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小さく豊かに暮らす住まいはいかがでしょうか。5

 この稿の最後です。今、この国の住まいは坪単価という概念と、一般の固定化された個室+LDKのイメージから、本末転倒なのですが予算を理由に性能のを本来必要なものに押し上げることを躊躇っているという変な状況です。何度も言いますが、この国の住まいの温熱性能は、先進国の中でも周回遅れで遅れている現状です。字面では、エコとか省エネという言葉が飛び交っていますが、実情は全く足りていません。業界もその都度適当な落としどころを探しているかのように、一気に上げていかない方向に動きがちなのは、小出しにして何度も住まいを建てなくてはならない負のルーティンに誘い込んでいるようで納得がいきません。確かに高耐久になって、何度も建てなくても大満足の快適が手に入ったら、住宅産業は成り立たないかもしれない。ただ、なぜそれが悪いのでしょうか。悪いと言うのは、産業としての経済の視点から見ただけの考え方。住まい手にとっては早くそう言う住まいへの移行が望まれるのです。

 一昨年は29坪の終の住処を作りましたが、現在福岡市内で建設中の小住宅は、27坪弱の住まいです。大人が4人ないしは5人で暮らされます。お仕事のお話があったとき、ご家族の以前のお住まいはまさに卓袱台を中心としたようなアットホームな暮らしでした。ご家族が皆すごく仲良く、4、50年前のこの国の人々の大多数がそうしていたような暮らしぶりでした。私はそこに一筋の光明を見いだした気がしたのです。ひとつ屋根の下に暮らす家族と言うものの原点を見たような気がしました。プライバシーを整理し、なおかつ機能を練り、そしてかつてのアットホームな暮らしを再構築した結果、そう延べ床は27坪弱。それで充分な規模となりました。もしかしたらレアなケースかもしれないし、逆に皆忘れてしまっているけれどもこんな暮らしがしたかったと再発見の住まいにもなっているかもしれません。7月の半ばにオープンハウスを行いますが、皆さんの反応が愉しみです。

 性能を上げる予算がないと言いながら、夏、灼熱地獄になる2階を作るのをやめませんか。冬寒くて茶の間にこもらなければならない住まいを作るのをやめませんか。ゆとりがあれば良いですが、なければ必要なものから積み上げて行きませんか?今回の実例を見ても、選択肢は無限大です。今殆どの人が知らない、「本当の快適」を、真摯に提供していきたいと思わないではいられません。(おわり)

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| 住まいづくりのヒント | 07:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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