建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
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この夏の総決算「エコハウスの実力」2
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     竣工したばかりの福津のU邸は、延べ坪40坪弱のの大屋根の外観の1階に一部2階のロフト部屋がついているといったプランです。極めて開放的な間取りですが、工事途中で断熱強化の設計変更を行い、外皮性能UA値は0.26レベル。2階のロフト部屋に設置した、以前のマンション時代にお使いだったエアコンを移設して、効率よく空気を循環させる工夫を随所に設ける事によって、この1台で室温を保つ計算としました。ロフト部屋は通常1階と殆ど開放的につながっていて、うまく行けば温度ムラも少ないと想定できたのです。ご入居以来、余り窓を開けての自然通風はされる事なく、この酷暑を凌がれました。ざっと御伺いした室温は28℃前後、夜はそれでも肌寒く感じるくらいだということでした。室温はもとより、天井・壁・床がその温度について来ている空間の快適度が良く現れていると思います。輻射の影響が極めて少ないので、夏、高い温度でも不快に感じずに暮らす事が可能なのです。冬はこの逆です。やはり、かなり一般よりは低い温度で満足度が出てくるのではないかと思います。U邸は、大屋根に、9.5KWの太陽光発電パネルを搭載しています。竣工時、日中エアコンをかけながらパワコンのモニターは、0.4kw/h程度を消費しながら、9kw/hほどの電気を作っている状態でした。何処まで行ってもプラスエナジーのエコハウスです。いまだパッテリーは搭載しておりませんが、良いものが出始めれば、バッテリー搭載も想定されています。そうなれば、自己消費型のオフグリッドも夢ではありません。日頃私が言っている消費を絞る事が何より最優先、その後に創エネを順序よく進めていけば結果がついてくるという実例となりました。こうなると、ご家族の暮らしの消費エネルギーは創エネといち早く相殺され、売電中はプラスを生み出しつづけ、オフグリッドも手中の住まいだと言う事になります。(つづく)

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