2008.04.30 Wednesday
ガソリン税の再議決を憂う。
JUGEMテーマ:社会の出来事
ガソリンの暫定税率復活が衆議院で再可決された。誰も望まないことが平然と決まってしまう国会に、ただ唖然となるばかりだが、明日からリッター160円台の日々が始まる。政府の答弁を聞いていると、まるで官僚たちのお先棒を担ぐように、「財源の確保」に終始しているが、これまでの無駄遣いの責任や対策は一切聞こえて来ない。腹立たしい限りだが、この上は車の使用を制限するしか仕方がない。マイカーはまだしも、仕事車に関しては本当に深刻である。全てにおいて機動力にブレーキがかかれば、企業は停滞化し、内需が滞れば、最終的には税収が減るのではないだろうか。
何だか逆の言われ方ばかりだが、例えば、明確にマイカーと業務用車両を区別したうえで、暫定税率で道路財源を支えて来たこれまでの利用者に報いるように、原油価格の高騰による価格上昇の一部差額を税中に吸収したり、また、原油がだぶついて価格が下がった時に還元の一部を温存して税としたり、「暫定」とはそう言うものではないだろうか。少なくとも今、ガソリン価格は税金を上乗せすることを許す価格なのだろうか。
全くそう言う議論がなされない国会は、毎日巨額の予算を使いながら、何をしているというのだろう。今夜中に、満タンにしておこうかなどと悩みながらため息の出る話題である。 ◆応援よろしくね!!読んだらココをポチッとお願い!!→
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