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桜のトンネル
 私の住む場所の目の前に、毎年見事な桜のトンネルが出来る。場所は梅光園と梅にまつわるエリアなのだが、なぜか昔から桜の木が多い。この季節になるとそれはそれは華やかで、並木道をふと見上げて立ち止まる人がよく目立つ。普段は黒々とした古木の幹が何気なく並ぶが色なのだが、この季節だけは息づいて心なしかその幹までもほんのり桜色に見える。少しビルが建て込み、近頃は、空気も悪くなったななどと考える事もあるのだが、この季節だけは少し贅沢な気分になってしまう。
 今年はタイミングが良かったおかげで、先日の雨の日も花びらを落とす事なく、今年は満開まで精一杯花びらを抱えたままでいてくれそうである。散り際の桜吹雪もまた,ニューヨークの凱旋パレードのように華やかだが、それはまだ先で良い。少しわがままを言わせてもらえば、風も雨ももう少しおとなしめにお願いしたいと言いたい。年に一度の可憐な瞬間だから、ぜひともそっと見守っていてほしいと思うのである。選挙の告示も始まり、陽気とともに少しノイジーになってきた。この街路を通る時、少しヴォリウムを下げるデリカシーがある立候補者がもしいたりしたら、私なら投票するんだけどなぁ,,,,。へんな事を考えながら、毎朝少し気分の良い桜のトンネルをくぐっている。

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| エッセイ | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
O邸工事報告 01 古屋解体
 福岡市城南区で建設予定だったO邸の工事がいよいよ始まりました。かつてこの土地にはOご夫妻が大家さんとしてお知り合いに賃貸していた築年数の古い2階建ての住宅が建っていました。奥の隣地はご夫妻の娘さんご家族の家、今後の事を考えると今は徒歩で少し距離のある場所に住んでいるけれど、娘のそばで暮らしたいというのが、今回の建設の動機でした。ご夫婦二人での生活ですが、娘さんともぐっと距離が近くなり、遠方におられる息子さんご家族が帰省する事もプランに盛り込まれた、にぎやかな場面が期待される終の住処の建設がこれから始まります。普請ごとは寿命を縮めると昔から良く言いますが、人生最後の大普請で逆に元気になってもらえるように、弊社としてはがんばりたいと考えています。
 まずは古屋の解体が進み、その敷地の全貌が露になりました。大変コンパクトな住まいとなりますが、いつものごとく髭マジック、狭さを感じさせない工夫と弊社の熱環境の快適性もふまえての住まい作りに邁進したいと思っています。幸いな事に、今回の現場は弊社ともほど近い場所。私などは建て込んで自動車の駐車もままならないエリアなので、季節も良くなるし、これから自転車での現場管理としたいと思っています。

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| 住まいづくり報告 | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
ロッキー・ザ・ファイナルとダイエット
 「ロッキー」のファイナルが公開されると、シルベスタ・スタローンが来日している模様をテレビが報じていた。言わずと知れたボクシングのサクセスストーリーをスタローンが演じる十八番(おはこ)の映画で、その後続編がいくつも作られた。学生の頃、封切られた「ロッキー」を見に行って、何だかその気になった事を覚えているが、シャドーボクシングのポーズをとったり、片手腕立てに挑戦した御同輩は多いのではないだろうか。「不屈の精神」という意味では、これ以上のお手本はない。余談だが、音楽「ロッキーのテーマ」は実は私が寮生活を送ったときの起床放送のテーマだったので、その気のないときは、悪いがあまり聴きたくない。朝の寝起きの何とも言えない切なさと、気分が重なり何とも憂鬱になるからだ。
 花粉症で、近頃ウォーキングを少しさぼり、おなか周りが気になる私としては、自己啓発の意味も込めて、映画を観に行こうかななどと馬鹿な事を考えてしまう。歩くくらいが関の山だが、せいぜい有酸素運動をして、皮下にたまったウエストポーチを脱ぎ去らなければならない。あのスタローンの変わらぬ体型を目の当たりにすればお恥ずかしい限りだが、夏までになんとかもう少し。無駄な抵抗かも知れないが....。
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| エッセイ | 15:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
桜の風景
 ポカポカ陽気に誘われて、桜見物も華やかである。福岡城址は、市内中心部でも貴重な緑地帯だが、堀端から石垣にそった一帯が桜桜で美しい。道行く人々もついつい立ち止まって、見上げては淡い桜色の花びらを青空に透かして見ている。桜の木の根元には、少し不似合いなレジャーシートや青い養生シートがこれまた花盛り、この陽気なら、確かに夜桜も楽しめるかも知れない。会社では、宴会部長の号令よろしく、新入社員たちが場所取りに忙しいのかも知れない。
 私たちが見ている桜のかなりのものは、実は明治以降に外来種を一斉に植栽したもので、その樹木の寿命が終わる時期がもう既に来ているという。桜は日本を代表する花であり、初めて聴くと耳を疑う感じだが、今後日本各地の桜の名所で、樹木の代替わりが進められなければならないと思うと、大変な事だと思ってしまう。
 街路のお弁当屋さんもいつもよりは売り上げが好調のようであり、桜の恩恵はしばらく続きそうであるが、愛でるばかりではなく、やはりこういう景観には保全の努力が必要なのだなぁと考えてしまう。桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿などと昔から良く言うが、少なくとも桜の木下で美酒にありつける皆さんたちには、くれぐれも小枝を手折ったりする事のない事を切にお願いしたいものである。

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| 社会・事件 | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
能登のヤセの断崖のこと
 一時期、2時間サスペンスドラマのラストシーンは、日本海側の崖っぷちで、警察官が遠巻きにする中、海原を背にして犯人が悲しい自供をはじめると言ったシーンとお決まりであったような気がする。その原典でもあると言える名作が、松本清張原作の「ゼロの焦点」である。小説も映画もあまりにも有名であるが、このラストシーンになっているのが今回の地震の地、能登金剛ヤセの断崖というところだそうだ。名前は知らなくても、映画やドラマの起用も多かったろうから、私たちの網膜には何かしら焼き付いていると思うのだが,それが今回の地震で大きく崩落して、当時の景観からすると様変わりしてしまったという。
 人の命や、街のライフラインの復興への願いの気持ちはもちろんだが、このような言わば文化的価値のある場所などの損失に対しても、大変残念に思い、心を痛めないではいられない。
 松本清張氏の作品では、先日も「点と線」の舞台となった東京駅13番線ホームや、福岡の香椎駅が当時の風景をとどめていなくなった事が話題になっていたが、こうやって風景も千変万化していくものなのだなと感じてしまう。人の息づかいの中で、新陳代謝は仕方ないが、できれば残せるものは残しておきたい。懐かしい風景が抜け落ちていくように亡くなる事は淋しい。年齢的なものなのか、若い頃はなかったそんなセンチメンタリズムに浸ってしまう事も近頃はしばしばである。
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| 社会・事件 | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
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