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住まいと環境を考える会緊急召集。2
  住まいと環境を考える会はもう随分前に私も含めて発起人となり福岡で立ち上げた私的な勉強会である。事務局を務めてくださっていた発起人代表のA女史が急逝されてから、実質的な活動はなかなか難しく休会状態になっているが、年末年始などはそのA女史をしのんでの会が行われる集まる仲間たちである。発起当初の私達の目標は当時騒がれ始めていたシックハウス症候群や化学物質過敏症の実態を把握し、安全な住まいを提供すると言うことにあった。「健康な住まいを手に入れる本」の著者だった故高橋元さんなどを福岡にお呼びし、講演会なども主催した。あの頃の温度は集まってみると今も個々に残ってる。
 今回の震災に当たり、事務局のU氏は、「坂本さん、ねえ、なんかせんといられない」と熱く語り、私も同感と旧交を温めた。これから具体的にどう言う動きが出来るかはわからないが、全国各地のこう言う思いが、少しでも被災者のところに届けばと思う。また、社会活動を平常に行うことも、この国の力をそがないために重要であることもしっかりと確認し合った。
 まだ傷深い現地とのコンタクトが一日も早く行われることを望むばかりてある。
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| 住まいづくりのヒント | 12:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいと環境を考える会緊急召集。
  昨日も所属する勉強会のメンツで、今回の震災に対し我々の立場で何が出来るかと言う意見交換する会議を行った。今被災地にどう言う状況が起こっていて何が必要なのかと言う状況把握がなかなか難しい遠隔地で、差し伸べられる手はそれほど多くない。しかし、みんな何かに押されるようにそう言う気持ちが共有出来ることは嬉しいことだと思う。仮設住宅を一戸でもというお話も出たが、現実的に国交省が3万棟と言う建設規模でプレファブを建てると言っている以上、それに準ずるのものでは意味がないし、むしろそのプレファブに変わるものを模索している私としては、このところ考え続けているBOXinBOXの構想なども出させていただいた。メンバーの中で、各種財団につながりのある方達が、財団を通じて現地のニーズと対話することからと言うおはなしになり、そのニーズに応える形で何かしようと言うお話になった。こう言うことはそのタイミングと、ニーズとのマッチングが難しい。空回りして、自分たちの日常をむやみに乱し、のちのち人のお世話になるようでは本末転倒である。(つづく)
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| - | 08:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
建築YAとして出来ること。3

 きっと、被災者の方たちにも、様々なお立場の方たちがいて、すぐさまどんな者でも良いからとにかく仮設住宅に入りたいと言う方と、逆に孤独になりたくないと言う方もおられると思う。そう言う意味では是非とも、杓子定規ではなく個々の方たちの希望を十分に配慮した取り計らいがなされることを祈らないではいられない。現地の仮設と言う意味だけではなく、各地方の公営住宅などをベースに、被災者の方たちを受け入れる体制も整えていくべきなりのかもしれない。先日九州でも受け入れを表明している自治体が出る中、なかなか希望者が現れないと言う記事が載っていた。確かに東北の方たちに取って、九州は遠い見知らぬ土地である。ここは是非、架け橋になれる親類縁者が呼びかけて、同じ国内の遠慮のいらない地域だからと声かけなければならないのかもしれない。私も関東以東の知人とお話をする時には、ことあるごとに、もし九州に来られるならと、知っている空き家のお話など、変な世話を焼いてみたり、老婆心ながら声をかけたりしているのである。少しでも出来ることはしていきたい。そして、大前提として、いつもの自分の役割も、きちんと果たして仕事をしていかなければならないのである。JUGEMテーマ:建築

 
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| 住まいづくりのヒント | 10:42 | comments(2) | trackbacks(0) |
建築YAとして出来ること。2

 私に出来ることは、住まいづくりである。ご家族の話をよくよく聞きながら、そのご家族にぴったりの住まいをあつらえることである。

 仮設住宅もままならない人たちに、私に何が出来るかと言う思いがつのる。そんな中で、先日来、所属するパッシブハウスジャパンの森理事長と、危難施設内で使うための木造ブースのアイデアを練っていた。大空間の中に、数人の家族のプライバシーが守られるボックスを設置すると言うプランだ。3万棟の仮設住宅建設は、確かに数字上はそうなるのかもしれない。しかし、二次避難にしても寒冷地でどの程度のプレファブが建つのかその性能に関しては疑問が残る。第一プレファブは大半が後々はゴミだ。二次避難としては、今少し出来つつあるコミュニティーを引き継ぎ、家族間のプライバシーの確保に特化すれば、避難所の中を有効に箱割りし、むしろ予算を使うのならば、体育館などに本来ない、浴場やたりなて数のトイレなどを増設してはどうだろうか。まだまだ自立生活が出来るレベルにない方達には、物資も届きやすく、相互の目のある避難所の単位も、否定ばかりではなく少し良い部分もみていく必要があるのかもしれない。本当に家財も家族も一瞬にもぎ取られた方達に取って、ただただ自立生活のみが回答でないようにも思うからである。

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| 住まいづくりのヒント | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
建築YAとして出来ること。1

 イニシアティブのとれない政治下で秩序をもって難局に向かっている日本国民に、世界各地から賞賛の声が寄せていると言う。さらにはその日本人の中でも、粘り強い、辛抱強いとその気質を語られる東北の人々の表情はテレビの画面越しに見ても、同じ日本人として頭の下がる感じの方が多い。目の前で肉親を津波に流されてしまって行方不明のままだという方が、避難所で淡々とほかの方のお世話をしていたり、テレビのインタビューに朴訥に答えながら、静かな柔らかい態度でことに当たっているのを見ると、一刻も安らぐ時間を過ごしてもらえればと思わないではいられない。諸外国の評価の前段は、非常に恥ずかしいことなのだが、その政治家たちとて私達が推した同じ日本人だから、総合評価で随分と上の方が点を落としているなと言う感覚は免れない。下々の者の端くれとして、上を待っていてはどうにもならないから、なんとかしなければ始まらないと、遠く九州から手をこまねいている。方々の仲間たちとの意見交換で、少しずつ方法論を探っている。きっと日本国民のほとんどが、それぞれの立場で考え、少なからず被災地に手を差し伸べようとしているのだと思う。

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| 住まいづくりのヒント | 06:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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