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快適のお値段 2

 よく、冷暖房を考える時に、昔、先輩たちから、「暖かい、寒いじゃダメ!寒くない、暑くないにしないと」と言われました。冒頭でお話ししました、一過性の刺激である快適の認識は、やがて刺激となり不快となってしまいます。玄関先で眼鏡が曇るほどに暖かい部屋は、外から入って来るとほっとしますが、やがて一枚脱ぎ二枚脱ぎ、着衣量の調整範囲を超えると汗ばんで不快になります。逆にうだるような暑さの中、キンキンに冷えた部屋は本当に気持のようものですが、やがて芯から冷えて頭が痛いと言う状態になってしまうのです。この、突出した刺激をなるべくなくしていく事は、持続的な快適という定義に近づいていくのではないかと思います。過ぎたるは及ばざるが如しと昔から言いますが、そのちょっと引いた絶妙なバランスを整える事が出来れば良いと言う訳です。

 このためには、冷暖房で室温をキープする事は勿論ですが、床・壁・天井の面の温度をそれに見合った温度に合わせていくという住まいそのものの基本性能が問われているのです。私たちは包まれている空気そのものの温度を皮膚で感じると同時に、囲まれている面の温度をほう射(輻射)で感じていますから、この部分をバランスよく整えないとついつい力任せの室温調整となってしまいます。つまり、温度を上げすぎない、下げすぎない優しい温度にしていくためには、躯体の根本的な基本性能が必須と言う事になるのです。

 ここまで書くとお分かりかと思いますが、日本の住まいはこの躯体の基本性能が決定的に足りません。だから面温度が外気の影響をモロに受けてついて来ない。だから無理矢理、温度を冷暖房で力任せに作らなければならない。だから優しくないと言う事になってしまうのです。エアコンの空調で、冬、過乾燥で不快だったり、気流感が嫌だったり、夏の冷房で設定温度が低すぎて芯から冷えてしまい不快だったりというこういう現象は、このように躯体性能から受ける体感温度の部分を、室温で無理に補わなければならないから起こる状態なのです。もう少し優しい方が快適ですね。(つづく)

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