2009.04.30 Thursday
豚インフルエンザを想う...。
JUGEMテーマ:社会の出来事
メキシコの豚インフルエンザが人感染しだし、世界の脅威となっている。タミフルやリレンザと言う従来の季節インフルエンザの特効薬が効くということで、ひと安心ではあるが、水際で感染を食い止めようと国際線の空港などでは対応に追われている。
狂牛病から鳥インフルエンザと来て今度の豚インフルエンザ、考え過ぎかもしないが、食肉することを生まれながらの目的として飼育されている家畜動物のもの言わぬ反乱と思えなくもない。私などは、だからといって、明日からベジタリアンになるほど口奇麗でも、聖人でもないが、当たり前のようにスーパーに規格サイズの食肉がパックに入って常に売られているという現代社会において、少しばかりの後ろめたさを感じないではいられないのである。私たちは、他の命を頂いて自分の命を維持している。それは決して美しいことなどではなく、多分に残酷さを含むものである。この社会は、その自覚と表面化が最近特に希薄である。私は肉食を否定する者でもないし、これからもきっと止めないとは思うが、こういうことを契機に、身の回りの伏せられている事実を、普段麻痺してしまっている生身の動物としての真実を思い巡らすのも意味のあることなのかもしれないと思ったりするのである。
◆応援よろしくね!!読んだらココをポチッとお願い!!→
※あなたのPCからのワンクリックが励みです。笑