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「家」が「住まい」に進化する時。3

 日本の住宅業界が、性能の数値化に目覚め、走ることは悪いことではありません。むしろ歓迎するべき進化だと思います。私は常日頃からそう言いつづけていますが、ただ、住まいはそれだけではない。そうとも言えるのです。これからおそらく、あらゆる家造りは、何らかの性能数値の表示が必須という時代になって行くのでしょう。ただそれは、崇高な住まいづくりのゴールなどでもなんでもなく、真っ当な家づくりのスタートに過ぎないと言うことです。これまでそう言うものさしがなかったことが異常だったのです。これからは、そのものさしを当てて、まずはどれくらいの性能の家なのかと言うことから始まる。そうとらえたいです。魔法瓶のような単なる性能の良い「箱」を創るのであれば、規格サイズを決めてより多くの量産をするほうがコストも安くなるし(決して今の量産住宅は安くなってはいませんが)一番良いと思います。しかしそうではないところがあるから、住まいだと言えるかもしれません。全体のボトムアップとして、量産住宅の家造りのレベルを上げて行く必要性(もっともっと上げるべきです)はもちろんのことですが、それが大満足のゴールではないことも自明だと思うのです。ともすると、ものさしが出来たことによって、他のことを一切語らず、性能データばかりが一人歩きするきらいがなくもありません。住まい手であるご自身が勉強されて、その数値で品定めすることも悪くはありませんが、わかりやすく見えるがゆえに、それだけになって他のことが語られなくなってしまうことは、本末転倒のような気がしてしまいます。

 性能の担保は、当然の大前提として、プロに安心してまかせればよい時代を切望しますが、実はその上で、どんな暮らしをするための、住まい手自身のための住まいと言う部分をもっともっと深く掘り下げて行くべきだと思わないではいられません。住まいづくりにおいて、性能の担保は基本のき、大変重要な要素ではありますが、要素のひとつでしかありません。性能担保が出来ていないものは論外として、出来たものの中で厳選していく必要があるのです。(つづく)

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