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豚インフルエンザを想う...。
JUGEMテーマ:社会の出来事

 メキシコの豚インフルエンザが人感染しだし、世界の脅威となっている。タミフルやリレンザと言う従来の季節インフルエンザの特効薬が効くということで、ひと安心ではあるが、水際で感染を食い止めようと国際線の空港などでは対応に追われている。
 狂牛病から鳥インフルエンザと来て今度の豚インフルエンザ、考え過ぎかもしないが、食肉することを生まれながらの目的として飼育されている家畜動物のもの言わぬ反乱と思えなくもない。私などは、だからといって、明日からベジタリアンになるほど口奇麗でも、聖人でもないが、当たり前のようにスーパーに規格サイズの食肉がパックに入って常に売られているという現代社会において、少しばかりの後ろめたさを感じないではいられないのである。私たちは、他の命を頂いて自分の命を維持している。それは決して美しいことなどではなく、多分に残酷さを含むものである。この社会は、その自覚と表面化が最近特に希薄である。私は肉食を否定する者でもないし、これからもきっと止めないとは思うが、こういうことを契機に、身の回りの伏せられている事実を、普段麻痺してしまっている生身の動物としての真実を思い巡らすのも意味のあることなのかもしれないと思ったりするのである。
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| 社会・事件 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり...環境・エコは学ぶまでもなく...。
JUGEMテーマ:建築

 最近のニュースで踊る半分ヤケクソとも思える政府の経済支援策は。大きく環境・エコ分野に舵取りをして、スクラツプアンドビルドに徹して来た支援の矛先をクリーンに演出するのに躍起である。少しあざとい感じがしないでもないが、それでも土建立国からの脱却の一策としては、私は好ましいことではないかと思うのである。
 政治家の意図は別として、このことで国民の意識が高まり、環境・エコ先進国への名乗りを実を含んだ本物にすれば良いと思うのてある。兎角現代の日本人は芝居かがった大仕掛けを好む。ソーラーパネルや風力発電は勿論普及させるべきだが、それと同時にかつての身近な知恵も復活させたい。幕末、開国したばかりの日本の風景は、列強諸外国の人びとにはすこぶる衛生的で理に叶っていて、民衆は皆穏やかでまさにユートピアだったと言う。今の日本にその片鱗がどれほど残っているかわからないが、当時の諸外国を大きく追い抜いて、変に近代化してしまった感も拭えない。かつての江戸は世界最高の人口密度にあって完全なリサイクル都市であり、隅田川には鮎が泳いでいたという事実は案外しられていない。
 先進と言われるドイツに学ばずとも、かつての日本は環境・エコ先進の区にだった。私たちはそんなところにももう一度目を向けるべきである。
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| 住まいづくりのヒント | 06:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
昭和の日...。
JUGEMテーマ:社会の出来事

 本格的なGWの始まりの今日は、「昭和の日」なのだと言う。すでに過去のものだと言うことはわかっていても、この元号に産まれた者にとっては、歴史の一ページとして扱われると何となく違和感が残らないでもない。
 しかし考えてみれば、もう平成も21年、東京オリンピックや大阪の万博が高度成長の象徴として歴史の教科書に載っていても不思議はないのかも知れない。平成生まれの成人も増えてくるから、そのうち私たちが「明治生まれの気骨のある老人」などと形容していたように、「昭和生まれの...」と言われる日もそう遠くない。考えてみれば、昭和という時代は大きく三つに分類して戦前、そして敗戦後、そして高度成長期と激動の時代を送りながら、なんとなく「もの」や「こと」は足りなかったかもしれないが、「希望」はふんだんにあったように思う。平成は昭和と言う渇望の時代の惰性でもの・ことが満ちてからの苦難を背負っているようにも思われる。
 しかし、あまり昭和を名残惜しんでも単なる懐古趣味のネガティブな発想だ。ものが満ちて来た限りは、その内容や実の部分をこれから熟していかなければならない。馬車馬のように前だけみていれば良かった昭和に、少しだけ嫉妬しながらも、あの頃のモチベーションを現実の中でどう産んでいくかということを模索する日々である。
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| 社会・事件 | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
管理建築士指定講習...。
JUGEMテーマ:建築

 現在、建築士事務所には必ず、建築士免許をもった建築士であり、かつ管理建築士と言う立場の者がひとりいるということになっている。弊社ではまさしく私がそうなのだが、あの、姉歯事件を受けて、昨年11月の建築士法改正で、管理建築士は3年に一度、指定講習を受講しなければならなくなった。建築士の指定講習とあわせて、普段忙殺され時間がただでさえ足りない者にとっては、大変な負担である。
 実は昨日はその講習日となっていて、私もその講習を受講して来た。朝9時半から4時半まで、びっしりとテキスト読み上げ形式の講義が続き、最後に1時間のペーパーテストがついている。このテストに合格して、受講終了とのことだ。丸一日の講義もテストも、この歳になれば拷問に等しく(笑)、会場で顔を合わせたご同業の知人たちと苦笑しながらの一日だった。
 内容は建築事務所の健全運営と管理建築士の職能の確認、紛争回避のための対応など、かなり細やかなものだった。感想としては、世の中が性善説から性悪説に転換して、有資格者である建築士とて、あまり信用されていないのだなという感じ。クライアントのことを考えて一所懸命邁進している者に取っては、しごく当然の事柄をここまで細やかに条文化し規制されると、不真面目な者が基準なのかとやるせなくなってしまう。
 ただ、改めて襟を正す一つのきっかけにはなるかも知れないとポジティブに考えりば、全く無意味なものだとも言えない感じもしてしまう。いずれにしても、もの・ことを一文一文文字にして、確認しなければならない世の中は少し窮屈である。「建築事務所に依頼すれば、間違いない」そう言われてこんなことが早くなくなるようにしなければならないと思う。さてさて、来月末の発表だと言うペーパーテストは大丈夫だったろうか...久々の学生のような心配が、脳裏の片隅に残る今朝の目覚めだった。
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| 住まいづくりのヒント | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり...家事動線以前。
JUGEMテーマ:建築

 「家事動線は出来るだけ短く...」とか「お掃除が簡単なように」というのは、昨今共働きの多い日本の主婦の皆さんの悲鳴なのかもしれない。経済的一役も担わなければならなくなっているこの不景気では、そんなことやっている暇はないと言うことなのかもしれない。ネガティブシンキングに、ただ素直に受け入れれば、只々コンパクトにこぢんまりとプランしなくてはならないのだけれども、果たしてそうだろうか。いい方を変えれば、「炊事も掃除も億劫になるような住まいが、果たして快適か...」と言うことである。
 愛着仕様に何だか磨いてお手入れしたくなる住まいこそが、本当の理想郷のような気がしてならない。誤解を恐れずに言えば、数十坪の住まいの家事動線が、そこ数十センチ縮まることよりは(勿論それは大切なことではあるけれども)、大切なものがあるような気がするのである。
 昨年完成した山口のS邸のお嬢ちゃんは、今年から幼稚園に通うおしゃまさんだが、私が伺って「お掃除手伝ってる?」というと、満面の笑みで彼女専用のぬか袋を持ち出し、カパのフローリングを磨き始める。いつもこうやってるよと....。家事動線以前のお話である....。
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| 住まいづくりのヒント | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
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