CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
SEO対策
解析
MOBILE
qrcode
ARCHIVES
CATEGORIES
<< 住まいのバランス「コストと快適と性能」3 | main | 住まいのバランス「コストと快適と性能」5 >>
住まいのバランス「コストと快適と性能」4

 外皮性能が良い事は、省エネ住宅の大前提ではあるけれども、それは第一歩であり全てではないと書きました。問題は、どんな気候条件のどんな形状の土地に、どっち向きに窓を穿ち、太陽の力を借りながら冬を暮らし、夏はそれを遮り無駄な熱を取り込まないで暮らす知恵が必要なのです。統一間取り、統一仕様の限界はそこにあり、大手メーカーでは絶対に出来ない住まいづくりと言え事が出来るかもしれません。パッシブデザインと言う言葉もよく使われるようになりましたが、そう言う要素を配慮しない外皮だけの性能は、少しパランスに欠けると言わざるを得ません。住まいの熱性能が高度化すればするほど、室内環境はデリケートなものになって、「強化断熱した箱をポンと置きました」的な性能の魅せ方は、ちょっと実態とはずれてしまう危険性を孕んでいるのです。つまり、高性能化するほどに、規格住宅ではなく、個別の土地に練り上げて建てられるカスタムオーダーの必要性が出て来ると言う事が出来ます。生涯に一度建てられる住まいですから、それくらい手間をかけても良いと私などは思い、一棟一棟に時間を使い企画立案をしています。

 快適性の中には、温熱のストレスがない事は大前提ですが、またそればかりでもありません。実は地の利やその場所の風土、社会と住まい手の関わり方、周辺地域との親和性あらゆる要素が複合的にあなたの暮らしの快適性を決めていきます。安直に余り何も考えず、性能が良いと喧伝される箱のような気各住宅をそこに置くだけでは、理想的な住まいづくりとはまだ少し距離があるような気がしてなりません。

 人口減少と少子高齢化で国の規模が少し小さくなる方向へ進まざるを得ないこの国にあって、時間の流れを少し減速させるような感覚は必要ではないかなと思うのですが、スクラップアンドビルドは安直に建てられる分だけ安直に壊されます。ここからどうやってシフトしていくかが、この国の緊急の課題だといつも想うのです。(つづく)

JUGEMテーマ:建築

◆↓読まれたらココをポチッとお願いします!

にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ
にほんブログ村

※あなたのPC・スマホからのワンクリックが励みです。笑

 ←ここも!ここも!

| 住まいづくりのヒント | 07:30 | comments(0) | - |
コメント
コメントする