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2010年の住まいづくりを振り返る。2
 気運と言っては言い過ぎかもしれないが、この20年で私が確信してきた思い「住まいの快適性能とエコ・省エネについてのアプローチ」は同じ方向を向いている矛盾のない矢印て一本であると言うことを、より実戦に向けて押し進めて行くチャンスが到来していると言って良い。
 これまでも、住まいづくりの中でそれを語り、より快適性をもとめるテクニックが、同時に省エネであり、エコにつながるということを実践してきたが近年お客様にいただく賛同の声が次第に大きくなってくるのを感じないではいられないのである。この気にこれをもっと押し進めなければならないと、今年の仕事では少しその先駆けとしての実践を織り交ぜながら進めることに成功した。熱効率を意識したプランはもとより、今年は太陽光集熱パネルシステムによる暖房と給湯補助を組み込んだ。いろいろな先駆的な手法に挑戦し、進化を模索してきているのである。さてこれからどこへ行くかと言われれば、私は世界基準と言うものを意識し始めている。(つづく)
 
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| 住まいづくりのヒント | 12:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
2010年の住まいづくりを振り返る。1
 いよいよ大晦日である。思えば今年はただただ駆け抜けたと言う印象の一年だった。20年近く進めてきた高性能住宅の手法が、近年のエコ・省エネブームと共鳴して、これまでにない収穫の年となった。私自身は何が変わったと言う訳ではないのだが、世の中の方が少しずつ変わり始めていると言って良い。
 スクラップアンドビルドでとにかく建て続けることが「経済」を潤すと言う近代日本の姿が、いよいよ終焉を迎えて、持続可能なストック社会を真剣に模索しなければ、資源のない我が国は本当に衰退してしまう。そう言う気運が一気に高まってきているのである。麻生元首相が、その真意は定かではないが「200年住宅」口走って以来、国家的にもそういう方針を押し進められようとしているかに見える。第一には、産業革命以降の人類の反省として、地球環境にまで影響を及ぼしかねなくなってきた私たちの振る舞いを見直し始めなければならないのである。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
快適なエコをもとめて...。2
 快適性能と、省エネは矛盾しないと言うことは先に書いた。そしてその技術的な体系も徐々にではあるが整い始めてきている。そして、それが普及すればコストも下がってくると言うものである。ここでもうひとつ考えなければならないのが、それがエコかどうかと言うことである。省エネルギーであることは必ずしもエコであるとは限らない。一見省エネであると経済的効果を喜んでいても、実はそこに莫大な一次エネルギーを使っていて、ランニングコストよりもイニシャルのエネルギーの方が問題になると言うことも縦変な問題になってくる。どこを大枠として、エコや省エネを考えて行くかと言うことは大変難しいお話なのだが、最終的にはこの地球と言う小惑星の中での循環と言う観点から考えなければ、話が横道にそれてしまう懸念が産まれるのである。
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| 住まいづくりのヒント | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
快適なエコをもとめて...。
 20年前に、身の回りの木造住宅に深く疑問をもち、少しずつ改良を重ねてきたことを思えば、時代も変わったものである。最初は快適性への追求だったが、快適性能を追求することと、消費エネルギーを少なくすることとが何の矛盾もなく、むしろイコールであると言う気づきが次第に確信になった現在である。案外、このことが理解していただけない。変な話し、この季節に北海道の高性能住宅よりも、福岡のスカスカの家の方が大きなエネルギーを消費していることもざらなのである。いくら贅を尽くした大きな住まいを建てたところで、この時期、茶の間の小さな部屋に閉じこもって他の部屋は寒いからとこたつに入って動けない住まいはいくらでもある。外皮の部分の性能を確保すると言うことは、すなわち室内は角から角まで同じ環境の空間になるから、部屋どころかトイレもお風呂も同じ温度と言うことになるのである。お年寄りのヒートショックによる脳卒中などの死亡例は、実に住まいの性能が大きく関わっていると言える。快適で省エネな空間は、日本の住まいにとって今後必須条件なのである。
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| 住まいづくりのヒント | 08:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
楽しめる住まいかどうか...。3
 そう言っても、私たちはイエスマンでは決してない。住まい手の描いた夢を現実に引き寄せるためには、冷静にジャッジし、よりベターな方向へ水先案内しなければならない。そこが住まいづくりの面白いところで、例えば「デザイン」と言う言葉で表現しても、肉薄したディテールや素材の選択は私がしていても、そこには住まい手の思いがきちんと反映していなければならないと言う二人三脚の面が多々あるのである。
 だから御仕事と割り切っても、相性が悪いこの関係は成り立たないから、常にコミュニケーションを密にとって、まず自分と住まい手の良好な関係を築くことからはじめるのである。
 住まいはつくる段階から実際に住むまで、人間ひとりのキャパからすればあまりに大きなものだから、楽しくなければ不幸である。私は生涯で何十何百と住まいの合い判が出来る少しばかり得な立場で住まいづくりに携わっているが、この部分こそが実は重要だと思うのである。
 休みにビルダーのモデルルームに行ったら、その日のうちに始まった営業攻勢に根負けし、営業マンと夢膨らませて住まいづくりに着手すれば、営業マンは契約調印きり現れず、今度は強面の現場監督に言いたい事も言えずに、気がつけば不満だらけというお話も少なくない。勿論健全な引き継ぎをされるビルダーさんの方が大半だが、私たちはそう言う中で計画から工事、やがては住み始めてからも含めて、長いお付き合いで住まい手に楽しんでいただくお手伝いをする立場だと思ってる。JUGEMテーマ:建築
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| 住まいづくりのヒント | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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