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エコな住まいづくり...。3

 もし、エコであることに何らかの優遇措置を与えるのならば、環境税を創設するのと同じように、逆に減税の対象とかれば良い。例えば2000万円の住宅を建てるのに、一律の消費税は重たくかかってきて、100万円の消費税がかかるから、この100万円を減税するほうが、30万ポイントだけど実質は手続き上の経費で20万ポイントあまりに目減りするあめ玉よりも、よほど清潔ではないだろうか。とにかくあめ玉政策は、そのあめ玉が欲しい、本来の目的とは全く無縁の輩が商売で暗躍するから、本来の目的は二の次になる。この政策でどれほど住宅分野てでエコロジーが進むのかはわからないが、20年も環境共生と住まいづくりに携わる者としては、少し冷静なスタンスで、淡々と一棟の住まいに思いを込めて行くしかないなと思わないで入られないのである。

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| 住まいづくりのヒント | 08:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
エコな住まいづくり...。2

 どうも昨今のエコブームは、国を挙げての経済浮揚の道具として扱われている部分が否めず、このことで一喜一憂している輩の面構えを見ていると、どうも環境のことなど考えていない人々も押し寄せてきていて、素直に喜べないのが正直な感想である。レイチェルカーソンの「沈黙の春」に代表する環境ホルモンなどの問題などが表沙汰になり、まだ日本でそれほど問題視されていなかったシックハウスの問題が私の仕事のテーマの一つになり始めたのはもう15年以上も前のお話である。ホルムアルデヒドを使わない建材や、自然塗料の使用など、お国に言われるまでもなく、良いものはいち早くとり入れてきた。今度のエコポイントは、要は省エネポイントで、断熱性能を次世代の四等級レベルに満たせばくれると言うポインドだから、「エコポイント」という名称にも適切かどうかという思いもなくはない。それくらい子の耳障りの良い言葉は、既に混乱と誤用のオンパレードなのだ。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 08:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
エコな住まいづくり...。1
 「エコロジー」と言う言葉を辞書で引くと、協議の意味では「生態学」という生物と環境との関係を取り扱う学問のことをさすそうだが、巷に飛び交う「エコ」はそれを縮めた和製英語で、本来の意味からどんどんひろがり、「地球に優しい」に象徴されるように環境負荷を与えないものの考え方のあらゆる部分で使われるから、ともすると本来の意味が希薄になっている部分も少なくない。
 エコポイントに代表される政府の景気浮揚策においても、何だか従来品よりも少しばかり性能的に省エネであったりするものを補助をつけてまで売りまくると言う発想は、どこが環境に優しいのだろうと思えなくもないのである。第二次の補正予算が通ったから、建築分野でもエコポイント制度が実施されるが、なんだか栄養になるとあめ玉を喰わえさせられて、気を良くしていると虫歯になりそうな気がしてならない。本来エコロジー的発想と、一番俗世の経済活性化を結んで発想することに問題があるように思うが、世の中に流れだから仕方ない。冷静に見守るしかないのかもしれない。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 07:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの収納のこと。3

 カリスマ主婦の収納術ではないけれども、忍者屋敷のような収納法をテレビで見ていると、ヒントは沢山あるがふと、ものを収納することを楽しんでいないか、本来ものは日常使うもので、そこにあっても良いような工夫、または最小限のもので良い工夫はしなければならないのではないかと思ったりする。私のお客様で「生涯ボストンバッグひとつで暮らしたい」と言われた強者がおられるが、そこまでストイックにはなれなくても、参考にするべきところはおおいにあると思うのである。とにかく収納も考えれば、限りあるヴォリウムの中の一部である。住まい手を圧迫し、沢山の坪単価を投入することをもう少し冷静に考えなければならない。昔、娘が飼っていたハムスターが、自分の巣の中にヒマワリの種をしこたま持ち込み、それを食べるでもなく本能のままにそうし続けている姿を見た時に、収納とはなくてはならないけれども、また際限のないものだと感じたことがある。かくいう私も今、本とCDと書類の山の中でこれを書いているが、もっとシンプルに暮らしたいと思わないではいられない。

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| 住まいづくりのヒント | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの収納のこと。2

 ここ数十年の日本は、ものを持つこと。よりたくさんのものを所有することが豊かであると言う発想で突き進んできた。家電品にあふれたアメリカの暮らしがお手本だったからである。しかし、日本人の本来の美学は、茶の湯の空間である数寄屋にもよく現れているが、素材感とミニマルなヴォリウムの中でどれだけ豊かさを表現するかと言うまさに「Less is More」なのである。こう言うご時世だから、あまりコストもかけられない住まいづくりに、収納と言うものは少しばかり慎重に考えなければならないかもしれない。「ものが沢山あるから、収納は目一杯とって欲しい。ものは隠したいから」と言われる住まいづくりで、目一杯収納をとって、その中にものが納まりきった例はあまりにも少ない。要は、収納に合わせて抑制したものの料で暮らせるかと言うことの方が重要である。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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