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下り坂の時代に建てる次世代に繋げる住まい。5

 さて、この国の大手ハウスメーカーが消費文化の象徴として、汎用性と言う無個性な住宅を大量生産する時代ははっきり言ってもうとうに終っています。これからは、お隣さんと同じであることで安心する感覚から卒業して、自分の暮らしを見つめたそれぞれのための個性豊かな住まいの構築が望まれるのだと思います。20年やそこらで建て直しを余儀なくされ、しかもエネルギー効率が悪い基礎性能が出来ていない家が溢れ、「知らない」ということで未だそんな家をこれからも建てようとしている事例があとを絶たない現状は、何とか変えていかなければならないと思うのです。

 すでに何度も書きましたが、エネルギー効率をもっと上げながら、ごく小さなエネルギーで快適なすまいの空間を作る技術はすでにあります。言い換えれば皆さんがまだほとんど知らない。それだけです。あるいは、知っていてもそれは希有な高級事例だと始めから諦めているという事もあります。ただ、諦めて、あとえば15%の予算を付けずに20年の寿命の家を建てたとしても、それは果たして得なことでしょうか。そう、事例からすれば何倍もの金額差はありません。そのし15%で20年の倍も2.5倍も快適を担保する暮らしを失って、自分にも、そして悪化の一途をたどる環境にも良くない住まいに住むことが私としてはどうしても辛いのです。

 弊社では、だったら更新できる仕上げについてはエコノミーなものを選択して先々更新していこうと予算削減に望みます。これまでの2割減の規模の住まいに賢く暮らすための提案などで格闘しています。皆さんが、これまで以上により深く考えることで、きっとそう言う住まいに出会えるのです。

 また、とある大手超高性能メーカーは「日本一の性能の住宅」を豪語します。営業マニュアルにそう書いてある節がありますが、全国に増え続けている認定パッシブハウスは彼らが特異とする皆さんの前に並べる性能数値でも大きく別世界を構築していますし、全国のお仲間が建てているニアリーパッシブの超高性能は、当然のごとくそれらの性能を大きく上回ります。8年前に弊社が手がけた認定パッシブハウス「福岡パッシブハウス」も当然の事です。何をもって日本一と言われるかわかりませんが、「数をもって」とか、「ハウスメーカーの中では」という前置きがあれば嘘ではないかもしれません。ただ、初めて超高性能のお話しをたまたまそこで聞かれた方はそう信じてしまいますから罪作りなものです。防災を謳い、水も漏らさないと実験パフォーマンスをご紹介していますが、先の北部九州豪雨で窓上に浸水した弊社の22年前の仕事でも浸水はありませんでした。つまり、そのレベルは複合的に超高性能であれば当り前なのです。U値C値は性能をあらわしますが、それだけでは性能の良い魔法瓶と言うだけです。それをどちら向きに、どんな開口率で、どういう気候条件でとんな規模でという様々な要素と、更に言えばあなたがどんな暮らしをしたいかと言うことが大前提の住まいですから、性能が比較的これまでの量産住宅より良いと言うだけで一択だと盲信してしまうのは問題だと思います。

 これからは、無思考の一見便利よりも、自ら様々なことを考えて、唯一無二のあなたの暮らしを開花させる時代だとは思いませんか?私はそのために、これからも皆さんとタッグを組んでいきたいと思います。(おわり)

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