2011.05.31 Tuesday
住まいづくり報告 福岡パッシブハウス 断熱工事 7
福岡パッシブハウスには、2階の居室に一般的な平天井がない。いわゆる屋根勾配なりに大きく吹き抜けた空間か広がることになっている。いわゆる小屋裏は、普通の家では熱溜まりになって、夕方以降魔の三角地帯となって熱を室内におろしてくる何とも悪しきゾーンになるが、それがないのである。しっかりと断熱している住まいだから、外皮に囲まれた空間は精一杯使う。そういう発想である。そのためのと言っては何なのだが、30センチの断熱層がしっかりと夏の日射から室内を守ってくれるのである。この作業が完了すれば、いよいよ、パッシブ認定の要となる、C値の確保、気密工事が始まるのである。現場の志気も上がる。連日のムシムシと露特有の雨模様だが、室内は心なしかひんやりしている。まずこの断熱の性能を体感していくのは、これからの季節、職人さんたちなのかもしれないのである。
JUGEMテーマ:建築
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