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マイホームドリーム...。4
  とかくなかなか夢の見れない世の中である。マイホームなんて、夢のまた夢だと言われる方も多いかもしれない。しかし、本当だろうか。私は新築だと限定せずとも、その空間の確保の方法は様々にあるようにも思うのである。
 国内の住宅戸数から見ても、在庫物件とも言える中古住宅はあふれている。もちろんのこと、それが全て使える者であるかどうかと言うと、おそらくは厳しい査定をしなければならないとは思うが、それでもゼロではない。住まいづくりは暮らし方の具現化であるから、今の暮らしから、お箸一膳、お茶碗ひとつを見直すことから始まっても良いと思うのである。そこに、一筋繋がっている伏線があれば、それはやがて住まいづくりへと繋がっていく。これはぶれないための夢の見方の有り様である。私は、何を食べて何を着て、どんな本を読みどんな音楽を聴き、どんな暮らしをしていくかという先に、どんな住まいかと言う命題があるように思う。そう考えると、あらゆる可能性を考えながら、厳しい世の中でも本来人間が求めていく最高の夢が、住まいへの夢のように思えて仕方がない。
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| 住まいづくりのヒント | 11:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
マイホームドリーム...。3
 眠ってみる夢は、どこまでもその人一人の夢である。しかし、マイホームについてみる夢は、住まい手家族が共有して持ち、やがて私たちのような立場の者も、作り手である職人さん一人一人も共有する夢である。その誰もが、何となく浮き浮きする。この感覚こそが、マイホームのためのエネルギーであって、それが盛り上がりつつ現実のマイホームに近づいていくことが理想の世界であることは言うまでもない。私たちは、夢の共有者として動くから、その感性の喜びはひとしおだし、売って終わりと言う感じでもないから、住まい手にも満足がいただけると言うことなのだと思う。
 夢は、語っている間は問題もなく楽しい限りである。
 ただ、実現させるためには多少なりとも苦痛もともない、根気切れと妥協の産物を前に、こんなはずではなかったと呆然とすると言う危険性もはらんでいる。私たちは、その部分で、なるべくならば苦痛を減らし、住まい手に住まいづくりの楽しい部分を存分に味わってもらうために、日夜努力したいと思う者である。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 11:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
マイホームドリーム...。2
 私が手がける住まいづくりは、決して万人向けの夢のかたちではないのかもしれない。おそらく皆さんが通う住宅展示場にあるものとは明らかにコンセプトが違うし、もしかすると一見あちらの方がきらびやかで、夢の具現化を手軽に見せてくれるのには親切だから、そこに帰結する方が多いのである。私には疑似体験していただくショールームもないし、住まい手が明確にインプット出来なければご提案の術もない。ただ、出来ることは、住まい手の語る夢をゆっくりと聞きながら、その夢を具現化するプロセスを共有していくことである。
 何だかいつまでも抽象的でわからないと言われる方には向かないかもしれないが、夢は必ず実現するために見るものである。そのためには、お仕着せのご用意はできない。その住まい手が語る夢を、ゆっくりと聞き分析し、優先順位を抽出しながら、空想の世界と現実を少しずつ近づけていく。そんな作業が私の仕事だ。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 17:31 | comments(2) | trackbacks(0) |
マイホームドリーム...。1
  人はなぜ、それほどまでに「マイホーム」と言うものに恋いこがれるのだろうか。狭い国土で、人口も減少傾向にあり、ストック社会をルザス国策からすれば、在庫あまりが見え隠れする昨今において、かつての高度成長期のように誰しも35年もローンを組んで住まいづくりをすると言う時代では既になくなってきているのかもしれない。
 ただ、それでも何となく建てたいのである。なんとかその欲望を満たそうと、五月晴れの休日ともなれば足しげく住宅展示場に通いつめ、メーカー比較もし、インターネットの得られる情報は出来る限りストックし、いよいよ自分はどんな住まいを建てるかと思いめぐらせば、土地探しから資金繰りとあまりにも厳しい現実とシビアに向き合わなければならなくて、時として折れそうである。私もそんな方たちを沢山拝見してきた。
 マイホームについての飽くなき夢は、私たちが家族と言う最小コロニーを形成し、生きていく動物としての本能のひとつなのかもしれない。巣作りを自らしないかわりに、展示場巡りは続くのである。
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| 住まいづくりのヒント | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 福岡W邸上棟 3
 W邸では、最近都市部ではめっきり少なくなったお披露目の「もちまき」をされると言うことで、夕刻それを聞きつけた子供たちやご近所の方たちが現場の前に集まってくれた。節分にいつも報道される古刹の舞台に立つ芸能人のごとく、Wご夫妻と子供たちが特設ステージに(笑)あがり、沢山用意されたお持ちやお菓子を上から投げる。歓声とともにそれを受け取る人々。あっという間ではあるが熱気に包まれた時間だった。
 これから屋根しまいまで終わると、大工さんも減り、こつこつと一日一日の地道な住まいづくりが戻ってくる。今回のW邸は8月の完成を目指してこれから工事が進められていく。プロセスまで含めて、住まい手たちにとってすばらしい住まいづくりになることを祈らないではいられない。
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| 住まいづくりのヒント | 06:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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