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若者たちへ...。
JUGEMテーマ:学問・学校

 「お父さんの仕事は?」と聞かれて、明快な回答が返って来る子供たちがどれほどいるのだろう。サラリーマンというひとくくりで、早朝から深夜まで帰って来ず、たまの休みとなればリビングのソファーでダラッとしている父親像は、彼らにはどう映っているのだろう。きっと、ニートであるとか目標も定まらず浮遊している若者たちには、良きにつけ悪しきにつけ職能の輪郭を定める基準に希薄なのではないかと思う。我が家の娘などは、幼くして父親の仕事を明快に答え、その煩瑣さと利の薄さに、建築YAにだけはならないと宣言しているが、まぁ、そう言う意味では、逆の意味でそう言う基準を示せている事は少なからず彼女に貢献できて良かったと思うのである。
 社会全体が、あぶくのようなものを結構いい加減に転がしていて、どう言う仕事をしてどう言う対価が与えられるかと言う基準が、本当に読めなくなってしまっている。紙幣などと言うものも、実は単なる紙切れで、みんなが厳格な価値を捜し始めれば紙切れに戻るように、あぶくにまみれる事でかろうじて全体が成り立っているから、仕方ないのも知れない。
 少なからず、私は教え子たちに、自分の仕事と自分のもがきを、素直に見せて来たような気がする。その背中をみて育った彼らはたくましく、見ていてもこちらがうらやましくなるほどに清々しい。私などは、純粋だった頃の事を思い起こさせてくれる格好の機会だから、彼らと触れる事はとても有り難いが、きっと社会全体がそういうコミュニティーにかけている。
 彼らへの処方箋は、大人が大人ぶらないで、ありのままを背中越しに見せてあげながら、自分の中で充実する事なのではないかと思うのである。「こっちも楽しくやるから、君らも楽しみなさい」そう言いたくて仕方がない。「Next One!!(次を見てくれ)」振り返り様にウインクでも出来たら最高なのだが...。
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| 若者・教育 | 13:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
香川の殺人事件とメディアを想う。
JUGEMテーマ:コラム

 香川の祖母と孫の殺人事件は、犯人が逮捕され3人の痛ましい遺体が発見され、やるせない形だが事件は一定の終息へ向かおうとしている。この事件において、捜査が進む以前に、あたかも犯人を特定するかのような書き込みを自らのブログにした女性タレントが活動を停止し、ワイドショーの大物司会者の少し偏ったこれまでの発言が物議を醸している。
 たとえば、私が日々こうして書き綴っているブログにしても、それがたわいもない戯れ言であるにしても、それを読んでくださる方がいる限りひとつのメディアであり、それなりの公平性と正確さが問われていると想うのである。厳格に何か注意している訳ではないが、出来るだけ個人攻撃はしない事、巨大メディアが複数取り上げた事を基準にお話をする事、私感についてはあくまで私感だとことわってから綴るなどを心がけている。一度、ボクシングの亀田戦の事を書いた時に、詳しい方から表現と現実のギャップをご指摘いただいたが、なるほどと感謝し訂正させていただいた。
 かりそめにも、影響力の大きな芸能人の類いの方達が、ものを言うと言う事は、大変な事なのだなと思ってしまう。最近は、少しばかり不確実でも、先行して報じれば他を圧倒できるという風潮が強いのだろうか、勇み足のこう言う問題も少なくない。確かに、憶測が当たれば、スクープであるし、言う通りだったと言う事になる。私が何をほざいても、世の中の影響などとるに足らないものかも知れないが、飛ぶ鳥落とす勢いの人気パーソナリティーでは訳が違う。
 そう言う御仁には、もっと、なかなか広まらない良い事を、沢山広めてもらいたいのである。例えば、「住まいづくりはお近くの設計事務所に頼んで始めよう」とか...。ダメだ。この方は大手ハウスメーカーのCMに出られている。ご自分も、あのメーカーで建てるのだろうか。多分答えは違うとは想うのだが....。
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| 社会・事件 | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
「捨てる」ということ...。
JUGEMテーマ:コラム

