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小さく豊かに暮らす住まいはいかがでしょうか。2

 まず、お話を進めて行く大本の問題として、今の日本の住まいは根本的に温熱性能が足りません。地球温暖化の影響か、年々過激化する気象現象に対応するには、本当に脆弱なものだといわざるを得ないのです。国民性として、国が決めている事にはすこぶる従順で、国が「省エネ」などという言葉を使えばそれで充分だと思い、護送船団方式と昔から言いますが、大手企業がそのお先棒をかついで連呼すれば、それで良いと思ってしまいがちな我々ですが、住まいの性能を国境を越えて俯瞰で眺めれば、先進国よりも30年くらい遅れていると言わざるを得ないのです。今年の始めに、国交省は性能を全棟義務化する(それもたいした性能ではありませんでしたが)方針を一気に後退させました。どんな圧力が加わったのか推して知るべしですが、要は真面目に省エネを推進しようという世界の流れとは、若干ニュアンスの違った動きがまだまだこの国にはあるのです。ここでわかって頂きたいのは、この国の「省エネ基準」というレベルは、まさに住まい手が死なない「安全基準」と呼び変えて良いレベルの基準です。ここに到達したからと言って、快適とか省エネとかいうレベルにはまだ遠いと言わざるを得ない。業界が省エネを叫んでも、私には少し空しく感じてしまうのはその部分です。

 さて、超高性能と言われるレベルにしなければ、省エネや快適のレベルには達しないのですが、指針として今あるのはHEAT20のG2レベル当たりのグレードだと判断しています。これがボーダーライン。これまでの部分間欠空調と比べて、全館連続空調がほぼプラマイゼロの消費でまかなえるレベルと書いてあります。弊社ではこれを下限レベルと定めていますが、巷ではまだまだ全くそのレベル以下でも省エネ省エネと連呼しているものが多いのです。ましてや高機能設備をサイボーグのように取り付けて、あげくに太陽光パネルを乗せて「省エネ住宅」の一丁上がりとやられては、コストばかりが掛かってそれでしまう事もしばしばです。この矛盾に惑わされる事なく、バランスを見ながら長い時間スパンで住まいを考える事が大切だと思うのです。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
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