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ジャパンホームショー
 所用で東京に来ている。ひとつは毎年ピックサイトで行われている、ジャパンホームショーに行く事と、ドイツパッシブ研究所の温熱解析ソフトPHPPの日本語版支援ソフトのリリースに伴うセミナーに参加するためだ。昨日パッシプハウスジャパンの賛助会員にむけての説明会に参加した。これまでのPHPPは英語版で、語学力に乏しい私には難解で歯が立たない部分が多かったのだが、この半年、森理事長松尾理事の監修のもとに開発が着々と進められて、このたびプレリリースの運びとなったのだ。操作性は驚くほど改善しているし、期待のソフトと言って良い。なかなかハードルの高い分野だが、見ている限りではこれから少し進められそうな気がしている。それにしても、例年にない淋しい感じのホームショーである。3.11の陰もこんなところに大きく落としているのだろうか。出展数も少なく、例年の活気は余り感じられない。ただ、省エネ分野に特化して考えれば、これまで輸入品しかなかったような細々しているものまで、続々と国産品の建材が開発されており、省エネをテーマとした高性能住宅への進化が、ここでも十分、感じられるようであった。JUGEMテーマ:建築
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| 住まいづくりのヒント | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
今の住まいに足りないもの...。5
 幸いなことに、私の周りにいるお客様は、ご自分の暮らしをしっかり見つめて住まいづくりをしようと考えて、私をパートナーに選んでくださっている方がほとんどだから、つくづく恵まれているなと思うのだが、社会全体を見つめると、そう言う事に対するリアリティーが著しく欠けている人々が少なくないということが社会全体におおきな影を落としているということが問題である。どんな暮らしをするかという命題がなくて、住まいづくりは語れない。何となく浮遊する暮らし、障害するべき仕事も見つからず、何のために生きているかも考えず、浮遊するように生きている。それはそれで、それだけで意味深いものと言えないでもないが、本能に突き動かされるようなエネルギーで巣作りをする人がどんどん減っているという事は、人間という「種」の荒廃の現れのひとつではないかと私などは思ってしまう。3.11がもたらしたテーマは、エコ・省エネという言葉を改めてリアリティーのあるものにするという事と、そしてもうひとつ、1/75秒であるという刹那、つまり一瞬の瞬間にどれだけ生きているという事を実感して生きていくかという事ではないかなと思ったりするのである。天変地異は人間の命などみじんのような扱いで瞬時に奪いさってしまう。どんな科学技術をもっても、この手の自然災害に対する防御には限度がある。こうなる可能性と言うものを思い知らされた私達は「今」をどう大切に生きるかということを学ばされるのである。
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| 住まいづくりのヒント | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
今の住まいに足りないもの...。4
 時々私はそう言う表現をするのだが、例えば日曜夕方定番の「サザエさん」の家族と住まいは、もうずいぶん現代社会とはズレを生じたものになっている。原作の時代はとうの昔だから仕方ないのかもしれないが、あのシチュエーションと似つかわしきご家族が、この世の中にどれほどいる事か、相違ないのではないかと思ったりする。
 庭付き一戸建てに二所帯三世代で暮らし、波平さんとマスオさんは、時折夕方の帰りが一緒になって駅前で一杯。船さんとサザエさんは専業主婦と言った設定である。共働きでないとやっていけない家族が今では増えているし、庭付き一戸建てなんて夢のまた夢と必死で生きている方が過半数だから、見方を変えれば、昔は一般大衆の代表だったようなサザエさん一家が、今の世の中には結構セレブに見えてくるのである。あの家のシーンにあるのは着流しのお父さんがでんと上座に変わり、食卓を囲む風景である。そう言う時間が取れている家族もどれくらいいるだろう。家を作るにしても、どう言うシチュエーションの暮らしを目標とするかによって変わってくるから大変だ。昨今は想定外の事が多いと言わざるを得ないのである。
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| 住まいづくりのヒント | 13:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
今の住まいに足りないもの...。3
  家長という言葉も何となく死語になりつつあるし、家族が皆並列で、何となくまとまりがなかったりする。それはそれで自由で良いのかもしれないが、住まいの軸となるものがないとならないような気がしてくる。
 高度成長期、その首座に座ったのはテレビだった。そのテレビに家族全員の視線が釘付けになり、みんな元気がよかった。それから多様化の波が訪れ、ビデオを見る人、テレビ番組をする人、ゲームをする人などと中心がいらない体制になりつつあるのである。
 個人と言うものが尊重されるのは良いことであるが、その分、民族とか国家とか、コミュ二ティーの最小単位としての「家族」と言うものが段々希薄な認識になりつつある。ただ、経済的な必然性や、法的な婚姻や血族というだけで、ひとつ屋根の下に住んでいるだけの人たちが、増えてきているのである。今回の震災で、「絆」というテーマのもの事が非常に多いが、一番に取り戻さなければならないのは、住まいの中にある絆の必然なのかもしれないのである。
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| 住まいづくりのヒント | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
オープンハウスイベントのお知らせ(音魂の会 in kanatake)
音魂の会(ヴァイオリニスト アテフ・ハリムさんを迎えてのホームコンサート)
来る10月4日(火)昨年末に完成した福岡市西区金武のT邸のオープンハウスと、それにともなうイベントとして「音魂(おとたま)の会」と銘打ってヴァイオリンコンサートを開催します。
ゲストは数年来の知人であるヴァイオリニスト アテフ・ハリムさん。ホールでのリサイタルが主な活動のアテフさんが、「坂本の作ったお宅で」と光栄にも来てくださいます。
アテフさんのヴァイオリンを数十人で独り占めするという贅沢は滅多に味わえない機会です。誰よりこの髭が楽しみにしていますが、日頃の感謝の気持ちも込めて、珠玉の音魂をお裾分けいたします。空間と音とは切っても切れない関係です。いい空気感で、いい音を。先着40様です、ご予約はお早めに。

【日時】オープンハウス PM5時〜6時半             コンサート開場 PM6時半〜7時
         開演 PM7〜8時の予定
              ●オープンハウス 無料
              ●コンサート   ¥1000-
※ 参加ご希望の方は右のバナーから弊社HPへ、CONTACT(お問い合わせページ)からメールかお電話でお申し込みください。
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| 住まいづくり報告 | 01:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
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