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御礼 本年もありがとうございました
 4月から始め、5月から毎日更新を続けてきたこのブログも、漸く越年です。今まで読んでくれた方、お世話になりました。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。延べアクセス数も5万5千人を超えました。まだまだ続きます。乞うご期待!!
| エッセイ | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドラマ「結婚出来ない男」の再放送
 大晦日の本日、年末スペシャルと称してドラマ「結婚出来ない男」の再放送が放映されていた。阿部寛演じる建築デザイナーの一挙一動に抱腹絶倒したことを思い出した。幸いなことに私は20代の終わりに結婚したが、この主人公は職業柄か実に共感の持てる行動をするのである。締め切り間際の切迫した晩に、急に台所を隅々まで掃除したり、音楽に聴き入ったり、練り消しゴムを手で捏ねながら、感慨深げに何かを語ったり、あげればきりがない。まさか同業者共通の生態ということではないだろうが、身に覚えがあることだからおかしくて仕方ないのである。その風貌や仕草など、イケメンのあの阿部寛が、どことなく風采の上がらない部分を醸し出しているから絶妙だ。細かなディテールまでこだわった作りになっているだろうことは分かっているが、実家で歓談中に垣間見て、今日またひとつ発見してしまった。主人公がお隣の女の子のうちで及ばれしているシーンである。座卓を挟んで話しているが、阿部寛が猫背にからだを丸くして、ふと見ると正座している。背筋を伸ばした正式な姿勢でなく何となくべちゃっと座っている。普通はあぐらをかくだろうが、これも演出なのか、はたまた阿部寛の工夫なのか、何度見ても奥深い。
 あと数時間で今年も終わると言う所だが、普段見ないテレビドラマの中で今年はこれが何よりも印象的だったと思う。笑
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| エッセイ | 18:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゆく年来る年 晴天の空に
 いよいよ押し迫った。福岡は穏やかな晴天に恵まれ、心持ち静やかな年越しとなりそうだ。思えば今年は耐震偽装に始まり、建築に関わる者にとっては何らかの転換を世に迫られる年だったのかも知れない。どんな職業も、プロとしてのモラルが問われている。今年話題になったのは、建築士、医師、教師、いわゆる士業という社会的責任の重い職種と警察官、省庁の職員といった公務員だったのではないだろうか。
 明治維新以降、新政府が目指した近代国家以来、走り続けた日本の社会システムが経年劣化を起こし、爛熟する文化の揺らぎにあおられて、根幹となる指針を失い道しるべもなく瞑想している。こんなに世の中が荒んでしまえば、過去の歴史は革命家を創り出し、血を流すこともいとわずに刷新をはかろうと動くのだけれど、現代の世は、市民からその熱意すら奪ってしまっているようにも思えてしまう。
 私は漠然と、もの作りをする中に、人間本来が持ってといる活力と好奇心とそして未来へ転がる為のエネルギーを見いだせると思っているし、そう言う仕事に従事する自分を誇らしく思うし、浮遊する若者達にも、少しでも、この思いをお裾分けしたいと思っているものである。まだ、何も実現してはいないが、今年はそう言う意味で自分の岐路に小さな石を置いた。これまでなし得なかった高性能適正価格の住まいづくりの模索と、創造的な仕事を生業とする仲間とそうなりたいと願う若者のコミュニケーションの場の創設である。これから未来の自分と自分の周囲の道しるべとして。
 来年はその具体化の年としたい。穏やかな晴天は、私のはやる心持ちを鎮め、新しいスタートへ向けて私をニュートラルにしてくれる。きっとこの青空に、センスの良い飛行機雲を一本すーっと引きたいと思うのである。

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| エッセイ | 10:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
K邸工事報告 20 キッチンの据え付け
 年末も押し迫る日、K邸にはオリジナルキッチンの据え付けが行われました。弊社はキッチンも毎回図面を起こし、住まい手の好みに応じたキッチンを制作しています。今回は国産のガスコンベックにオーブン、ミーレの食器洗浄機を内蔵しました。オリジナルのキッチンであることの利点は、メーカー違いの機器が混在して採用出来ること、寸法がミリ単位で自由になること、そして何よりも格安であることです。シンク前は、足元を奥へへこませることに寄って、作業性や姿勢への配慮をしています。住まい手の細やかなニーズにお答えする大切なアイテムのひとつです。


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| 住まいづくり報告 | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
もういくつ寝ると....新しいカレンダー
 もういくつ寝るとなどと言う唄があるが、あといくらも寝ないで年が明けると思うと、夜寝ることも勿体なく、根からの貧乏性の私は一年使ったシステム手帳のカレンダーの差し替えなどに夜なべが続く。馬鹿な正確だが、生来好打から仕方がない。
 本当は、大晦日から元旦に掛けて、何が変わるというわけではないが、人間の感情の上で、昔から考えだした暦の節目を渡ることで、身も心も改まる感じがするから不思議だ。今年の手帳の使い方を振り返ると、私に取っては大きな変化の一年だった。春に学校を引き、設計事務所としての本来の業務の強化を念頭に、新しい工法の模索や新たな集いの模索と気忙しく動いた。殆どが種まきだから、収穫とはほど遠い。昨今は好景気と言いながらも、我々庶民には痩せた土地と言わざるを得ない。これからどうやって収穫をして行くのかが、来年に繋がって行く。
 今年意識したハイスペック適正コストの住まいづくりは、私の中にたくさんのアイデアを想像させ、今後の仕事の巾を持たせてくれた。これも新たな人々との出会いから産まれたことである。正しく、誰の為にもなることだと分かっていて信念を貫いても、昨今はコマーシャルが下手だったりすればなかなか認められない世の中だ。この一年を無駄にしないように、来年は猪突猛進、今年の流れを加速させたいものだと思う。
 月別の真新しいカレンダーを手帳に挟む。心温まり、もう鬼も笑わないだろうと来年に思いを馳せる。もーいーくつ寝ると、と口ずさみながら....。
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| エッセイ | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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