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GWは家にいたい...!? 3
 ウッドデッキはリビングから庭への同尿部になり、リビングの面積を広く見せる効果があるし、庭の灌木は室内の窓から見える風景をひとつひとつアップグレードしてくれるのてある。郊外のペンションに自然を満喫しにいきたいなどと言う欲求は、だいぶアップグレードする。第一自分で育てるグリーンである。一本の山野草が愛おしく見えてくると言うものである。
 GWだから、どこかに脱出したいと言う気持ちはわからない訳ではない。しかし、折角だから「GWだから家でゆったり暮らしたい」と言う風になれば最高である。安くない買い物だから、休みにそこから逃げ出したいとはいささか作り手としては悲しいのである。出来ればたっぷり満足していただいて、折角だからゆっくり家に...と行ってほしいのである。住まいづくりをさせていただいて、お客様から、外出より家で暮らすことの方が増えたというお話を良く伺う。私は「しめた」と心で思っている。住まいのある形としては、そうありたいものである。
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| 住まいづくりのヒント | 11:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
GWは家にいたい...!? 2
 例えば、温泉好きな方であれば、お風呂を少し豊かにつくると言うことだけでも住まいはずっと魅力的になる。窓を開けて、少し坪に輪に視線を逃がすだけでも、ぐっと雰囲気は上がってくるのである。雰囲気が上がってくれば、何となくなんちゃって入浴剤でも癒されると言うものである。とかくバスユニットが多くなってきているお風呂であるが、こだわりのひと手間がその後の滞在時間と言うものをぐっと延ばしてくれるのかもしれない。最近クライアントとお話をしていて、良く伺うのはお風呂の要望てある。やはり皆さん現代社会に疲れていて、癒されたいのかもしれない。単なる人間洗濯機になってしまっているお家の浴室を少しだけアップグレードするだけでも、効果は大きいと言えるのである。日常にちょっと入魂すること、それで「お家にいたくなる」というものだ。例えば郊外に出かけたい方には、ウッドデッキとお手植えのガーデニングがおすすめである。私は俳優柳生博さんの八ヶ岳のガーデニングよろしく、「お庭を八ヶ岳に」とお話したりする。山野草と広葉樹の幼木を配置して、昔の剪定がいる庭とは一線を画した庭である。
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| 住まいづくりのヒント | 11:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
GWは家にいたい...!? 1

 ニュースでは、GWの民族大移動が伝えられて、新幹線の乗車率100%超えを報じている。この季節、どこへ行っても混雑していて休みに行楽に行っているのか、人ごみに遭遇しにいくのかわからないほどである。暦で休みと決まれば、混雑などものほどせずに果敢に行楽に出かけていくのも、根が生真面目な日本人を象徴していることなのかもしれない。「GWはお家にいたい」そう言わせることが出来れば、私達の仕事は成功だと言える。お家にないものを求めて、人々はアミューズメントパークに行き、温泉に行き、景色の美しいレストランに行くのである。その魅力をなんとか住まいの中に織り込めないかと言うのは、私の永遠のテーマである。とかく日本人は、住まいの中にそう言う要素を織り込んだり、遊び心をストレートに表現することに消極的である。自分で作り上げてそこで暮らす「巣」であるから、居心地のよい魅力的な住まいにすることは当然の欲求なのだが、日常とそう言うこととは別だという固定概念が根深いのかもしれないのである。シンプルに、簡素にと言うことは悪いことではない。むしろ供給過多の昨今のライフスタイルには今後一石を投じる可能性はあるかもしれない。しかし、それは心から満足していればと言うことである。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの遊び心...。3

 私は良くコルに習ってではないけれども、立体的な構成の中に単調になりがちの間取りを面白くする要素を埋め込むようにしている。例えば階段は、その家の面白さを決定づける大事な要素のひとつである。折り返し階段しかり、鉄砲階段しかり、上り下りにストレスを感じないことは当たり前だが、その上でもうひとつ、上りたくなったり下りたくなったりする階段を取り付けることに結構神経を使っているかもしれないのである。とかく部屋数と部屋の広さで比較対象が語られるが、全体の中で結構な面積を占有する階段や廊下と言うものをどうとらえていくかと言うことが重要に思えたりする。だからといって、それらの面積をケチると言うのは逆効果である。ギリギリの単なる昇降装置としての階段では、上階ののの面積を捨てるようなものである。どんなに快適でも、どんなに頑丈でも、人間は感情の動物である。その空間が飽きられれば、やがては自らの手で取り壊される憂き目に会ってしまいかねない。そう言う意味では、「あそびごころ」とでも言おうか。そう言う要素がたいへ重要になってくるのである。

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| 住まいづくりのヒント | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの遊び心...。2
  もう随分前に、パリのロッシュ邸を見学した時はその空間の豊かさを皮膚で感じる感動に酔いしれた。言わずと知れた巨匠ル・コルビュジェの設計した住宅だが、私はそれまでグラビアで見たモダニズムがどうしても魅力的に感じることが出来ずに、もやもやとパリに赴いたのであるが、現実に空間を体験してその霧は一気に晴れたのである。住空間の中に、あっけらかんと抜けた吹き抜けがあるかと思うと折り返し階段の中頃の踊り場が、その吹き抜けに向けて、ロミオとジュリエットのバルコニーのような高低差を楽しむことが出来るし、壁沿いの湾曲したスロープがあるかと思えば、空間上にブリッジになった廊下がかけられていたり、その立体的な面白さと言ったら感動的だったのである。それが、オーバースケールではない心地よいスケールでドラマチックに構成されているから、まだまだ様式建築華やかりしころに、こけ脅しの装飾を一切排してこんな豊かな空間を作り出した偉人の凄さに感心したものだった。とかく平面的な要素に終始する住空間にあって「あそびごころ」とは、立体感覚の中に込められるものなのかもしれない。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 11:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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