 年末の声が聞こえて来ると、一年の垢と言うか、仕事場の雑多なものをどうやって思い切って捨てるかと言う事が頭の中をよぎって来る。ふと、書類棚に立てている茶封筒を開けると、そのときとったカタログの類いで、今では全く必要のないものが、案外場所をとっている事も少なくない。「捨てる」ことは、執着の多い私には、何だか身を切られる思いがして苦痛だが、眼をつぶって思い切って捨てると心がすっきりする。
 中でも本とCDだけは、どんな事があっても捨てられないが、それ以外のものに関しては出来るかぎり持たない事を心がけている。それでも何だか溜まるから、人間と言うものは本当に悩ましい動物である。いつもシンプルに、心豊かにと思っても、馬鹿馬鹿しいが何だか増える。「ボストンバックひとつで暮らしたい」とは、私のお客様が打ち合わせの中で言われた名言だが、煩悩だらけの私には、まだまだその境地にはほど遠いようである。煩悩の数は108つと言う事になっているらしいが、今年の除夜の鐘までには、事務所も身軽にしなければならない...。
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| エッセイ | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
忘年会の一発芸...。
JUGEMテーマ:コラム

 私は先に予言しておく。貴方の会社の中にも、今年の忘年会の一発芸で、いきなりパンツいっちょになって地団駄踏んで「そんなの関係ねー」って叫ぶやつが、きっとひとりくらいいる事を(笑)...。しかし小島よしおの体脂肪率5パーセントを真似できている人がどれほどいるかは疑問である。 
 私はこの手の宴会の芸披露は若い頃から苦手で、逃げ場がないといえば良いのか自分だけ何もしないのは非難されるし、あの「一気飲み」と同じくコミュニケーションの暴力といった感じが否めない。私の若い頃のそう言う場面では、芸のないやつはその辺の柱にしがみついて、「ミーンミーン」と蝉の真似事をする。到底似ているとか似ていないというレベルの見せ物であるわけないから、芸のない苦し紛れに絶叫して「ミーンミーン」と言うのを面白がるのである。私も決まって泣いていた。
 まあ、年に一度の無礼講の場だから、たいていの事は許されるのだろうが、出来ればKYと呼ばれないように、その雰囲気にあったネタを仕込みたい。しかし、奥ゆかしくてそう言う事に不得意な方への無理じゅうは慎みたいものである...。
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| エッセイ | 07:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
接待パラダイス防衛省を想う...。
JUGEMテーマ:政治

 ニュースに踊る防衛相守屋前次官の接待まみれの実体は、何とも浮世離れしていて、飽きれるばかりである。どこかよその独裁国家のことではないだろうかと思ってしまうほどである。その大胆さは、その接待がどう言う見返りのためのものかがぼやけて分からないほどに慢性化していた。おそらくは民間企業のVIPても、こんな待遇はそうそうないであろう。一回が数千万とも言う妻を伴ったゴルフ旅行を繰り返し、山田洋行側に何らかの便宜を測らなければ、一体なんの接待なのだろう。子供が考えても分かるが、案外、舞台の前に表立った「大臣」の影にいるナンバーツーへの権力の集中は、防衛省ばかりではないような気がして仕方がない。
 政治が心もとなく、政権交代や内閣改造が頻繁に行なわれる昨今の大臣ポストは、政党や派閥間の力関係の調整ポストと成り下がっていて、実は次官クラスのこのポストが本当の意味での影の実力者と言う事だろうか。防衛相のみならず、このての問題が他にはないか、是非ともチェックしてほしいものである。
 歴史を振り返っても、1000年以上も昔から、日本は官僚パラダイスである。まさかと思えば今も尚、上り詰めればこんなに旨味があるものなのかと飽きれるが、かたや税金の二重取り三重取りに喘ぐ小市民の感覚からはあまりにもかけ離れて切なくなってしまうほどである。「防衛」という、言わば声高に語る事をはばかった省庁にいつの間にかはびこった汚点の露呈と言える。政治家も、官僚も好き勝手で信じられなければ、我々は何を信じ、この「国」に住めば良いと言うのだろうか。 
 まったくもって、建築は偽装で、医療は薬害、年金も当てにならず、国防も怪しいとなれば、私たちは僅かばかりのしもた屋(普通の家)に武装して立てこもるくらいしか、道はないようである...。
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| 社会・事件 | 17:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
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