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梅雨のジメジメ対策に窓を閉じる。…閉じれているか? 4

 気密・水密性能でいえばドアタイプ、閉じることができても熱が漏れては何もなりませんから樹脂ないしは高性能木製というのがこれからの窓としては標準的に考えなければならないと思います。アルミサッシの引き違いをどうしても使うのは、長きにわたる慣習以外の他に理由がみあたりません。見るからに欧米のデザインをつまみながらもここは変えない住宅がいまだに多いのもそういう理由からかもしれません。また、これから必要となってくる性能を担保しようとすれば樹脂スペーサー(ガラスの間隔を確保するために縁に挟むものかつては熱伝導率が高い金属でした。)のトリプルガラスが標準となってきていて、先進国ではペアガラスの生産が終了するほど標準として流通しています。空気も熱も通さない窓で、開けるときは意図に応じで開けることができて、閉じるときにしっかりと閉じれる窓でなければ性能が語れないということをご理解いただければと思います。エアコンに頼る夏、窓の漏れはエネルギーの漏れだというわけです。

 最近、自分の仕事ではもう25年以上前に見切りをつけているので、樹脂トリプルが標準になっていて現状を知らずにお話をしていると、まだアルミを使われているところもありますし、引き違いを多用している住まいもまだまだ新築で一般的なようです。また「複合」という徒花のようなカテゴリーが出来てしまうのもこの国独特ですが、やがて「窓」はいくところまで高性能化しなければならないのは自明のことですから、古い事に囚われて騙されないようにしなければならないと思います。(つづく)

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