建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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災害と快適 3
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     巨大な火力発電所が緊急停止した事が発端で起こった今回の北海道のブラックアウトは、私たちの都市インフラの脆弱性を現実として見せつける事になりました。瞬間的な停電ではなく、数日に渡る停電は、現代の私たちの暮らしを混乱させるには充分なインパクトで、今でもその影響で苦しまれている方達も少なくありません。原発を動かせば良いなどという暴論が出ていますが、今回の停電でも、泊原発は冷却電源が緊急状態に陥り、ディーゼルによる予備電源での冷却でしばらく凌いだ訳ですから、こんな危なっかしいものが代替になる訳ありません。問題は、なるべく細やかな、小規模な供給体制の複合体の方が、手当てしやすいという事なのだと思います。

     今回のような停電の場合、数日間ハイテク住設の恩恵がない場合に効いてくるのは、基本的な気密・断熱性能です。そしてそうなった場合、中途半端なものでは効かない。そう思います。私は常日頃、数字だけではなくて実感として住まい手が「省エネ」や「快適」を実感できる計点は、HEAT20のG2クレードがベースだと言っていますが、このポイントが災害時にも実力を発揮出来るレベルだと思うのです。勿論、電力供給が止まれば冷暖房が止まり、換気システムが止まりますから、内部は基本的な「気熱・断熱性能」だけが頼りとなります。開口部による自然換気がどれほど上手く働くかは、パッシブデザインの妙と言う事になりますから、数値データには現れない設計の上手さに掛るという事になります。複合的に考えて、まだまだ高いと考えられているG2グレードになって、やっとバランスが整ってくると言う事だと思います。

     ここまでの事がわかっても、いまだギリギリの性能で住まいが増殖していっていますので、なんとかしたいと切に思います。(つづく)

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