2011.06.30 Thursday
福岡での住まいづくりを思う。3
笑い話にもならないが、私達は我慢してなにかをえているだろうか。例えば生産性の落ちるこの暑さを我慢しながら、節電や省エネにつながっていればまだその意味もあると言うものであるが、毛冷静に考えると、何の工夫もない住まいで、ただ暑さのみをしのいでいれば良いかというとそうではないのである。むしろ好かずの住まいで、ピーク時だけエアコンをフル稼働して暮らしていても、快適性が得られないばかりか、節電にも何もなっていない現状は打破しなければならないのである。
エネルギーロスをなくし、より快適に暮らすためには、住まいの作りを根本的に直していく必要がある。基礎性能であり、断熱・気密である。なかなかそのことがわからないと、いつまでもエネルギーロスの多い、不快な暮らしから脱却出来ない。夏こんなに暑くて、冬寒い福岡だからこそ、もっともっと緻密に考えなければならないのである。
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