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中国の農薬入り餃子を想う...。
JUGEMテーマ:社会の出来事

 中国産の冷凍餃子に農薬が混入して食した人に被害が出ている。食品の安全と言う暮らしに密着した信頼がどんどん崩れ去っていく。
 加工食品は、パッケージの表示を信じる以外ほとんど何処産の何が使われているかなどということは判別しがたい。いつかの段ボール肉まんではないけれども、食品以外のものが混ざっていても分からないものがあるかも知れない。外国で、しかるべき検査機関を通すことなく輸入される加工食品などはまさにそう言う意味では鈍な危険が隠れているか分からない。たとえば、パッケージがなんとなくご当地風で、イラストの印刷などが素朴であれば、私などはなんとなく当地に思いを馳せることが出来て、本物感が漂い、むしろ美味しさを手伝うような気がしているのだが、このようなことが起こると、好奇心より自制心の方が勝ってしまう。
 人間は、何かを食べていかなければ生きていけない。ここまで自給率が落ちてしまっている我が国の食料事情を思えば、不安材料がこれからどんどん明るみに出て来てしまいそうだ。たとえば地球上のすべての人が、無農薬の安全な野菜をまんべんなく食べることは不可能かも知れない。経済にものを言わせて、世界中から食材をかき集める日本の有様に、警告が促されているようで仕方ない。住まいの提案でも、屋根でニラを栽培しようとか、花壇より畑などと提案しなければならない時期に来ているのかも知れない。
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| 社会・事件 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
迷走する確認申請...。
JUGEMテーマ:建築

 建物を建てようとする時にどうしても避けて通れないのが諸官庁とやり取りする確認申請手続きであるが、法改正以来の迷走はまだ続き惨憺たる状態である。
 弊社でも何度も暗礁に乗り上げそうな手続きを継続しているが、何の為に誰のためにこの我慢大会をやっているのか不毛でやるせない。そもそも確認申請とは何かと言う原点に立ち返れば、国民の安全と健康そして財産を確保する方に、持つと知恵を使えばと思わないではいられない。先日も、指示通りのことをやって、確認済証が既にそこに降りていて、受理すれば済む状態の申請について、たまたま声をかけて来た主事の一声で、受付後の微細な修正についても電話連絡ではダメで公文書を発行し訂正すると言う手続きにしなければならないので、担当と協議するので今日は渡せないと言う。遠方から来ていることを延べてもそんなことは彼らには関係ないらしい。そのことが、既に訂正を施し不備のない手続きの中で何の意味をなすのかが分からない。指示に従ってフローを進めているのに、と少しばかり恨み言を言うと、完璧な書類でないとこう言うことになるから以後気をつけた方が良いと注意を受ける始末。完璧なものを常に出すのならば、彼らは何の確認申請業務をするのか、ほとほと呆れてしまった。
 確かに法改正以降の法律はそうであると思うが、運用するのは血の流れている人間である。取り扱う人間の裁量と言うものがすべてを円滑にする筈なのだが、期待は薄そうだ。こんな不毛なことを続けていて、コストに跳ね返れば、泣くのは消費者である。何の為の法律なのか、根本から考える必要があるのではないのだろうか...。
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| 住まいづくりのヒント | 14:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
ハウスメーカーの耐震強度不足問題...。
JUGEMテーマ:建築

 兵庫県尼崎のハウスメーカー「ファースト住建」が販売した2階建て木造住宅529棟で耐震上の壁の量が足りなかったり、バランスが悪いなどの不備が発覚したと言う。またマスコミが声高に報道すると、いよいよもって煩雑な諸官庁手続きが
さらに複雑化するのではと憂鬱になって来る。
 木造住宅の場合、床面積と立面上の見附面積などから、耐震と風などに耐えうる建物となる為に一定量の筋交いなどが入った構造上有効な壁の量が定められている。またその壁の偏りがないようにバランスをチェックする方法も義務づけられて、さほど難しくない計算式に当てはめてチェックしていくのだが、今回の事件、いずれもセ左傾会社の計算ミスだと言うが、またしても業界に落とす影は小さくない。
 耐震偽装以降、建設業界は大打撃を受けて、現在経済全体にも大きく影響が懸念されるほどである。こう言うことがあると、チェック体制の強化などと安直に諸手続きを複雑化する。それも建物の安全性が向上したり全体として良くなれば良いのだが、そんなこととは無関係に、責任の所在が右往左往するだけの手続きの書類か増えるだけの不毛の煩雑さがこれ以上悪化すれば、完全に息の根が止まってしまいかねない。メディアは、責任を持って何が悪く、良いものと悪いものを明確に伝え、不安感をあおるばかりではなく、適切な業務を行なっている業界に対しては、生き残る支援を是非ともしてほしいと思わないではいられない...。
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| 社会・事件 | 07:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの換気について...。
JUGEMテーマ:建築

 現在の建築基準法では、窓を開けて外気を取り入れる自然換気だけではなくて、機械的に空気を入れ替える機械換気も義務づけされるようになった。まあ、無方策よりは概ね歓迎なのだが、では法律上合法である機械換気が、すべて本当に有効に働いているかと言えば甚だ怪しい現状があることは分かっていなければならない。スカスカの木造住宅に住まわれている方が良く、「家はスカスカだから換気し放題」などと言って笑われることがあるが、この言葉は実は真実ではない。すきま風が入って、裾寒く、暖房効率も悪いことと、有効に室内の空気が換気されているということとは、ある意味別問題であるのだ。専門用語で「ショートサーキット」と言うが、壁の周辺で激しく内側と外側の空気が入れ替わり、熱を奪ったり湿気を運んだりし不快極まりない現象が起きていて、たとえば部屋の真ん中の空気は、どんよりとひとつも動いていないということがままあるのである。
 換気は、空気のことを考えると結構難しいことなのである。換気扇を壁につけたからと言って、まんべんなく行なわれるかと言えばあながち槽でもないことが多い。適正な換気の知識によって、計画的に換気をしなければ改善は難しいのである。ここでも建築基準法の第1条の文言が耳に残る。
「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を...。」
 つまり、死なない程度の基準なのである。さて、あなたは誰に住まいの換気についてを委ねるだろうか...。
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| 住まいづくりのヒント | 10:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいのすきま風を止めるということ...。
JUGEMテーマ:建築

 住まいのすきま風を止めるということは、イメージとしてなんとなく寒くなくなると言うことは分かるが、実は効用はそれだけではない。室内の温度ムラが極端になくなる。たとえば一般的な空間では、吹き抜けの上と下での温度差はかなり広がるがそれが一定に近付く。空気は暖まると比重が軽くなるから、すきま風が出入りする空間では、冷えた空気が裾から入り、暖まった空気が上から抜けているので始終気流を作って上下で温度差が生まれるのだ。室内の温度差は結露などの好ましくない現象も起こしかねず、快適性をコントロールできなくなる。勝手にできる上昇気流は暖房すればするほど激しくなるので、暖房の効率も下がってしまう。
 すきま風を止めると、今度は計画的に室内の空気をコントロールし、気流を最小限に抑えて有効な換気をすることが出来る。
 一昔前は、気密などという言葉を使うと「ガス室をつくるのか?」と目くじらを立てる人も少なくなかった。そう言う人に限って換気は風任せ、全く無計画な空間を作ってたりした。今では有効な換気には、無駄なすきま風は邪魔であることが理解されて来た。断熱だなんだという前に、まずはすきま風を止める気密性能を出すことが、住まいの性能の向上の第一歩だと言えるのである...。
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| 住まいづくりのヒント | 07:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
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