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O邸工事報告 19 基礎断熱
基礎の立ち上がりの部分と外周部に断熱材を固定していきます。かつてのシリーズではコンクリートの外側に断熱材を打ち込み仕上げを施してきましたが、このシリーズは内部側からの断熱としています。基礎の外側がベストである事は分かっているのですが、熱的に九州の気候では凍土スガモリの心配がない事などからコスト面でこの方法を採用しています。近年基礎周りのシロアリの被害も多く、基礎の外側とした場合、その防護策にまたコストがかかる為です。九州の場合、屋根断熱に関しては夏蒸れや輻射から次第に重装備になってきていますが、基礎に関しては適正な性能とコストパフォーマンスの追求から、落としどころを模索している最中です。

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| 住まいづくり報告 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
GWの博多どんたく
 世はまさにゴールデンウィークまっただ中だが、言うに及ばず私にはとんとご縁がない。事務所に籠城し追われている仕事に集中する事になりそうだが、この時期の福岡の都心部は人、人、人でごった返す「博多どんたく」があるから,私などもう何年も遊びに街を出歩いた事がない。新聞には、出足日本一の記事が踊る事が例年だが、リオのカーニバルよろしく企業のパレード合戦の体をなしている今のどんたくは、やはりエリア外の方をお迎えする都市のお祭りとして、全国区で名が売れて栄えているのかも知れないなどと思う。
 現在の福岡市は、かつて城下町の福岡と商人町の博多部とに別れていた。太閤検地以降、気骨な商人たち集団である博多と、その統治を徳川時代になって仰せつかり南の島津に対する三段構えとして赴任した黒田五十二万石の城下町とは、もしかすると、どことなく反目した空気を持っていたのかも知れない。古くはお城に商人たちが松囃子で練り歩きながらお年賀をしたのが起源というが、黒田の時代になってからは、一年に一度、お殿様が、博多商人を城下町に迎え入れ無礼講を許し交流を深めたのが「どんたく」のもとだという。「どんたく」は、オランダの「ゾンターク」休日を意味する言葉だというから異国情緒も相まって人々のお祭り気分は盛り上がる。
 私の子供の頃のどんたくは、当時まだ走っていた路面電車のイルミネーション、「花電車」と、「ボンチ可愛ヤ、ネンネしな」の松囃子、そしてユーモラスなお面をかぶって洒落を連発する「博多にわか」という印象だった。夕暮れ時から街に繰り出し、渡辺通を練る花電車の光のパレードは子供心にも何だかワクワクと胸躍るものがあった。
 当時の風景は少しばかり色あせて、セピア色に感じる。今はアジアの交流都市福岡の国際的なお祭りである。路面電車もなくなり、イルミネーションはバスに変わった。松囃子は軽快なカーニバルの音楽、博多にわかは中央から下ってくるバラエティー芸人と言ったところだろうか。いずれにしても、お祭りに興じる春のうきうき感に変わりはないのだろうが。
 今年は埃も立たないテレビ中継で我慢するとするか.... 。
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| エッセイ | 08:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
O邸工事報告 18 下地ボード完了
言うまでもなく、銀色に輝く外観ではありませんが、このアルミコーティングを施した発砲系の厚さわずか6ミリのボードがこの住まいの断熱性能気密性能を格段に向上する要です。あとにも先にもO邸が銀色に輝くのはこの時ばかり、この上に,空気の流れを作る通気層が形成され、外壁が形成されていきます。一般的に木造よりも手間のかかる作業ですが、夏涼しく冬暖かい住まい環境の実現には、実は最終的には目に触れないこのような工程が大切なのです。

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| 住まいづくり報告 | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
O邸工事報告 17 中間検査
現在の建築基準法下では、木造住宅の場合、屋根工事が終わった段階での中間検査が義務づけられています。今回O邸は中間検査を迎えました。軸組の筋交いの位置や金物の取り付け状況、敷地と建物の関係などが検査官によってチェックされていきます。今回は下屋が周囲を取り巻く木造としては少し複雑な形状をしている為に金物の取り付け位置に関して数点の指導がありましたが、それ以外は難なくクリア。是正箇所もその場で修正し写真撮影をし提出で問題ないという事になりました。いよいよこれで、構造的なお墨付きがいただけましたので、断熱工事や内外装工事の段階に入っていきます。

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| 住まいづくり報告 | 18:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
真夜中のFMラジオ
 近頃仕事が混んでいて、深夜のラジオとお友達である。日付変更線前には帰宅しようと試みるがなかなか叶わず、車に乗り込むと丁度12時。あの決め台詞でジェットストリームが流れている。伊武雅刀の声は相変わらずいい。今週はビッグバンドジャズの特集だった。
 若い頃から、ラジオはFMを良く聞く。聞き始めた頃はエアーチェックと言ってラジオでかかる曲を手持ちのモノーラルのラジカセで録音してそれを聞くというのが当たり前だった。だから、音楽番組のパーソナリティーは曲にナレーションがかぶらないものだった。「それでは、お届けします」などと言ったあとにわずかな間があってイントロが始まるというのが普通だったが、最近は気ぜわしい世の中を反映してかFMもずいぶんとバラエテスー化して、一局フルに妨害もなくかけるなどという事は本当にまれになってきた。一体どこからが曲でどこまで続くのかわからない。それはそれで格好よいのかも知れないが、時代遅れな私としては、何とも馴染みにくい。
 そこをいくと、ジェットストリームは未だに昔のスタイルを守っている。すばらしい声が淡々と夜間飛行と称した番組を進行していく。私たちが若い頃は城卓也さん、未だにセンスの良い番組はいくつかあるが、これもまた一つである。普段はトリオかカルテットくらいの小編成のバンドのJAZZばかりを聞いているから、ピッグバンドJAZZは、学生時代の昔を思い出す、懐かしい響きだった。A トレイン、イン・ザ・ムード、茶色の小ビン、ムーンライトセレナーデなど、あげればきりがない。聞くばかりではなく、当時こういったスタンダードな曲は下手な利にプラスバンドのお決まりの演奏曲だったのだ。秋吉敏子バンドのAトレインが,軽快なスウィングで迫ってくる。真夜中なのに、何だかワクワクしてしまう。
 近頃は、ノイズのないステレオのデジタル音源というのが当たり前だが、かつての音よりも心に響きにくいのは何故だろう。ふと、考えながら伊武機長の音楽の夜間飛行に酔いしれるのだった。
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| 音楽・アート | 07:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
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