか、50年で考えるかで、全く展開の違うお話しになってしまいます。この価値観の変換と、メンテナンスを愉しむ動機を育てていかなければならないのだと思います。日本人は、近年あらゆることで使い捨てに慣れ過ぎてしまいました。一見そのほうが楽ですが、ずっとつけを残して今日まで来ているようにも思います。「使い捨て」つまり消費で考えるにはあまりにも大きな環境負荷とコストを伴う住まいを、社会資産として育てていくことがこれからは大切だと思います。(つづく)

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