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Google Earth(グーグル・アース)について
 近頃とんと見なくなったが、空をと飛ぶ夢は実に気持ちのよいものだ。決まって夜の風景が多い。俗に言う幽体離脱のように、スウッと肉体から離れたかと思うと、どんどん視点が上昇し、空に浮かんでいく。我が家の屋根が見え小さくなっていき、福岡上空にいたる。最初はきりもみ状態で、自分でバランスを取る事が出来ず焦ってしまうが、やがてコツが掴めてくると手足を調整しながら滑空するということになる。現実には見た事もないのだから夢の中の辻褄合わせだとは思うが、リアルな夜景を俯瞰で見ながら、夜空を思いのままに滑空するのはまるでピーターパンのようでそのへんの絶叫マシーンよりも変な恐怖もなく余程爽快である。望んでみれるものではないが、出来る事ならばまた見たい。
 東海大学の坂田俊文教授と言えば衛星画像解析の世界的な権威であると言う。先日彼がテレビで紹介していたというのが、グーグル・アースというフリーソフトである。まだβ版という事で、どんなものかと思いきや、完全にはまってしまった。少しスペックの良いパソコンとブロードバンド環境が必須だが、このソフト、私が再び見てみたい空の旅を疑似体験させてくれる。立ち上げるとまずは地球が現れて、好みの場所に照準を合わせてクローズアップを重ねていくと、凄い凄い、何処までも降りていき、やがては我が家の屋上やいつも車を止めている駐車スペースまでが確認出来るまでおりていく。また少し浮かび上がり、今度は道路沿いに下って事務所の場所まで行くと、やはり屋根まで確認出来る。上昇すれば地球に戻り、思わず今度は奈良の法隆寺の伽藍配置を上空から確認し、パリのルーブルからエトワール広場へと続くシャンゼリゼを辿ったりした。β版のせいか、場所によってはにじんでクローズアップしない場所もあるし、映像はリアルタイムではないが、夢のような世界である。
 昔、確か「ガイアシンフォニー」という映画の中で、海岸沿いでレジャーシートに横たわる男性からグングンカメラが離れていき、やがて地球の映像に至るという数分のシーンがあって、とても感動したのを覚えているが、あの経験が自分でも出来るのである。どういう意図でフリーでこのようなソフトが提供されるのか良くわからないが、本来軍事目的であったインターネットがこれほど地球という星をグローバルにしていったように、このソフトもおそらく最初は軍事目的であったと思われる精巧な衛星映像を、地球規模に張り合わせて、広く万人に開放する事により、私たちに地球人としての認識を高め、平和を訴えているようにも思えてくる。
 以前から、立体地球儀や、出来れば起伏がリアルに描かれている国境の希薄な地図を見るのが何よりも楽しみだった。地図の上で旅が出来る。普段なかなか思い切って旅に出る程の時間を作る事は難しいけれど、想像の中の旅は煮詰まった自分の想像力をリセット活性化してくれる効用がある。これからは、しばらくはこのソフトを使って、夜な夜なスーパーマンのように空を飛ぶ旅に出れそうである。高所恐怖症の方でも、絶対安全であるのだから、一度飛んでみる事をお薦めしたい。

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| エッセイ | 09:06 | comments(0) | trackbacks(2) |
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