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「家」が「住まい」に進化する時。5

 一見、普段言いつづけていることと真逆なようなことのように聞こえますが、実は、これが本来到達すべき部分ではないかと思ったりします。性能の良い家が、作られるようになってきたら、今度はその家を単なる高性能な箱から、あなたのための住まいにしていかなければなりません。終の住処だと思い買い求めた「家」が「家電品と同じただこれまでよりちょっと高性能なだけの、やっぱり十数年で劣化するこれまでの販売住宅と同じではなかったか」とならないためにも、この部分は押さえておきたいと思いました。皆さんが最近知識に明るくなり始めた、外皮性能や気密性能の数値を、日々心に受け止め感じながらの暮らしなんて実はありません。むしろそんなことは埋没してしまいそうなくらい、暮らしには雑多な要素が満載になります。ベースとして、それらの性能が担保されているこということは、むしろ意識しない、考えないで良いという安心のためなのです。暑い寒いで煩わされない。結露で嫌な思いをしない。そんなためなのです。性能のものさしを使うと言うことは、まさに、そういうことに頓着しないで済むように、創る時点で精一杯やるべきことをやっておくということだと思います。そう考えると、じゃあ「どんな住まいに住みたいですか?」と問われた時のあなたが創造する住まいの要素から、「性能」は前提条件にしてしまって、もっと別のことを語ろうではありませんか。きっと住まいの性能は「家」としての前提条件。そこにあなたの温度のある暮らしが展開されてきて、個性が生まれ、愛着が出て、本来の唯一無二のあなたのためだけの住まいになるのではないかと思います。

 私たちは理想の住まいを創造するために、いつも性能の担保の話をします。それは、余りにもこの国の住まいがその点についてまだまだ発展途上だからです。随分世の中は変わり、性能のことを語る人は増えてきました。ただ弊害もあります。すごく中途半端なものをあたかも高性能のように語ったり、逆に住まい手のほうが、住まいづくりはもうそれオンリーでそれさえクリアすれば良いという感じで他は度返しで数値データのみを追いかけたりという、少々本末転倒なことも起きているのです。きっとこれから少しずつ、本来の姿になって行くのだとは思いますが、まだまだ混迷の時は続きます。そのためにも、住まいづくりを始められる住まい手の皆さんは、まず性能をちゃんと担保できるプロのパートナーを捜し出して巡り会えたら、あとはどんな暮らしを実現させるかということに集中されるといいと思います。高性能な箱が、あなたのためだけの暮らしのベースとなる理想の住まいになって行くと思います。あなたの理想の住まいは、本来、高性能のもっと先にあるのではないかと思います。これからも多いに、そこを語り合いませんか。(おわり)

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